渋谷先生が代表をされている、受動喫煙をなくすためのアドボケイト活動についてMRICで紹介がありました。
個人の努力ではどうにもならないことについて、より弱い立場の人たちを守るために、例えば小児科や産婦
人科の先生方が予防接種や女性の健康を守るための意見表明や活動をされています。
数としてはごく少数のアンチワクチンはいますが、赤ちゃんや妊婦さんのリスクを放置してもいいんじゃな
いか的なことは、あま . . . 本文を読む
あっという間に10月です。タイムリーに考えたり書いたりが難しいのは仕事がたまっているだけでなく老化で作業がおそいためです(ぐさっ)。
8月28日に書いた記事 「翻訳資料 沈静と麻酔における、処置中ならびに処置後に生じる性的幻覚」
についてその後の情報です。
フォローしている報道関係者もいるんですね(最初のセンセーショナルだけで後のケアをしていないいいかげんな番組もあるようですが・・)
2 . . . 本文を読む
「せん妄をおこす薬剤」には抗菌薬もならんでいるので、感染症を学ぶ人たちにとっても、身近なテーマです。
高齢である、入院している、麻酔や手術が関与している場合には混乱やせん妄がおきるのは珍しくはありません。
ファンタジーを経験する薬としては、抗HIV薬のエファビレンツでのエピソードが有名ですね。
好ましいものだったり、怖いものだったり、患者さんによってその語りがかなり多様ですが。
いないもの . . . 本文を読む
日本語では疾病啓発、疾病喧伝と訳されるDisease mongering。
医薬品や薬事情報に詳しいブログの2012年7月の記事の解説から学びましょう。
アポネットR研究会 日本における Disease Mongering
"「病気づくり」「疾患喧伝」「病気の売り込み行為」などさまざまな和訳がありますが、簡単に言うと、「診断されていない疾病について、生活者が気づくのを助けるというメディアなど . . . 本文を読む
米国でベストセラーとなったThe Culture of Fearは日本語訳があって(『アメリカは恐怖に踊る』)amazonで中古をみつけることができました。著者はもともとジャーナリストであった、南カリフォルニア大学教授→現在はオレゴンの大学の学長をしているBarry Glassner教授。
メディアによって煽られた不安によって、望ましくない行動をとる、という米国社会の問題を扱う本です。
p.2 . . . 本文を読む
医薬品が適切に安全に使われるためには、原材料の質、工場での製造過程の質、出荷から納品までの質 対象に適切に使用される時点での質すべてにおいて安全性の管理が行われる必要があります。
今月、中国の山東省では、ワクチンへの信頼を揺るがす大事件がおきました。
"2011年から末端価格約5億7000万元(約99億2700万円)、髄膜炎や狂犬病など25種類のワクチンを違法に入手し、闇ルートを通じて中国全土 . . . 本文を読む
またまたートキシックショックでしょ?と、感染症系の人には読まれてしまいますが・・・違います。
昨年くらいから流行しているらしい異物の話題です。
でてきたとき(出したとき、落ちてたとき、中で何かに当たったとき?)のための周辺情報です。
まず、異物画面の初歩。
画面でみるとタンポンはこのようなかんじだそうです。
こちらが今日の関連記事。
2014年10月 「膣にパワーストーンを挿入!? . . . 本文を読む
この週末の医療関連の話題の中で一番驚いた話。
さおだけ屋の会計士も実践、詐病スレスレで処方箋医薬品をゲットするお得ワザ
日経でこの記事
メディアの皆様 こうした問題にも切り込んでください。 . . . 本文を読む
その昔、ある医師が首の痛みに悩んでいたことがありました。
検査もたくさんしたし、入院もしました。
自宅には「首つり器」まで設置され(リハビリでぐいーんと引っ張るあれです)、はたまた怪しいヒーラーに念波を送ってもらったりもしました。
いっとき首にはムチウチの人がつけるような装具までついていました。が、どんどん悪化するばかり。
("きっと誰かが藁人形でうっているにちがいないですよ"と悪化させるよう . . . 本文を読む
全国各地でいろいろな勉強会などが開催されているわけですが、全部は把握できないし、
遠方だと出かけることも困難なので、開催アナウンスだけでなく、こんな内容でしたよ、
という報告が主催者や参加した人の感想(どちらもバイアスつきですが)で知ることが
できるといいなと思います。
亀田の小松先生の講演がMRICで紹介されていました。
下記の内容とは関係ありませんが、感染症関係の寄付講座も自治体系、製薬 . . . 本文を読む