一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

G.W.九州旅行2015・10

2015-05-25 21:47:19 | 旅行記・G.W.編
国鉄の路線は走っていないので、民間鉄道が走っていた可能性はある。この先は山鹿温泉があるし、大昔は温泉客のために需要があったかもしれない。
さらにしばらく歩くと、ようやく温泉街が見えてきた。といっても温泉宿と思しき建物がポッポッとあるだけで、町の統一感はない。
またも荒木観光ホテルの大看板があったので、何とか着くことができた。ホテルのフロントでおカネを払うが、志賀島の休暇村と同じシステムだ。
温泉処に向かい、脱衣所に入ると、強面のおじさんが2人いた。ひとりは背中にイ○○ミがある。私は喉が渇いたので、冷水器で喉を潤す。水が跳ねて、おじさんの肩にかかった。ギロ! と睨まれ、私はビビる。
中に石けんとシャンプーはあるのだろうか。私はもうひとりのおじさんに聞いてみる。
「あのう…」
「ヒッ! びっくりしたあ!」
「ああ、すみません、あの、中に石けんとシャンプーはあるのでしょうか」
「ああ、あるよ。どっちもあるよ。石けんはほれ、こういう液体のがあるよ」
おじさんは意外と親切に教えてくれ、私はタオルだけ持ち、浴場に向かった。
温泉は玉名温泉と違い、ぬるぬるしていた。化粧水の海のようで、いかにも効きそうである。橋本マナミに入ってほしいと思った。
露天風呂もある。一口に露天風呂といってもさまざまで、温泉によっては簡素な囲いだけのものもあるが、ここのそれは東屋もあり、広かった。これで300円とは、これまた激安である。
立て続けに温泉を味わい、体中の毒素が抜けたような気がした。
帰りは若干、道に迷ってしまった。道行く人にバス停までの道を聴き、事無きを得る。さっきのサイクリングロードは、やはり鉄道の廃線跡だったらしい。時間が許せばこちらの散策もしたいところだが、今回はパスせざるを得ない。また、交通センターはやっぱり、「熊本~」のことだった。
植木温泉入口・16時46分発のバスに乗り、定刻を数分遅れて17時47分、交通センターに着いた。1時間近くバスに揺られて690円は、まずまずである。
熊本交通センターは、その建物の地下が商店街になっていたが、この3月で全店閉店になっていた。以前訪れたときもパッとしなかったが、こんな事態になっていたとは…。建物の老朽化があるのだろうか。
私はバスの窓口に行き、鹿児島までの高速バスチケットを所望する。が、満席だと断られた。
あすは吹上浜砂の祭典の観光がある。少しでも現地に近づきたかったが、これは計算違いが生じた。
私はスマホを繰る。ほかに廉価で鹿児島へ行くには鈍行を乗り継ぐしかなく、例えば18時44分の熊本発八代行きに乗れば、以下3回の乗り継ぎを経て、23時29分に鹿児島中央に着く。
しかし夜間に5時間近くも列車に揺られるのは、さすがの私も時間を持て余す。しかも料金が4,450円になり、ちょっと遠慮したいところである。もっとも、「旅名人の九州満喫きっぷ」を利用していれば、ノータイムでこのルートを採っただろう。
またこの区間は新幹線を利用すれば1時間足らずで行けるのだが、新幹線は選ばれた人が乗るものであり、私には無縁だ。
とりあえず熊本城に向かう。「坪井川園遊会」の告知があった。「くまもと花魁道中」は、2日に行われたようだ。数年前に訪れたときは3日だったが、日にちが決まっているわけではないらしい。おいらん道中もよかったのだが、花魁の年齢が若干高めだったのが、私の再訪を鈍らせた。
市電乗り場に向かう。いまから駅前まで戻れば、先のルートで鹿児島には着ける。だけど何だか疲れてしまった。私はフェードアウトし、アーケード街に向かう。近くにいた若者の旅行者が、私が突然道を外れたので、意外そうだった。
とりあえず、夕食を摂る。アーケード街に古風な外観のうどん屋があったので、入る。
すし定食を頼んだ。ざるうどん、すし3貫、巻物、サラダ、お汁で950円。ここの課税方法は面白く、950円は消費税5%込の値段。それに2014年からの増税分3%を上乗せする形だった。最終的には978円になる計算だ。
ざるうどんは、ツルツルと喉ごしがよく、すしも美味かった。巻物はツーンと鼻にくるが、これはワサビの茎か何かだろうか。ちょっとクセになる味である。
店を出たあと市電の線路に沿って、駅前に向かう。これが意外に距離があり、まいった。
午後も7時を過ぎて、黄昏時になった。熊本駅から、八代まで向かう。あすは鹿児島まで行く予定だが、少しでも近づきたい。八代からも高速バスは出ているし、新八代からは新幹線も出ている。あすの行程はあす考えようと思った。
20時11分、八代に着く。ゴールデン・ウイークも終盤になれば、宿の空きが出てくるものである。私はスマホで、今夜のホテルの予約を取る。「ホテルアルファーワン八代」で、同ホテル系列はパソコンの無料貸し出しがあるのが決め手となった。
といっても、駅からクルマで5分はけっこうな距離がある。とはいえ城跡の近くらしいので、メインストリートの近くにありそうだ。
大通りに、「丸亀製麺」があった。丸亀製麺は、おととし京都を訪れたおり、初めて利用した。うどんはもちもちして美味く、また味わいたいが、ここの店はもう8時を過ぎているのに、客が並んでいる。席に着いて注文を取るのではなく、セルフサービスに近い形と思われる。
食したいが、この時間に行列に並ぶのはイヤだ。私はホテルに向かった。
ホテルには午後9時にチェックインした。フロントで新聞とおしぼりのサービスがあり、早くもこのホテルに及第点を与える。
私は早速テレビを点ける。BSジャパンで「松本清張時代劇ミステリー」を放送しているからで、私が9時のチェックインに間に合わせたのは、これをリアルタイムで観るためだった。
雛形あきこの悪女ぶりに満足して、私は1階の居食屋に行く。もう閉店間際だったが、肉うどんを注文した。この食事がやっぱり太るモトなのだが、ダイエットは旅行から帰ってからでいい。肉うどんはダシが効いて、美味かった。
4日ぶりのホテルだ。ここのベッドは何とかいう特別なものを使用しているそうで、そのせいかどうか分からぬが、朝までグッスリ眠れた。
(27日につづく)
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将棋ペンクラブ関東交流会の、懇親会後の話

2015-05-25 12:46:06 | 将棋ペンクラブ
23日(土)の将棋ペンクラブ関東交流会はとても楽しかったのですが、残念なことがありました。懇親会の後片付けのとき、そのドサクサで、私が将棋大会でゲットした青野照市八段著「プロの新手28」(日本将棋連盟刊)を、紛失してしまったのです。その場にいた会員が持って帰ってしまった、とは考えたくないので、将棋ペンクラブが持ち込んだ備品に紛れ込んだかもしれません。
また、OK氏が書店で購入した上野裕和五段著「将棋・序盤完全ガイド振り飛車編」(マイナビ将棋BOOKS)その他1冊も、同様の理由でなくなってしまいました。ことに上野五段の著書は、その場で上野五段に揮毫をいただいた、OK氏の宝物であります。
本の間には、その日上野五段に指導対局いただいた棋譜用紙も挿してあるそうです。
「プロの新手28」は、むき出しで置いていた私の不注意です。ただ、OK氏の2冊は袋に入っていたので、同情の余地が大いにあります。
以上2点、心当たりのある方は、このコメント欄にご一報いただければ幸いです。
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