朝、ホテルのカーテンをあけると、
目の前に向島のドックが並んでた。
さっそく「さびしんぼう」のロケ地めぐり。
樹木希林も亡くなり、
大林宣彦監督も余命どうかとか、
天気が悪いとそういうことを考える。
小雨も降ってるし、猫もいないので、
尾道散歩は早々に切り上げ。
カフェでだらだら過ごす。
それから向島へ渡り、
お好み焼きを食べる。
つぎは自転車で来たい。
正月用の酒と肴を仕入れて、
鞆の浦に寄ってから帰省した。
朝、ホテルのカーテンをあけると、
目の前に向島のドックが並んでた。
さっそく「さびしんぼう」のロケ地めぐり。
樹木希林も亡くなり、
大林宣彦監督も余命どうかとか、
天気が悪いとそういうことを考える。
小雨も降ってるし、猫もいないので、
尾道散歩は早々に切り上げ。
カフェでだらだら過ごす。
それから向島へ渡り、
お好み焼きを食べる。
つぎは自転車で来たい。
正月用の酒と肴を仕入れて、
鞆の浦に寄ってから帰省した。
少し晴れ間が出て、
海が青くみえたので、
ふたたび角島へ渡る。
沖縄の離れ島みたいで、
ええなあとウロウロしているうちにまた曇り。
ずっと日本海側を走って下関、
そして門司へ小さい船で渡る。
門司港駅もずいぶん整備されてしまっていたが、
30年くらいまえは適当で、
コンコースにあったベンチで野宿したことがある。
ウトウトしていると、
どっちがより"乞食"かと
ふたりのホームレスがけんかを始めて、
ゲラゲラ笑ったことを思い出した。
人道トンネルの入り口までの観光鉄道が運休中で、
寒いなか小一時間歩く。
エレベータで地下60m下がると、
長さ780mのトンネルが関門海峡の下を潜ってる。
いちばん低いとこじゃないとこに県境が引いてあった。
なんでもないといえばなんでもないが、
おもろいのやないかと思って潜ってみたわけです。
下関側は下関戦争と壇ノ浦の戦いで盛り上げてある。
唐戸市場はすごい人で近寄らんかった。
尾道をめざす。
こんかいの旅の目的は、
この湯田温泉にある中原中也記念館へ来るため。
公立の美術館は営業が今日までというので急いだ。
中原中也(1907〜37)
かわいらしい帽子姿の写真が有名だが、
あれは奇跡ショットだったようだ。
どっちにしても放蕩息子のイメージしかないが。
鎌倉駅東口で倒れ、
若宮大路にある病院に運び込まれて亡くなった。
記念館の建つところに生家があったそうな。
向かいにあるカフェでほっこり。
山口出身の文学者にはほかに種田山頭火がいる。
酒呑みでスケベが多いんかね。
ヒドい政治家も多い。
明るい瑠璃光寺五重塔。
この五重塔がいちばんやと思う。
1442年落慶
市内から15分ほど走らせたところにある、
KDDI山口衛星通信所。
インド洋上の静止衛星まで見通せるので、
この場所にあるんだそうだ。
最大直径34mほか
23基のパラボラアンテナが稼働してる。
一度来てみたかった。
子どもたちにもウケた。
それから小学校の修学旅行以来の秋吉台へ。
秋吉台の地下にある秋芳洞。
いろんな自然の造形物にいちいち名まえが付けてある。
この「百枚皿」、ほんとうは皿500枚ある、
ということを覚えてた。
「黄金柱」
「クラゲの滝登り」だったかな。
けっこう楽しめて2時間くらいいた。
それで角島【つのしま】にある、
この石造の灯台と背景に沈む夕日をみに急いだんだが、
曇ってた。
ほんまは実家に1泊してから向かう予定だったが、
下の子が終業式のあと熱を出してしまい、
1日出発を延ばして、鎌倉から一気に山口へ。
960km11時間は、さすがに疲れた。
瑠璃光寺五重塔のライトアップに間に合った。
夕食はホテルの部屋でカップ麺。
雨が多い秋だったので紅葉もあまりみられず、
うろうろもできんかった。
熱海へ行ったついでに函南原生林へ行ってみた。
富士箱根ランドという古ぼけたホテルの
裏のほうをまわり込むという知る人ぞ知る穴場なんだが、
道が荒れてしまっていて
前にクルマを停めたところまで近づくのに難儀した。
ヒメシャラやブナ、
アカガシの大木がところどころにある、
うっそうとした森。
前に来たのはいつだったけか。
いちばん大きなブナは消えてなくなってた。
2005年に枯死したというので、
やはり20年ぶりくらいか。
時の流れ早すぎる。
函南町のほうから上がってくる道が
メインになっているようです。