感染症診療の原則

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血培の依頼はうなぎ登り

2012-06-05 | 青木語録

長野県佐久市にある株式会社 ミロクメディカルラボラトリー(代表取締役社長 柳沢英二氏)に伺いました。案内して下さったのは検査部長の野竹重幸氏。そこで印象に残った事をご紹介します。

・環境はこれ以上無いというほどの素晴らしい自然の中。そしてスタッフが非常に前向きで誠実。

・仕事は365日、24.7(twenty four sevenと読みます。意味は一日24時間、週7日間。毎日休みなし。.土日も出社の意味)、血培陽性や病院医師からの問い合わせに対応しておられます。

・細菌検体は1500件/日


・この3年間、血培の依頼はうなぎ登りだとか・・嬉しい事です。偽陰性を減らすために他の会社ではやっていない努力もされています。陽性率は驚きの25-35%。会社から医療機関への連絡も行います。

・抗酸菌の検体は7万件/年。陽性率は約10%。3割が結核菌(10件+αでMRTB・・?)、その他は非結核性抗酸菌。抗酸菌の部屋に入る時は精密機械の工場に入る時のような例の空気を吹き付けるやつ・・。


・信州大学の金井先生、検査部長の野竹先生、お忙しい中、突然の訪問に対応して下さり本当にありがとうございました。
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