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とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

建設水道委員会が終わりました

2012年09月26日 | とだ*やすこの町政報告
24日、25日で建設水道委員会が終わりました。平成24年の一般会計決算審議を、人びとの平野議員は不認定としました。賛成多数で認定されました。今日は、以前から住民の方にお聞きしていた町の課題、要望に基づいて、町内各地を視察しました。街にも人びとの暮らしにも課題が山積。すべてに力を同時に注ぐことはできません。これは気の毒・・・とお困りの方のお力になれるよう、できるかぎり知識と情報を集めて行動します。

思いもかけない人生の困難を解決するときは、右往左往しているうちにさらに傷つき、疲れ果ててしまうものです。自分で抱え込まず、適切な助言者を得て、解決の糸口を得られるようできるようサポートしたい。より困った状況の方の視点に立てているかを自らに問い(先輩議員の活動のよりどころを継承)、頑張ります。

さて、建設水道委員会は、JR島本駅西地区の開発、若山台調整池の売却問題など、市民のみなさんの関心が高い案件が多く、もっとも傍聴が多い委員会です。ひく続き町政に関心を寄せてくださいますようお願いします。町の課題について論点が明らかになり、また、議員の質疑の力量が明らかになるのが傍聴席です。執行部の発言から想定外の事実がオープンになることもある。

今回、学校法人西大和学園の開校予定日がご希望の平成27年から後ろにずれ込む可能性があることを、総合政策部長が表明しました。都市計画の手続が約半年先にずれ込むとの答弁もありました。若山台調整池売却についても、いまなお方針は変えないながらも、当初の強引さや勢いに陰りがみえてきました。

水利組合・農業実行委員会・若山台自治連合会からも慎重さをもとめる声があがっています。さすがに執行部もこれは軽視することができません。農業委員会に所属している関係から、水利組合からは相談を受けていました。これまでに入手した資料や町の方針がわかる文書をお届けしていました。

若山台調整池雨水等影響調査の報告書の存在も内容も住民(特に影響を受ける下流域の住民)に知らせることなく、売却を決めるのは絶対にダメです。防災機能がある池として町の財産であり、すなわち住民の財産です。下流域の水路改修が喫緊の課題であり、その財源を調整池売却に求めるというのが、8月14日以降の説明。以前は、水無瀬川緑地公園の公債費(借金)を返却するという理由でした。

調整池の役割やJR島本駅西側の農地の減災機能についての平野議員を発言(戸田とともに行った資料の精査やヒアリングに基づいたもの)を遮る野次や恫喝、暴言を聴いていると、埋め立てた池とその周辺を開発し、なおかつ膨大な費用が必要と町が再三発言する水路改修の工事を要望する動きがあるのかと、あらぬ疑いを抱いてしまう。維持補修管理の公共工事が地域振興、日本再生の要になり得ると考えているわたしでさえも聴いていて気分が悪かった。

財政が町政の要であることは確かですが、それは目標ではない。町はお金でできているのではなく、まちづくりの主役は人。みなさんの声が正しく届けば町政を動かすことができるはず、またそのような島本町に変えていかなければならない。それが議員、住民の責務とわたしは思います。実際、若山台調整池売却に関しては、農業用水に土石流が入り水田が酸欠状態になるので困ると言われている農地地権者の方からの要望や若山台自治連合会の動きを受けてでしょうか、大雨以降、少しニュアンスが変わってきています。

6月、一般質問でこの問題を追求したことが活きてきたとしたら、有難いことです。引き続き、関心を寄せていただきますようお願いします。


画像は、水路の上流にある水門(9月14日行われた建設水道委員会の視察に同行)
8・14の際は夜中の2時に職員2名がここの水門を閉めました
開けるのは水利組合の方で、水利権は東大寺にあります

広瀬にはかつて大きな五反田池(現在、関電のグランド)があり井戸も多く、
その水を利用されていたと、事情をお聴きしました
地元の方から、年長者の方から直接お話を聴く機会を大事にしています