鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

夏休み─帰る

2019-07-28 23:00:00 | 日記

ニセコ周辺の遺跡探索。

ホテルのそばにある環状列石群は、

近所の人の墓みたい。

有島武郎が父から受け継いだ農場を、

小作人たちに“無償解放”したのは、

情死する前年のことだったという。

その農場の元の敷地内に記念館がある。

弟の里見弴の家は鎌倉にある

歩こう会の老人たちに占拠されてて、

じっくりみられなかったが、

藤倉英幸さんという画家の展示があって、

こっちもよかった。

 

見おぼえがあるなと思ったら、

JR北海道の車内誌の表紙に使われてる画。

あの先っぽにあるのは墓地です。

村の中心から羊蹄山へまっすぐ道が延びてて、

前から気になってたのでずっと進んでみた

けっきょく羊蹄山はみられなかった。

あいかわらずコンコンと水が湧き出てる。

なんともうらやましい。

 

それから日本海のほうへ出て、

ずっと海岸沿いに走らせ、

「日本海食堂」へやってきたのだが、

目の前で昼食の部、終了〜!

じつはこんかいの旅行のメインテーマだった。

 

とちゅう、自由研究用に昭和新山へ寄って、

新千歳空港から最終便で帰る。

定刻よりさらに遅れ、

0時すぎの羽田空港第2ターミナル。

夏休み終了〜


夏休み─石狩海岸

2019-07-26 23:00:00 | 日記

朝、藻岩山にのぼって遠くを見晴らす。

石狩川の河口のほうがよさそうやなあ。

クルマで40分ほどで着いた。

石狩川河口の砂嘴の上にある

はまなすの丘公園。

 

ええなあ札幌の人は。

 

「恋人たちの時刻」という角川映画の冒頭部分は、

このあたりで撮影されたんやなあと思ってたんだが、

砂浜の色がちがった。


小樽で寿司食べて、ニセコへ向かう。 


夏休み─北海道博物館

2019-07-25 23:00:00 | 日記

ザーっと雨が降ったり日が差したり、

すっきりしないので、

北海道博物館へ行ってみた。

ちょっと前まで開拓記念館といってたのが名称変更。

子どもたちは平常展に入れといて、

「アイヌ語地名」の展覧会。

伊能忠敬や近藤重蔵、

松浦武四郎から山田秀三だけでなく、

ほかにもいろんな研究が展示されてて、

たいへん勉強になりました。

北海道博物館「アイヌ語地名と北海道」展 〜 9/23

 

広い原生林に隣接していて、

今年は早くからヒグマがうろついている。

 

原生林のなかの遊歩道を歩きたかったのだが、

人けがまったくないので止めといた。

 

ずいぶん遠くからも見える

開拓百年記念塔(高さ100メートル)。

1970年竣工で、展望台もあるんだが、

老朽化のため立ち入り禁止になってる。

万博公園のエキスポタワーを思い出すな。

 

それで札幌にもどって北大のなかにあるポプラ並木。

初めて行ってみたけど、こっちも老朽化が進んでる。

校内でエゾリス発見。

鎌倉のタイワンリスより柔らかそう。

夕食は厚岸の牡蠣とか。

ニがどういうわけかなくて、

それからタラバ。

このごろ牡蠣と蟹ばかり食べてる。


夏休み─札幌へ

2019-07-24 23:00:00 | 日記

梅雨が明けないままの涼しい東京を脱出。

北海道もこのところ梅雨っぽいが、

さすがに湿度は低くて過ごしやすい。

お昼の飛行機で来たので、

荷物を置いてさっそくラーメン。

 

15年前にもらった割引券を提示したら、

また今度も使ってくださいと返された。

ふだんは割引券など使わないのだが、

この店はなんとなくお約束。

 

外国人だらけの狸小路を

西から東へ抜けて創成川まで来ると、

安田侃がそこここに。

創成川公園

 

こんどは大通公園を東から西へ抜けて、

 いちばん西側の「ドイツ村」でビールを呑む。

これをやりたかったんやわ。

 


蓮の花

2019-07-21 23:00:00 | 日記

奈良のご隠居からいただいた蓮。

3年越し、タネからはうまく育てられず、

根を譲ってもらってようやく開花。

鶴ケ岡八幡宮の源平池の蓮のツボミは

ソフトボールくらいあるが、

こちらは子どものこぶしくらい。

 

開く直前のグラデーションがなんともいえない。

わずか3日の命。

 

ずっと薄暗い毎日だからか、

白にピンクがほんとうにまぶしく感じる。

蓮台になんかおる。十王?


曇天の光集めし蓮の花

 


ステーションギャラリー「メスキータ展」

2019-07-09 23:00:00 | 日記

大規模展は初めてとのことで行ってきた。

サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868〜1944)

オランダでデザインや版画の教師をしていて、

教え子にはエッシャーがいるそうだ。

ナチスに家族とも連行されて、

そのまま強制収容所で亡くなる。

木版画やエッチングだが、

道具による彫りの特徴を

うまく背景に使ってる。

黒白のコントラストと、

大首絵を思わせる対象の大きさも印象的で、

とてもおもしろいと思った。

自宅に残されていた作品群を

エッシャーたちが守ったとのこと。

目の粗い糸のクロス地の図録には、背表紙もない。

8月18日まで

「メスキータ展」東京ステーションギャラリー