鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

弥生時代のかながわ

2012-02-11 23:30:00 | 日記

下駄を履いた高杯があるというので、

見に行かねばと思いつつ、

いよいよ最終になってしまった。

神奈川県立歴史博物館

「弥生時代のかながわ」

120212_1.jpg

縄文文化が色濃く残る弥生前期の関東平野、

その西端、酒匂川や金目川の流域に

畿内から稲作文化がドッと入ってくる。

しかし、その後平野部からムラが消え、

なぜか三浦半島の海岸線から遺跡が出る。

続縄文文化でよく見られる「回転離頭銛」が

たくさん見つかっているので、

北方から大型の魚を取る集団が入ってきたのだろうか。

その後、中期以降はふたたび東海地方から、

多くの土器が流入し

関東平野も畿内と同期する、

と言ってしまっていいのかな。

下駄を履いた高杯は、

土器が2点と、それに先行する木器のが1点。

4脚の青銅器を模倣したのかな、

と思ったりした。割高台みたい。

ついで、

館蔵赤羽刀から「甦る名刀」

をみる。

「赤羽刀」はなんぞや?と。

くわしくはホームページを。

「甦る名刀-館蔵赤羽刀から-」は

325()まで

長年、研磨されずに保管されていたので、

錆が深く入って修復できないものもあるという。

もったいないね。

上階の常設展示もじっくりみて、

たっぷり2時間半も過ごしてしまった。

神奈川県立歴史博物館

弥生時代のかながわ-移住者たちのムラと社会変化-

県立歴博での展示は終わってて、

218日から26日まで小田原郷土文化館、

229日から311日まで厚木市郷土資料館へ巡回。