AKB48の旅

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アイドル刺傷事件から考える、ネットの「距離感」という問題。

2016年05月25日 | AKB
アイドル刺傷事件から考える、ネットの「距離感」という問題。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160524-00057994/

2014年に起きたAKB48の握手会の刺傷事件はファンではない人物による犯行で、身体的な近さが問題になった事件だった。今回はそれと意味合いが異なり、SNS等による精神的な近さが問題になった事件だと思われる。

もちろん精神的に近いという感覚は錯覚でしかないのだが、多数のタレントやアイドルが、つまり芸能事務所がそれを利用してビジネスにしている以上、今回の事件は個別の事案ではなく芸能人ならば誰にでも起こりうる業界全体の問題だろう。


この事件については取り上げるつもりはなかったんだけど、なんか議論の枠組みレベルで違和感を感じるんで、ちょっとだけ。

まずは基本的な話で、これってストーカー事案だよね。ならばストーカーという枠組みが第一義的であり、そのターゲットがたまたま地下アイドル(というかミュージシャン?)であった、そういう理解で良いんではないか。 とすれば、これは決して「芸能人ならば誰にでも起こりうる」ものとは言えない、むしろ「個別の事案」という側面が強いんであり、ならばこそ、あくまでもストーカーという枠組みから、その対応というか対策なりを問題視するべきなんじゃないだろうか。

そういう意味では、「ネット」云々は付帯事項に過ぎなくなるし、確かにストーカーを助長しかねないという言い方はできるかも知れないけど、それこそ時代背景なんであって、そこは避けられない。ならばこそそんな中、いかにストーカーのリスク回避するか、そういう議論に収斂するのが妥当なんじゃないか。

1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-05-25 08:35:51
警察としてはアイドルが刺されたにした方が直近の問題回避(相談された対応方法)になるんだと思います。
「シンガーソングライターが刺された」なら全体に波及すると思いますが「アイドルがヲタに刺された」にすれば問題点はアイドルorヲタに向くと思ったのでしょう。ネタでやった元アイドルがなぜか取り上げられている違和感。入場時の事件がなぜか接触・握手がわるいという論調。未だに報道は恣意的に操作されている
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