感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
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9価HPVワクチン接種 @キングクリニック

2018-11-14 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
編集部 クリニック訪問記(不定期)です! 最近見た目のエイジングを気にしている青木編集長ですが、実は一番下のお子さんはキュートなお嬢さま(о´∀`о)。 HPVワクチン接種のため、聖路加国際病院勤務時代つながりの近先生が院長をされているキングクリニックにでかけてきました。 こちらのクリニックは、(今でこそ増えましたが)グローバルに活躍する日本人、短期長期に在住の外国人の健康支援のパイオニ . . . 本文を読む

東京都「感染症マニュアル 2018」

2018-05-22 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
東京都の感染症対策の要の課長として活躍されている杉下先生はじめご関係者の采配で、現場でたいへん使いやすい東京都の感染症マニュアルが改訂されました。 日経新聞 「感染症マニュアル、9年ぶり改訂 東京都」 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30777910R20C18A5L83000/ 「東京都感染症マニュアル2018」 http://www.fukushi . . . 本文を読む

麻疹 と 自宅隔離 と その周辺

2018-05-06 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
感染症の臨床、公衆衛生としての拡大予防策を学ぶ際に、どのような病気か(感染症か)のあたりをつけるポイントのひとつが、曝露から発症までの時間(潜伏期間)となります。 感染源となりうるものがたったひとつ(one point source)という机上のシンプルな状況を考えるとします。 感染源Aと曝露した BCDEF。どの程度曝露したのかどのような状況だったのかを下記起こして行きます。 最終的に、すれ . . . 本文を読む

痛みと悲しみを忘れていない沖縄の先生方

2018-04-11 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
小児科医が集まる学会や、ワクチン関係のイベントに、赤いシャツを着て参加している人たちがいます。 Tシャツに書いてあるのは「麻疹撲滅」や「はしかゼロ」等。 「それなんですか?」という会話から始まる啓発もありますから、個人でできるお金もかからない支援の一つでもあります。 数年前に亡くなったこどもたちのことを、看取らざるを得なかった家族の悲しみを忘れていない人たちが今も現場にいます。 IASR「沖 . . . 本文を読む

イースターエッグ と その周辺

2018-04-01 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
4月1日はエイプリルフールでイースター(復活祭)でした。 Twitterを見ていたら、「イースターパフェ」の話、というツイートがありました。 モアイ像がのっかったパフェではありません(!)。 クリスマス、バレンタイン、ハロウィンと商業ベースにのった季節のイベントはいろいろあるのですが、キリスト教の重要イベントであるイースターの名前がついたスイーツがあるとは!と思いきや、話はそこであはりません . . . 本文を読む

エキノコックス と その周辺(周辺拡大中)

2018-03-28 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
エキノコックスといえば北海道、ですが、動物でのケースから疫学調査が行われ、本州の動物での感染状況が把握されました。地道に調査を続けてくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。 産經新聞 3月28日 こちらは昔の資料です "北海道以外の地区における多包虫症例は、現在までに約 80 例が報告されている。これらの症例のほとんどは、北海道もしくは海外のエキノコックス流行地に居住した経験がある患者 . . . 本文を読む

Actionの人 外国ルーツの結核の増加への対応

2018-03-23 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
国や自治体の感染症対策が進むときはいつかご存知ですか? もちろん「何か問題がおきている」ようなときはバタバタと対応に追われる形でアクションがとられます。 そういったときはたいてい報道が騒いでいます。それをみて「どうするんだ?」と問い合わせが来たりもします。専門学会から「このようにしたほうがいいですよ」と提案が届くこともあります。 全てが全て迅速に動く訳ではないのですが、逆に言えば「どこからも . . . 本文を読む

日本のHIV/AIDS 2018年3月

2018-03-21 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
患者さんの血液から肝炎ウイルスに感染して病床にあった編集長が読んでいたのはMMWR そこにあった「同性愛の男性でおきている不思議な免疫不全」。 その時はその後深く関わることになろうとはおもっていなかったHIV/AIDS。 しかし、ケンタッキー大学での研修、帰国してから日本のエイズ診療の立ち上げと深く関わることになりました。 もうあまり話題にならなくなっていますが(それはそれでいい面もあります) . . . 本文を読む

A型肝炎 しずかにブレイク中

2018-03-19 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
1998年に都内のエイズ診療拠点病院の医師らが気づいたA型肝炎のアウトブレイクがありました。 「アウトブレイク」とわかるまでには一定の時間とプロセスがあります。 拠点病院には複数のHIV陽性者(共通の因子の)が通院していますが、ほぼ「同時期」に複数の患者が把握されている。「なぜだろう?」とおおもうかどうかです。 Partyなどで共通のメユーを食べたから? 同じツアーで旅行に行ったから? これ . . . 本文を読む

再び No pain, No gain. No rain, No rainbow.

2018-03-16 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
地道に抗菌薬の適正使用に取り組んできた方には、「なんだんか最近風がふいているようだが?」という状態にかんじられるかもしれません。 狭いコミュニティの掟のようなもの(組織の中では抵抗されたり軽視されたり、悪意は誰にもないのに伝わらない理解されない実践されない状態)であった「抗菌薬を正しく使う」ということについて、やって当然、やらないとダメですよという軸ができました。 一番わかりやすいのは診療報酬 . . . 本文を読む