とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

どう描く!第3小学校の将来像(Ⅴ)

2015年08月18日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
ようやく議会活動報告の原稿を書き終わり(憲法特集)、お墓参りや京都の五山の送り火でお盆らしい週末を過ごしました。昨日は山崎保育園を訪ね、保育現場の課題、経年変化、保育方針など平成26年度の事業報告書をもとに園長より過不足なく説明していただきました。

今朝は10月1日から番号通知がはじまるマイナンバー制度の説明会(議員対象)でした。マイナンバーについて町執行部は住民説明会を開かないという方針を貫いています。残念に思います。みなさんからの窓口、電話での問い合わせにわかりやすく的確に対応できるよう心して取り組んでほしいです。

さて、表題の件、第3小学校の耐震化対策に係る基本設計の構想について、検討報告書に提案されている案なら、わたしはD案に賛成です。A・E案に比べて5億円弱の負担増になりますが、後々のことを考えると極めて妥当、必要な投資と判断しています。

ただしD案を採用して小学校の校舎を新設し、保育所を敷地内に配置すると、たとえば小学校の運動会のときに保育園児がお昼寝できなくなったり、なにかと互いに気をつかったりということが起こり得ます。ここは小学校と保育所の発展的な連携について、なんらかの具体的な説明が欲しいところです。

なにより「島本町立第3小基本構想検討報告書」にある児童数・学級数の将来推計には、数年後、住宅開発事業による増加があると記載されています。これまでわたしが見聞きしてきた情報や6月議会で出された町道認定、土地の等価交換に係る議案などから推測すると、百山において(第2・3小学校区)大型マンション建設の話が具体化している可能性があります。

今年7月1日からは、今後予想される大規模な住宅開発による就学前人口の増加に伴い、新たに発生する保育ニーズに対応するために、教育子ども部は一定規模以上の住宅開発を行う事業主に対して、開発の規模に応じた子育て支援協力金(寄附金:一戸あたり10万円)の納付を求めることにしました。

一定規模以上の住宅開発とは、一戸建住宅又は共同住宅の建設で総戸数(共同住宅については、1戸当たりの専有面積が40平方メートル未満の住戸の数を除く)が50戸以上の開発です。具体的には関西電力テニスコートやグランド跡地利用、あるいはJR島本駅西の農地における開発計画、場合によってはサントリー研究所跡(既に精華町に移転)などを視野に入れたものと思われます。
 
現在、島本町の子どもの数は小学校や中学校を統合しなければならない状況にはありません。若い世代の転入定住と保育ニーズの高まりにより保育所は過密状態、待機児童が発生しています。この春からは学童保育にも待機児童が発生しています。

なおかつ、先の述べたようにさらなる開発事業計画があるとしたら、第3小学校の運動場が今よりも狭くなってしまって果たして大丈夫なのでしょうか。大型集合住宅の開発計画が事実ならば、この基本構想そのものをみなおす必要があるのではないかと、わたしは考えます。

わたしの考えは間違っているのでしょうか。現場の声が財政的理由でかき消されていないでしょうか。対案が出せないからと言って望ましくない案に賛成するのは無責任なこと、とわたしは考えます。誤りのない判断をしたいと思います。

「第3小学校整備基本構想」「第3小学校整備基本構想検討報告書はHPで公開されています。みなさんの質問、ご意見をお寄せください。また「私の声」を活用して、教育長、町長にみなさんのお声をお届けください。保護者のみなさんの声はもちろんのこと、専門的な知見でのご意見をいただけるとありがたいです。


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京都五山の送り火
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