とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

どう描く!第3小学校の将来像(Ⅳ)

2015年08月10日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
こらからの公共施設整備は、必ず必要なものはなにか、限られた財源を投資するに値するものはなにか、あきらめなければならないものはなにかを検討して優先順位をつけることが避けて通れない課題です。

単に削減を目的とするものではなく、島本町としてなにを大事にするのか選択していく政策的な課題となります。そのことを踏まえたうえで、第3小学校の校舎の問題に話を戻したいと思います。

検討の結果もっとも望ましいと考えられるD案を採用して、小学校の校舎を全面的に建て替えたとしても、保育所を小学校の第3小学校敷地内に移設することを前提にした基本構想が、果たして島本町の子ども・子育て環境として将来的に望ましいといえるのか、悩ましい課題がのこります。

それは、ひとつに第3小学校のグランドの広さ、面積の問題です。今よりもさらに狭くなります。ふたつに理念的な課題です。現在、示された構想では、単に施設を一か所にまとめるだけで、小学生と保育園児が同じ敷地内で過ごすことの教育的効果が示されていません(わたしはそう受け止めています)。

みっつ、維持補修管理における財政効果が期待できません。初期投資を節約するだけで維持管理にかかる将来的な財政削減効果が示されていません。単に学校と保育所を同じ場所にまとめて節約するという発想になってしまっています

適切な公共施設整備、総合管理計画という中長期的な課題と、校舎の耐震化、保育の老朽化、過密状況という喫緊の課題を同時に解決しようとするところに無理があるのかもしれません。【つづく】


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清掃工場の保守点検工事個所を視察(2011年8月)
毎年9月議会に億単位の工事請負契約の議案が提出されます

8月7日には9月の議会の議案説明を受けました
お盆があけたら平成26年度の決算審議の準備にかかります

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