感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

Message for my birthday

2019-09-12 | 青木語録
Received so many wonderful messages cerebrating my 66th birthday. Can not thank you guys enough for thinking of me !! . . . 本文を読む

AWaRe分類

2019-09-07 | 青木語録
DCC、AMRセンターの大曲先生のTwitterに教えて頂き、AMR臨床リファレンスセンター薬剤疫学室長の日馬由貴先生がまとめられたWHOのAWaRe分類に基づく本邦の抗菌薬の使用状況を拝見しました。WHOのAWaRe分類は、抗菌薬をAccess, Watch, Reserveの3種類に分類し、「通常の使用」から「滅多に使うべきできない伝家の宝刀的な使用」に分けています。Access:一般的な感染 . . . 本文を読む

M184Vの悪夢 耐性HIVの時代再び?

2019-09-03 | 青木語録
「誰も考えたくない、思い出したくない」ことがやはりおきました。 M184Vと言われてピンとくる感染症専門医は大分減ったはずです。 これは抗HIV薬の要となる3TC, FTCなどに耐性を与える有名な遺伝子変異で、HIV感染症の治療を瞬時に難しいものにしました。ほんの少し前の時代までは・・ 今や184, 103,などの番号を思い出す医師は少なくなっている筈です。「ARTがこれほど強力で安全、しか . . . 本文を読む

医療従事者が曝露するもの

2019-08-27 | 青木語録
ロシアで原子力発電所の爆発がありました。(ようです)怪我をした方の中には高エネルギーγ線を放出するセシウム137で汚染している人がいて、医療従事者は曝露の危険がありました。医療従事者が受けた警告とは以下のようなものでした。「怪我人の中には休暇でタイに行った者がおり、タイで福島県産の蟹を食べた可能性があり、蟹によるセシウム137に曝露する危険がある」 (信じられない・・)https:// . . . 本文を読む

元FBIの職員が法務省(大統領)を訴える

2019-08-11 | 青木語録
露骨な形で職場から追われた元臨時FBI長官(acting FBI director)のAndrew McCabe氏と、同じく元FBI職員で情報防衛官(Counterintelligence agent)のPeter Strzok氏が司法省を訴えました。大統領のロシア疑惑の調査をしていたことと関係があると思われますが、この二人のFBIの職員が職場を追われたことに対するものです。(下の写真は同じ頃に職 . . . 本文を読む

パレスチナ難民キャンプ家庭医育成プロジェクト 清田明宏先生

2019-08-03 | 青木語録
難民キャンプで仕事をされる医師で最も必要性が高いのはもちろん「家庭医」です。しかし赴任して下さる医師には臓器別の専門家もおられますが、彼らを「家庭医」としても機能できる医師に育成する必要があります。この作業をされたのが清田明宏先生です。日本でも「家庭医」機能を急いで増やす必要がありますが、周知のように急速に「家庭医」を志望する若手は減少しています。短期的には既に開業なさっている臓器別医師に「家庭医 . . . 本文を読む

何もしないリスク

2019-08-02 | 青木語録
タイトル写真はNetflix映画「ゼロダークサーティ」の一場面です。 ある「不確定要素のある作戦」の実行をためらう政府高官をCIAの調査官が問い詰めるのです。 ”何もしないリスク”をどうお考えですか? ここで高官は作戦実行に動く決断をします。(そして作戦は大成功) HPVワクチンも、セファゾリン問題も、結核問題も・・ 「何もしないこと=リスクを取らないこと」ではあ . . . 本文を読む

カルバペネムの使用量が6倍に増える病院も・・

2019-07-31 | 青木語録
信じられない事ですが、Piperacillin/Tazobactamという重要な抗菌薬も出荷調整となります。それが引き起こす事態を編集長が信頼する感染症専門医達に伺いました。 #1:タゾピペのスペクトラムを、どの抗菌薬(or 組み合わせ)でカバーするかの問題。 ・アンピシリン/スルバクタム+シプロフロキサシン・セフメタゾール+シプロフロキサシン・セフォペラゾン/スルバクタム・これ結構、感染症の . . . 本文を読む

耐性菌死1000万人/年 癌死を越える? 

2019-07-31 | 青木語録
日本人の2人に1人が癌で亡くなりますが、それを超える数の方が耐性菌で亡くなる(耐性菌死1000万人/年)ようになるという推計があります。 そのような異常事態の警告がWHOなどから出てくる中で・・ 「異常も続けば普通」という「異常が日常」の日本で、またPiperacillin/Tazobactamという重要な抗菌薬が出荷調整となります。優秀な感染症医は以下の処方で堪え忍ぶ予定・・・ セフォペラ . . . 本文を読む

自分が声を挙げる事をしないで誰がやる!?

2019-07-23 | 青木語録
今日も、セファゾリンの代わりに第3世代のセファロスポリンさえ使えないで苦悩する、誠実に抗菌薬適正使用ASPに取り組む仲間を覚えつつBlogを書いています。 以前はこのような状態を放置する厚労省や国の要路に居る人を非難して溜飲を下げる日々でした。 そして彼らに働きかける事をしない医療従事者や患者さん達も自業自得・・と思いながらいました。 しかし、家族のため等、色々な理由で立場上、声を挙げられない . . . 本文を読む