感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

感染症関係の予防指針見直し

2010-03-19 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
パブリックコメントでもいいけれど、関係者に情報や意見を送ることもできます。

薬害肝炎訴訟については仙石議員あてにおくろうとおもっています。ホームページからメールもおくることができます。


結核の予防指針の見直しのニュース

「結核に関する特定感染症予防指針」見直しへ(3月12日 キャリアブレイン)

「・・・意見交換では「結核を診断できる医師は少ない。どこにでも結核を診断できる医師がいるという前提で(さまざまな対策を)考えるのは間違い」(飯沼雅朗・日本医師会常任理事)、「結核病床は満床なのに、呼吸器科のドクターがいないなどの理由から、(結核病床を)減らさざるを得なかった例もある」(丹野瑳喜子・埼玉県川口保健所長)など、結核を診断・治療できる医師が不足している点を問題視する声が相次いだ。」
https://www.cabrain.net/news/regist.do;jsessionid=026FF1BBF59DA1BD26887621806A4E70

会合で配られた資料はWAMネット→厚生労働省でみつかりました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/03/s0312-8.html

性感染症とエイズの予防指針は、前回の見直しのときに統合したほうがよいという意見が性感染症学会から出ていましたが、見送られました。今回は包括的総合的な対策へチェンジできるでしょうか・・。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/06/s0613-5.html

偏見をなくすためにも、HIV Exceptionalism をやめていくべきだという世界の流れもありますが、最近聞いた話では『予算』という既得権の問題等から反対するひとたちもいるそうです。

本来目指しているアウトカムはなんなのか? 5年に一度のシャッフルの機会です。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新型インフル 2009 A/H1N1 ... | トップ | 「結核は減っている」  »
最新の画像もっと見る

毎日いんふぇくしょん(編集部)」カテゴリの最新記事