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とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

3月議会が終わりました

2010年03月27日 | とだ*やすこの町政報告
空の色春へ春へと色を足し   靖子

25日の本議会をもって3月議会が終わりました。昨年春の町長改選後、施策予算、いわゆる肉付け予算を審議した6月議会、平成21年度決算を審議した9月議会、12月議会、そして平成22年度の予算編成を終え、ようやく議会における一連の流れがつかめました。

いよいよこれからが本格的に議員活動がはじまると感じています。その意味で3月議会は、今までとは違うプレッシャーを感じました。春先、例年もっとも体調に自信がない時期でしたが、緊張感からか無事乗り切ることができました。今年は花粉が随分少ないようです。

一般質問が試行的に初日になったことでスケジュール的にハードでした。広域化行政の勉強会に「し尿処理施設の課題」を盛り込み、「合併の議論を含める」ことになってしまったことにについて糺しましたが、充分に詰め寄ったというものではありません。

平野議員が情報公開制度を利用し、川口町長名で高槻市長宛てに提出された文書を入手、会派で共有していました。大綱質疑の再質問で平野議員がその一部を読み上げ、町長の姿勢を議場で明らかにしました。疲れが吹っ飛ぶような思いでした。追って内容を公表します。

広瀬地区において発見された後鳥羽上皇の水無瀬離宮に関連する遺跡についての一般質問。質問内容を通告してから可能になった調査で、その重要さの意味に確信がもてました。今後の調査報告を後世の学問に活かすべく、複眼的な調査姿勢と報告書の作成が必要と訴えるつもりが、持ち時間内で収めることができずまたもや課題を残しました。

その伏線には担当部局の姿勢が厳しく糾されるべき状況等もありました。悔しさの矛先を冷静に見極めて対処し、流れを変えてゆこうと思い行動しました。そのなかで最終的にみえてきたのは、専門性があり経験による育成が必要である学芸員の地位の低さです。正職員に比べて給与が低い臨時職員でありながら、遺跡発見により仕事が集中しています。

このことに関してわたしは委員会でなんの質疑もしませんでした。これでは一般質問を予算審議の前にもってきた意味がないと、今になって悔やんでいます。自分で自分を育てることができる人が天才、という言葉があります。天才にはなる必要はありませんが、経験により自分を育てたいと思います。そのうえで、鮮やかで品のある野次が飛ばせるようになりたいですね。

取り組みたい課題は山とある。アイディアが湧いてきます。しかし、現状は既存の事業を見直すことからはじめないといけない硬直した財政状況です。職員や議員、なにより住民側から、財政が苦しい今このときに湧いてくる智恵や提案を行かせる土壌ができていれば、いざというチャンスにおいて、島本町は単独でやっていけるどころか人も羨む素晴らしい自治体になる可能性が充分にあると確信しています。

しかし一方、オスマン帝国も、江戸日本も滅びました。それはなぜかをよくよく考えねばなりません。気がつけば島本町はあっというまになくなってしまいます。広域化行政の勉強会に「合併」を盛り込んだことはそれほどに重いものです。住民のみなさん!あなたは坂本龍馬になれますか?!