ICUに9週間入院したのち脳炎で死亡した狂犬病の症例がMMWR最新号に掲載されています。
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カナダのアルバータ州郊外にすむ73歳の男性が、2006年8月、自宅で睡眠中にコウモリに左の肩をかみつかれました。
このときは何も対応はとられませんでした。
半年後の2007年2月14日に左肩痛みを感じたこの男性は救急外来に15日17日・19日 . . . 本文を読む
感染症は報告をしなくてはらないものがいくつもあります。
現場の多忙な医師にはたいへんな作業です。本来ならばこのような書類を扱うスペシャリストがいるべきなにですが、日本では医師の善意に頼っています。
その善意に支えられているのが日本の感染症発生動向調査です。
どれについてどのように書くのか。先輩医師からぜひおそわりましょう。
短期間に、ある場所で、同じ病気が複数出る、ということを概観するには . . . 本文を読む
結核39人集団感染 宮崎刑務所(宮崎日日新聞)
宮崎市糸原の宮崎刑務所で結核の集団感染が発生していたことが25日判明。
昨年8月から受刑者と出所者合わせて3人が発病、39人の感染が確認されたと宮崎市保健所が明らかにした。県内での結核の集団感染は2006年以来。
発症者を含む感染者は20-70代の男性。同刑務所では昨年8月下旬に30代の受刑者、10月に60代の受刑者が結核を発病していることが分 . . . 本文を読む
ヴィトンの売り上げ40%は日本、それを上回る数字のタミフル占有率(?)の日本でなぜに報告されていないのか?はミステリーでしたが、横浜市からこのたびタミフル耐性のインフルエンザの報告がありました。
ニュースの全文は下記のリンクで。
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タミフル効かぬインフル、
国内初の集団感染 5人確認
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メルボルンでTravel Medicineの試験を受けたみなさん、お疲れ様でした!
(現地でもりあがったようですね)
感染症の勉強をする中で、Travel MedicineはひとつのTopicsです。日本には確立された勉強の場所があまりありませんが、コツコツと準備をすれば挑戦できる試験です。
研修医の皆さんも漠然とではなく、The International Society for Trave . . . 本文を読む
今日は外来を早めに切り上げ、次なる目的地に走りました。なぜならば、「祝辞」を依頼されていたからです。
駅降りて、走って走ってたどりついたら!・・・そこには祝典会場はありませんでした。
場所を間違えたんだ!と思うかたもいるでしょう。
目的地とは厚生年金病院近くの東京都看護協会。
自分(だけ)のスケジュール帳によると感染管理看護師コースの方の卒業式でした。
もうお分かりでしょう。1か月間違えたの . . . 本文を読む
事務局員Bです。「白地図」作業を30年ぶりにしました。
ファイザーさんから届いたセミナーの中継会場は50をこえました。勉強熱心な方が各地にいらっしゃることに感謝いたします。
現在までに担当者連絡先等が確認できていないところは除きまして情報がそろっている地域のところだけ塗っています(まだ多少増えるかもしれませんが)。
前のアンケートで講師の顔もうつしてほしいという(マニアックな)リクエスト、ポ . . . 本文を読む
若手医師セミナーで基礎を学んだら、ぜひ現場での力にしていきましょう。
症例検討はお勧めです。29日に都内でひとつセミナーが開かれるそうです。
古川節が聞けます♪
外部のセミナーへ出稽古に行くのもいいですし、院内でのカンファレンスの充実にもつながりますよ。
症例検討は教育的な事例をとりあげてみっちりねっとり解説するやり方と、
フロア参加者やコメンテーターも挑戦者になって解き明かしていくやり方とあ . . . 本文を読む
そういえば3月1日はIDATENとぶつかっていたんですね・・・・。
3月1日の薬剤感受性セミナー(多摩感染症セミナー)はの最終回は武蔵境の広い会場がとれなかったため、新しい場所に変更になっています。
事前登録をした方には連絡がいっていますのでご確認よろしくお願いします。
まちがえて武蔵野スィングにこないように!
IDATENからのハシゴ組には移動しやすくなりましたね。
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「感染症診療の原則」は年度の前半に話すことが多いのですが、
臨床経験をつんでからまた聞きたいという方もいて、2年目ドクターがカンファレンスの後ろでメモをとっている姿もよく目にします。
3月に都内でもう一度原則の講義の予定があります。
会場は東京医大で、予想では院内の方が200名くらい参加。
外部の方は50名くらいは席がありそうとのことです。
実は今回のポイントは青木「原則」講義ではなく、東京医 . . . 本文を読む