AKB48の旅

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采配の匙加減

2013年05月25日 | AKB
速報結果の余韻から、未だに逃れられない。速報順位を何度見返してみても興奮してしまうし、最終順位がどう変わるのか、あーでもないこーでもないと考えるのが楽しくて、無駄に時間が過ぎて行ってしまう。そんな状態なのは、私だけでもないんだろう。ネットを見渡してみても、何かと騒がしいみたいだし、ぐぐたすやブログをざっと眺めても、メンバー達も落ち着けてないのは明らか。

やはり、見事と言うしかないのかな。選抜総選挙も5回目ともなると、流石にマンネリ感は避けられなかったわけで、実際、事前の風潮としては、盛り上がりに欠けてたと思うし、ネット世論的にも、いわゆるオワコン扱いだったように思う。それがどうだ。蜂の巣をつついた、というと誇張が過ぎるかも知れないけど、すっかり引っかき回されてる感じ。予定調和は見事に吹き飛び、高いレベルの励起状態に追い遣られてしまってる。

劇場盤に投票権を付けると何が起こるのか、そのシミュレーションは、既にSKEリクアワで実験済みだったいうことなんだろうけど、実際の投票行動がどうなるのか、そこまで完全に読み切っていたとは流石に思わないけど、それでも、選挙の様相が大きく変わることだけは確信していたんだろうし、少なくとも、大荒れになるだろうという狙いは、見事に当たったことになる。

こうなってしまうと、「立候補制」の導入も、この状態を見越してのことなのかと勘ぐりたくなる。速報から最終順位の開票まで、ほとんどのメンバーの順位が乱高下することになるわけで、それだけメンバーの精神的負担が大きくなる。ならばこそ、強制ではなく自由意思で選んだ立候補でなければならない。それだけの覚悟を持たなければならない。そういう秋元康氏からのメッセージだったのか。

速報でのファンの投票行動は、一つ前の記事に書いたように、ある程度は合理的に推定できるようには思う。けれども、既にして従来の速報とは、様相が大きく異なってしまってるのもまた、まぎれもない事実。とすれば、従前の票読み自体も、完全ではないにしても、一度リセットするべきなのか。この辺りが、何とも悩ましい。

とまれ、不透明感が増したと言うことで、6月8日への期待は嫌がおうにも高まることになる。そこはさすがというしかないけど、何とも気がかりなのが、開票の生放送をするのがフジなこと。4時間40分もの放送時間を考えると、看板通りに完全生放送してくれるのかと期待したくもなるけど、去年の放送がアレだったし、何しろそこはフジなんで、期待を裏切るのは必至。こっち方面への、秋元氏の采配は期待できないんだろうか。

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