「コロナワクチンを接種したいが自分に順番が回ってくるのは年末かな・・ならばインフルエンザワクチンの頃だな・・」と思っていたら・・。65歳以上の高齢者にインフルエンザワクチンを接種するとCOVID-19にも効くかも(死亡率が下がるかも・・)という報告が・・Effect of influenza vaccine on COVID-19 mortality: a retrospective study . . . 本文を読む
Biden大統領が就任100日で100Million(1億人)にワクチン接種をの公約を、2億人にまで増加したのに、ワクチン接種の効果が国全体に行き渡る前に人々のガードが下がり、またコロナ症例の増加、死亡の増加の気配が認めら始めました。(累計3000万症例、6万症例弱/日、1000人弱死亡/日)米国CDCのDirector、Walensky医師が「CDCのDirectorとしてではなく、妻として、母 . . . 本文を読む
緊急事態宣言が解除されました。そして今日から聖火リレーが始まります♬緊急事態を招いた要因が殆ど変わらず存在し続ける中です。Lockdown効かない?/Social Distancingをする我慢の限界緊急事態宣言の有効性が見えなくなったから・・と色々な理由があるでしょうが、唯一のMitigation方法であったSocial Distancingをする我慢の限界がとっくに来ているからです。Lockd . . . 本文を読む
「コンゴ共和国とギニアには行かないで・・。」とKentucky州から連絡がありました。エボラの集団発生が起きているから・・との事です。編集長的には「埼玉県にさえ行ってないけど・・(笑)」ですが。「行くならエボラのワクチンを接種してから・・とも by CDC」https://www.cdc.gov/vhf/ebola/https://www.cdc.gov/vhf/ebola/clinicians/ . . . 本文を読む
バイデン大統領の「就任100日で100Million(1億人)にワクチンを」の公約が早くも就任50日と少しで達成されました。全人口が3億人だから凡そ1/3になりますか・・医療従事者や高リスクの方は殆どCoverされていると思います。(全人口の13.5%を占める3500万人は2回目も終えています。)このためには東京ドームのような巨大な施設での集中的な接種、軍隊を始めとする政府機関の動員なども行われま . . . 本文を読む
通常、エボラのOutbreakは動物⇒ヒトがスタート地点ですが、今回の報告は5年前のエボラの生存者が潜伏していたウイルスをSemenを介してSTI的に広げる源になった・・というものです。https://www.medscape.com/viewarticle/947502?src=WNL_mdpls_210319_mscpedit_infd&uac=31331HV&spo . . . 本文を読む
「ICUに行けば常に抗菌薬の1/3は中止できる」とはWisconsin大学の感染管理の大家、Dennis Maki先生が20年前におっしゃっていた事。どうやら20年後の今もCDCによると状況は変わっていないようですね。市中肺炎に用いられた抗菌薬が適切でなかった割合:79.5%尿路感染症に用いられた抗菌薬が適切でなかった割合:76.8%キノロン系の使用が適切でなかった割合:46.5%バンコマイシンの . . . 本文を読む
第10回(今年度最終)若セミリウマチ・膠原病 岸本 暢将先生 Q&A1. 質問者 : 医師 内科 50代質問内容 : 急性単関節炎は化膿性であることを否定したいところです。可動域制限は一つの指標になると思いますが、関節穿刺の出来ない場合は、できる施設への速やかなご紹介が必要でしょうか。その際、関節液と血液培養は双方必要でしょうか。回答高齢者で膝の単関節炎で化膿性関節炎と偽痛風または痛風と鑑 . . . 本文を読む
「Delayed Cutaneous Reactions to mRNA-1273 Vaccine」というタイトルでNEJMにコロナワクチン後の一過性の皮疹の報告が載っていました。1%以下の頻度ですし、すぐに消えると分かっているので安心して下さい。DOI: 10.1056/NEJMc2102131 . . . 本文を読む
以下の6種類の細菌がCDCの「2019 AR Threats Report」に挙げられており、2017年に622,400の感染症を起こした・・。直接の医療費が4600億円・・日本も恐らく大きな違いは無いでしょう・・1.Vancomycin-resistant Enterococcus (VRE)2.Carbapenem-resistant Acinetobacter species3.Methic . . . 本文を読む