AKB48の旅

AKB48の旅

アイドル遍在時代

2018年08月09日 | AKB
ついにバニラビーンズも…解散続々で囁かれる「アイドル戦国時代」の終焉!

「アイドル人気が持続中とはいえ、やはりAKB48や乃木坂46、欅坂46といった秋元康氏プロデュースのアイドルグループの1人勝ち状態が続いているため、名が知れたアイドルグループでも想像以上に潤っていないのが現状。エイベックスのような大手事務所もアイドルビジネスから手を引き始めたりと、それなりにアイドルビジネスに力を入れる中堅アイドルグループを取り巻く状況は年々厳しくなっていることは事実。こうして有名グループが次々と姿を消していくのはアイドルファンとしては寂しいですよね」(前出・アイドル誌ライター)

ただ、乃木坂が異常に女性人気が高かったりすることもあって、アイドルにあこがれを抱く女子も増えており、逸材は全国に眠っている。橋本環奈のようなダイヤの原石が出てきたり、ちょっとした拍子でまたアイドルシーンは盛り上がってくるはず。今は静かにその時を待ちたいところだ。


既述のごとく、私的には「アイドル戦国時代」という認識というか視点自体が、間違ってたんじゃないかと思う。アイドルという概念が、かつてのSFの如く「浸透と拡散」することによって、高嶺の花からタンポポの如く「どこにだってある花」となった、特別なものから普遍的なものになった、非日常から日常へとシフトしたんだと思う。

だからこの現象は「アイドル戦国時代」なんかじゃなかったのであって、敢えて言うなら「アイドル遍在時代」と呼ばれるべきなんじゃないか。

そもそもずっと昔から、ちょっと可愛いクラスメートは、クラスのアイドルだった。ちょっとどころじゃない可愛い子には、隣の学校からでも見物人がやってきた。そんなローカルなアイドルは、日本中のどこにだったいた。それがネット時代になって、リアルがバーチャルに接続し、バーチャルがリアルと連続体化することによって、「アイドル遍在時代」が現前した。

「会いに行けるアイドル」とは、実はそういうことだったんじゃないか。だから、AKB48の出現によって、一気にこの現実が可視化され、その代表的な存在となった。AKB48というブレークスルーによって、そんな現実に認識がようやく追いついた。劇的なパラダイムシフトが起きた。

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