明日は、感染症ウインターセミナー2008に出席のために浜名湖に参ります。浜名湖は初めてなので、浜松医大出身の駒G病院のI先生から、ドライブに最適・・といわれた時は残念でした。(とんぼ返りなので・・)
明後日は、杏林大学のあんずGroupのお手伝いに「臨床で知っておきたい感受性検査の第2回目」をやります(事前希望者だけで満席のため受付終了しています。すみません)。
良い感染症の集まりがあちらこち . . . 本文を読む
「次の患者さんは、呼吸器症状(or消化器症状)で中国帰りです・・・」とカルテを渡されなんてことはどの病院でもおきています。
国際便は地方空港からも飛んでいますので、外来診療では横でPCをLANについないでCDCのTravel Healthを確認するような時代ですね。
航空機の中国へのアクセス
http://www.chinatravel.nu/a/kiso/access/china_from_ . . . 本文を読む
昨日の中国がらみの冷凍食品のニュースにはたいへん驚きました。
食品関連のアウトブレイクは(原因が何であれ)、今では驚くほど広域に流通しているので、回収やアナウンス上の難しさがあります。
特に冷凍や缶づめはもともと保存期間がながいため、冷凍庫や保管庫の奥におきっぱなしになっていることもあり、啓発しても残る部分が相当あるといわれています。
医師は本人や家族からの聞き取りで、喫食調査をしますが、何を . . . 本文を読む
接触者健診はもとの患者Index caseとコンタクトのあった人をリスト化し、必要な検査やケアを提供するプログラムです。英語ではContact tracingといいます。
日本でも結核については指針・制度があります(2007年改正感染症法にもとづくもの)。
http://www.eiken.yamagata.yamagata.jp/tuber/TB_tebiki2.pdf
性感染症については . . . 本文を読む
『レジデントのための感染症診療マニュアル』第2版が出る前に、帯をつけるか、何を記載するかという話が医学書院との間でもちあがりました。
が、医学書院からの提案は、待望の改訂!のあとに目次を印刷でした。
それでは面白くもなんともないので(目次を気に入って買うということはないと想像)、購入者のコメントを入れてはどうかと提案しましたところOKがでまして、さっそく関係の人にメールをしました。
すぐにいく . . . 本文を読む
ワクチンを忌避する理由のひとつに「痛い」ということがあります(特に成人で)。
ワクチンプログラムを拡大する際の課題のひとつに「医療者の確保」があります。
注射・針を使うワクチンの問題です。
「医者しかだめ」となったら接種率を向上させることは不可能な国や地域がたくさんあります。
フィリピンのように島がたくさんあるようなところでは、医師のオーダーのもとに看護師が出かけていって対応することもありま . . . 本文を読む
麻疹関連ニュースの続報です。
受験者だけでなく「受験会場」も影響をうけはじめています。
「札幌大学(札幌市)は29日、学生3人がはしかに感染したため、30日から2月8日まで、大学院と短大を含め全学休講にすると発表。2月5、6日の入学試験は、会場を大学から札幌市内のホテルに移して実施」
「期間中は学生約5700人の学内立ち入りを禁止し、課外活動なども中止。現在行っている定期試験も中断し、約2週 . . . 本文を読む
若手医師セミナーに参加してくださった方からいただいた情報を共有したいと思います。
適正な抗菌薬使用・感染症診療のためには検査はとても重要ですが、昨今のニュースをみるにつけ、それが適切に運用されるためには、今ある問題を理解しなくてはならないと感じます。
2007年11月17日の中医協の文書です。
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2007/11/dl/s1116-4 . . . 本文を読む
麻疹は同じ車両にいた、同じ部屋にいた、というレベルで感染します。
本人の体調もさることながら、他の人へ感染させることが問題です。
センター試験会場での麻疹のニュースがありました。
中学受験も高校受験も同じ高リスク層。
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200801250324.html
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金曜日は小倉記念病院、土曜日は下関中央病院で講義でした。研修医や指導医の方地域の開業の先生にもご参加いただきありがとうございました。
小倉記念病院はなんどもおじゃまさせていただいております。
いまでも毎日心臓カテーテル検査をされている院長の延吉先生はじめ、熱心な方々にお会いするのが楽しみとなっております。
小倉記念病院循環器部門の「よくある質問コーナー」には「延吉先生は厳しいとききましたが?」 . . . 本文を読む