レンタカーを借りて余市方向へ向かう。
ウイスキー工場はまえに行ったので、
今回は子どものために遺跡めぐりをする。
まずはフゴッペ洞窟。
ここは3回目だが、子どものためと思えば。
さらに、忍路環状列石。
ここも3回目なので、
畑のなかにあるのに
一度も間違わんと行ける。
小樽でゴハン食べて、
夜、札幌に着いた。
さっそく狸小路。
札幌に育った人と話しをすると、
必ずこの店の話題になる。中川ライター店。
タバコの類いも置いてあるけど、
プラモやオタク系のものがどっさり。
天井からは無数の飛行機がぶら下がってる。
（2015年1月閉店）
以前、タクシーの運転手に、
おいしいラーメンの店連れてってというと、
ここの前で降ろされた。
狸小路をずっと西へ、アーケードが終わって
もうひとブロック先にある「三角山五衛門ラーメン」。
以来、わたしの札幌ラーメンは、
ここの鶏塩ラーメン。
気球に乗る勇気もなく、
ロープウェイでニセコアンヌプリへのぼってみたが、
あまり天気がよくなくて、羊蹄山もみえない。
羊蹄山麓は湧き水がすごい。
あちこちで水が湧いてる。
この水だけのために移住したいくらいだ。
オーストラリア人に占領されないうちに、
五稜郭の隣にある函館美術館で、
蠣崎波響「夷酋列像」11点が
フランスから里帰り中。
昨日は閉館してたのでわざわざまた来た。
これはスゴイと思うのだが、
あまり評価されてない。
図録もなにもなかった。
いっしょにやってた
滝平二郎の原画もよかった。
わたしなど、
朝日新聞日曜版でなじみがあるのだが、
原画は雲母刷りのような細工や、
色の濃淡もあって、見応えがあった。
さて、ニセコへ向かう。
長万部まではディーゼル特急、スーパー北斗7号。
妖怪のようなカオ。
長万部駅で各駅停車にのりかえる。
まだ列車は来てない。
カニとかホタテとかは季節はずれ。
小一時間、なにもない駅で過ごす。
ようやく来た各駅停車はがらがらやった。
窓をぜんぶ開けて新緑のなかを
かきわけて進むのがよかった。
新幹線ができたら廃線なんやろね。
駅のホームにミヤマクワガタ。
北海道にはノコギリは少なくて、
ミヤマがごろごろいる。
本来カブトムシはいてはいけないそうだ。
函館が気になったので、
今年の夏は函館から入ることにした。
函館空港から直行バスに乗らずに、
途中、住宅団地をぐるっと遠回りして、
函館市電の終着、湯の川電停に来る。
まえに来たときに気持ち悪くなったので、
展望タワーにはのぼらない。
（これは娘が撮ったもの）
駅前のホテルに荷物を置いて、
夕食は港にあるレストランへ。
高校2年のとき、ここで酔いつぶれて、
警察に連れて行かれそうになった。
ダッシュで函館駅に逃げた。
最終の青函連絡船になんとか間に合ったと記憶する。
あのときは、この展望台にも人影は少なかったのだが、
今回はすごい人出だった。
このあたりは変わらない。
2年ぶり2回目の富士山は、
富士の宮口から。
交通規制のかかる前日、
平日早朝からのぼる。
みなさん、ご存じですか？
防衛大学校の夏の遠足は、
富士山登頂です。
登山口からずっと同じペースでした。
思いのほか、
女性が多くいらっしゃいました。
おやつはいくらまでやろ？
大雨の山頂は、
ヨーロッパ戦線の塹壕のよう。
国防色のビニールコートが
写ってなくて残念。
帰りは途中まで御殿場口コース。
宝永火口を横切って、
富士の宮口へ。
のぼり４時間、くだり2時間半。
あほかっちゅうねん！
