一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

G.W.九州旅行2015・11

2015-05-27 21:48:05 | 旅行記・G.W.編
きのうの女流名人戦リーグ・室谷由紀女流初段と渡部愛女流初段の一戦は、渡部女流初段の勝ち!!
私は本当にうれしかった。渡部先生、おめでとうございます。
きょうの女流王位戦第3局は、里見香奈女流名人の勝ち。ストレート奪取となった。甲斐智美女流王位は、101手目の▲5五銀が不可解だった。ここはよろこんで銀を引くところだと思うが、私の感覚がおかしいのだろうか。

(25日のつづき)
6日(水・振替休日)。今年のG.W.九州旅行も、実質本日が最終日。充実した1日を過ごさなければならない。
まず、八代に戻るか新八代に進むかの二択。新幹線移動を視野に入れて、とりあえず新八代に向かうことにする。
ホテルをチェックアウトすると、ホテルのすぐ前に、八代市役所前バス停があった。タイミングよく07時54分のコミュニティバス(100円!)が来たので、それに乗る。
きょうの予定は、「吹上浜砂の祭典」の観光と、指宿の砂蒸し温泉の入泉である。どちらも鹿児島県内にあり、今回の旅行で最大の移動距離となる。
まず、砂の祭典に行こうと思う。砂蒸し温泉も早く味わいたいが、昨年は「砂楽」へ昼時に行って、1時間半待ちだった。よって今年はゴールデンウイークの最終盤、人が少なくなった夕方に行って、のんびり味わうのだ。
さて、砂の祭典会場の吹上浜には伊集院から路線バスを使うか、鹿児島中央から直行バスを使うかである。
新八代駅前に着いた。現在08時10分。新幹線に乗るなら08時16分発だが、私は手段を検討する。次の08時40分を利用すると、川内で在来線に乗り換えて、伊集院着が09時56分となる。
しかし砂の祭典会場の経由地である、伊集院発・加世田行きのバスが11時ちょうどである。伊集院で1時間も待つのでは、新幹線利用の意味がない。
それなら、鹿児島中央まで一気に行っちゃう手はある。しかし、自由席利用で4,960円はいかにも高い。それで、高速バスで鹿児島中央まで行くことにした。
といっても、直通高速バスはない。08時46分、私は産交バスの宮崎行きに乗り、09時24分、人吉インターチェンジで下車した。続いて09時38分発の鹿児島中央行き・きりしま号に乗りたいが、チケットはバス車内で購入、とのことだった。しかし満席の可能性もあり、そうなればきょう1日の予定が瓦解する。
幸い、きりしま号は空席があった。とはいえ、高速バス2本で3,500円である。新幹線利用と比較して、ホントにトクをしているのか。
例えば08時40分の新幹線を利用していれば、09時25分に鹿児島中央に着いた。砂の祭典会場直行バスは09時40分のがあるので、これにピッタリ乗れる。
我が高速バスは11時15分、鹿児島中央バスターミナルに到着予定で、11時40分の直行バスに乗れる。しかし新幹線と比較すると、ちょうど2時間の遅れだ。
夜ならともかく、昼の2時間ロスはかなり痛い。これは、1,460円余分におカネを払っても、新幹線を使うのが正着であろう。私は後悔したが、もう遅い。
11時13分、鹿児島中央駅前バスターミナル着。そのまま窓口で、いわさきICカードに、1,000円をチャージした。「いわさきICカード」は、おもに鹿児島県内のバス、フェリーに乗車できる。1,000円をチャージすると1,100円分使え、かなりトクである。ただしデポジットが500円かかり、カードの返却には手数料520円がかかるので、旅行者は気を付ける必要がある。ちなみに私は2枚持っているが、これは悪い例である。
直行バス乗り場に行くと、若い女性が大勢、バスを待っていた。砂の祭典会場のスタッフ氏がいて、チラシをくれる。「南さつまの旅」とあり、「くじらバス」に乗って、砂の会場近辺をガイドしてくれるらしい。しかも参加費は無料である。これは興味を惹かれるが、これに参加したら、砂蒸し温泉へ行けなくなってしまう。
通常の路線バスが入線し、大勢の少女は、そちらに乗った。どこへ行くのか知らぬが、まあ、そうなるであろう。妙な期待をした私がバカだった。
直行バスに乗り、砂の祭典会場には12時50分に着いた。バスを降りるとき、カードリーダーにタッチしたが、150円しか引かれていなかった。?? 1,030円じゃないのか?
とりあえず先を急ぎ、会場に入る。荷物を預けて、身軽になった。
さっきの「南さつまの旅」は、定員に達し、締切りになっていた。それでよい。
プログラムを見ると、私が楽しみにしているビンゴゲームは、1回目が午前11時に終わっていた。新幹線を使っていたら…といまさらながら後悔するが、これが私の人生である。
今年のテーマは「ハッピードライブ・時代を映すのりものの世界」。砂像は雪像に比べて細かい細工ができ、修復も容易だ。ただ、色が茶色なので、いささか地味なキライはある。
砂像は大小27基。それに地元有志の砂像が加わる。今年も、細部までこだわった名作が揃っていた。
昼時なので、飲食物産ゾーンで「洋風幕の内弁当」(250円)と、「焼きラーメン(焼きそばのようなもの)」(200円)を買う。
会場内の店舗で買物をすると、500円につき1枚、ビンゴカードがもらえる。たしか昨年から始まったシステムだが、私は今回450円の買物である。が、店のおねえさんは、おまけ?で1枚くれた。
まことにありがたかったが、次回のビンゴは午後4時からで、これに参加したら砂蒸し温泉に入れなくなってしまう。
2時からは、メインステージで山口ひとみのステージがある。名前からして期待大だったのだが、彼女は地元の演歌歌手だった。
…ところで、砂蒸し温泉のある指宿に向かうには、何時にここを出ればいいのだろうか。
私はスマホで調べる。まず、枕崎までバス、そこからJRに乗り換えて指宿まで行くルートだが、次の枕崎発上りは16時03分である。そこを逆算して、加世田14時16分のバスに乗れば14時58分に枕崎に着く。しかし、その加世田に向かうバスがもう間に合わない。意外とこれ、のっぴきならない状況になっているかもしれない。
次に、鹿児島中央まで直行バスで戻り、指宿枕崎線の下りに乗るルートは簡明である。次の直行バスは15時30分というのがある。
が、ひとつ問題がある。私は鹿児島に来ると毎回、枕崎駅前にあるブティック「歩揺(ほよう)」のオバチャンに会いに行くのが定跡になっている。鹿児島中央経由では、それができないのだ。
ただ、オバチャンが私に会って楽しいのか、とは思う。私は年を追うごとに頭が薄くなり、腹も出てきている。こんな私とおしゃべりしても、楽しくはないだろう。
ではやっぱり、鹿児島中央まで戻るか。しかしどうもこの、回り道をする感じが、気に食わないのだ。しかも、鹿児島中央と指宿間の往復も味が悪い。
ただ、行きに乗ったバスでは、恐らく私は150円しか払っていない。帰りは同じバスに乗って、行きの不足分を払うべきだろう。
私は案内所に行くと、スタッフ氏が時刻表旅マップをくれた。これは詳細な乗り物ダイヤが出ていたが、やはり私が調べた以上の情報は出ていなかった。
いろいろ迷ったが、結論は出ない。いや、出たというべきか。私は砂像の鑑賞を続けた。
(つづく)
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