感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
(リンクはご自由にどうぞ)

A Boon for the Workforce?

2015-04-30 | 青木語録
U.S.-Citizen International Medical Graduates ― A Boon for the Workforce? 「外国の医学部を卒業した米国市民ー期待される労働力?」 と題された興味深い記事がNEJMの最新号に載っていました。一部紹介すると・・ ・所謂外国の医学部を卒業した者IMGの4割近く、レジデントに応募するものの13.7%が米国市民であり、彼らの半分以上 . . . 本文を読む

最近の定番のお店

2015-04-29 | (ちょっと休憩)B級グルメ道
世の中はGWにはいっているそうです。 編集部内はあまりかわらず平常運転です。 「最近グルメ情報が紹介されていない・・・」といわれているので、最近でかけているエリアを紹介します。 編集長が細菌、いいぇ最近はまっているのは「いきなりステーキ」 http://ikinaristeak.com/home/ 編集長の平均注文グラム数は350-400と控えめ・・(タイトル写真は数日前の400の時のもの) . . . 本文を読む

過剰使用とその周辺

2015-04-29 | 青木語録
#1:感染症治療薬の過剰使用 抗菌薬を始めとする感染症治療薬の過剰使用を戒める啓発活動、これが、編集長の帰国後23年間を埋めた・・といっても過言ではありません。 そして、その啓発活動は一部には若手感染症専門医の台頭・・というPositiveな現象を生み出しました。しかし・・他方で「風邪に抗菌薬」の風潮は大勢としては変わらない・・という厳しい現実が・・ 世界のタミフル、7割は日本が使用。カルバペ . . . 本文を読む

HPVは自然に消える、とその周辺

2015-04-27 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
まずこの記事を紹介。 Huffington Post 4月8日 東大卒業式の式辞が深いと話題に「善意のコピペや無自覚なリツイートは......」(全文) "3月25日に行われた東京大学教養学部の卒業式で、学部長の石井洋二郎さんが卒業生に送った式辞が、ネット上で話題になっている。「肥った豚よりも痩せたソクラテスになれ」という名言にまつわる間違いについての話をきっかけに、インターネット時代における . . . 本文を読む

もらわなきゃ損 という煽り

2015-04-26 | 非・悲・否・避「常識」
この週末の医療関連の話題の中で一番驚いた話。 さおだけ屋の会計士も実践、詐病スレスレで処方箋医薬品をゲットするお得ワザ 日経でこの記事 メディアの皆様 こうした問題にも切り込んでください。 . . . 本文を読む

編集長が経験した梅毒

2015-04-25 | 青木語録
「経験した梅毒(医師として・・)を列挙して週末を過ごせ・・」との指示が編集部よりありまして筆を執る編集長であります。 頭蓋内腫瘤 (ガマ腫でした・・ 某駒G病院の症例検討会でスタッフのS先生がプレゼン)@某駒G病院 脱毛 (数例あります・・円形脱毛っぽい感じのものも・・)@東◎医大 虹彩炎 (2例:関西のA拠点病院からの相談+α 性的に活動性のある方が「目の痛み」を訴えたら・・) 強膜炎 (新宿 . . . 本文を読む

危険なほどに不十分 Dangerously Inadequate

2015-04-24 | 青木語録
Ebola and ethics: autopsy of a failure という題でBMJのEditorialが送られて来ました。 今回のEbola集団発生では、初動が非常に遅れMSF(国境なき医師団)からは「危険なほど不十分」と指摘されながらもWHOなど大きな国際機関は本当に動けませんでした。 また初動が遅れただけではなく、多くのDebateや記事によれば「お笑い」とまで言われる本末転 . . . 本文を読む

ワクチン と ロイヤルティ

2015-04-23 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
HPV感染による子宮頸がん症例の多くは、健診制度の整っていない、がんの治療も難しい途上国でおきています。 数年前からGAVIやPATHが中心となって、HPVワクチンをアジアやアフリカの国と連携して導入するプログラムを展開しています。ワクチンメーカーは1本5ドルまで値引きをしています。 クイーンズランド大学は途上国でのロイヤルティをもともと放棄しています。 ロイヤルティを持っている開発者であ . . . 本文を読む

製薬会社の関与の記載

2015-04-21 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
製薬会社と医療者の接点については、社会からいろいろな疑義の眼を向けられています。 一切関わりをもたない、という方(施設)から、今でも旧態然としている方(施設)もありますが、少なくとも医学生や研修医教育として行うものについては、その適切な関係性とあわせて伝えて行く必要があると考えています。 アナウンスの際の注意事項を紹介します。 製薬会社が主催のものと、医療者の活動に製薬会社が「共催」で並ぶ場 . . . 本文を読む

『ノロに見舞われて』

2015-04-21 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
本日、職場に届いていた1冊です。 お送りいただきありがとうございました。 (当ブログの一部を紹介していただきました) ノロに見舞われて―ノロウィルスに立ち向かった医療現場壮絶な35日間の記録宮路 重和講談社エディトリアル . . . 本文を読む