東京大学総合博物館
「アルケオメトリア」
なにっ? 考古学計測、という意味らしい。
理学的方法などによって遺物の計測をすること、
について展示してあった。
入り口のところから、ずっと縄文人の骨が展示してあって、
そっちのほうについつい時間を費やしてしまう。
それで、一番奥の部屋に、
「火焔土器」が数点置いてあって、
いよいよ「アルケオメトリア」。
C14年代測定、CTスキャンを使った測定、
電子顕微鏡による観察など、
あまりなじみのない難しいところを、
なんとか示そうという努力のあとは見えた。
高校のとき、物理と化学を選択しなかったことが、
ここまで引きずるとは。
小柴昌俊氏がノーベル物理学賞を受賞した記念にと、
製造もとの浜松ホトニクスから贈られた
「カミオカンデ」でニュートリノを捉えた光電子増倍管が、
本郷通りに面してひっそり。
「アルケオメトリア-考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る」