レコ大おめ

秋元康が作詞賞を受賞した段階で、連覇は確実になったと思ったのは私だけではないと思う。というか、これは業界が秋元康に膝を屈したという理解で合ってるのかな。AKB第一章というのは、実際にはAKBインフレーションによる、音楽業界制覇だったということか。

去年のレコ大受賞は、秋元康サイドの大幅な譲歩があってのことだったと理解するけど、それでもやはり背に腹は代えられぬと言うか、毒饅頭を食わば皿までというか、一度受け入れてしまえば、取り込まれてしまえば、もはや流れは変えられない、流れには逆らえない、そういうことなのかもしれない。

いずれにせよ、去年同様、実績的にはぶっちぎりなんだし、レコ大の権威なんてのはとっくの昔にハリボテだけど、それでもレコ大サイドが見栄を張るためにも、大賞にはAKBを選ぶしか、ほかに選択肢はなかった、そういう見方もできそう。