鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

正月は棒だらとえび芋

2011-12-31 23:30:00 | 日記
昼夜逆転で、

へべれけのまま3日が過ぎた。

しかし、これだけはおさえておきたい。

23日のうちに駅まえの市場で手に入れておいた棒だら。

のこぎりでふたつに切ってもらった半身、3700円!

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さらに糸ノコで6つに切って水に浸ける。

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日に日に腐乱死体の臭いをただよわせる。

7日間のガマン。

30日深夜からえび芋と煮込みはじめて、

今朝完成!

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これで正月を迎えられる。

というわけで、2011年最後の由比が浜の夕暮れ。

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歌川広重

2011-12-28 23:30:00 | 日記
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「国芳」展だけで疲れてしまったので、

翌日あらためて六本木へ行ったら、

火曜日は休館だった。

それで、仕事納めのこの朝にやってきた、

サントリー美術館

「広重 東海道五拾三次」展。

国芳と広重は同年生まれ、

ふたりとも歌川派の絵師ということになる。

「国芳展」には合作もあった。

「広重展」では、

数十種あるという「東海道五拾三次之内」の、

1833年刊行の那珂川町馬頭広重美術館所蔵の保永堂判と、

1849年ころ刊行のサントリー所蔵の隷書判を並べて展示。

デフォルメされすぎてて、

よくわからん画も比較することで、

腑に落ちるものも多い。

より効果的な配色に変えたもの、

たとえば「蒲原」の雪の描写など、

保永堂判の初摺と後摺が出てる。

なんとなく見てたものを、

このさい整理整頓して記憶できる。

サントリー美術館

「殿様も犬も旅した 広重 東海道五拾三次」展

2012115()まで

おまけ:サントリー美術館の入ってる

六本木ミッドタウンにある安田侃作品ふたつ。

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歌川国芳2

2011-12-26 23:30:00 | 日記
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またまた「国芳」

420点、前期後期で総入れ替え予定。

過去最大級の展示だそうだ。

洒落いっぱいのおとぼけから、

3枚続きの大判の役者絵、武者絵に、美人画まで、

たっぷり国芳の世界を楽しめた。

ご存じの通り、デザイン性が高くて、

さいきんのコンピュータグラフィックかい?

というくらい斬新な構成や、

細密な描写があふれている。

これは今年の集大成。

没後150年がこれで終わる。

あ、後期も行かなければ。

没後150年「歌川国芳展」

六本木ヒルズ・森アーツギャラリー

前期~2012117()

後期~2012212()





六浦道をたどる

2011-12-23 23:30:00 | 日記
金沢文庫から鎌倉まで歩く企画。

参加者、わずかに2名。

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柴漁港内特設の「どんぶりや」で昼食。

金~日と祝日の昼間だけ営業してるそうです。

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穴子、セイゴ、サツマイモ、なすびの四色丼、

1,000円也。

ちょっと油っぽいが、

寒いので暖まる。

お燗があれば。

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シーサイドラインに沿って金沢八景まで歩く。

入り江があっちこっち、文字どおり六浦。

瀬戸神社を経て、

上行寺東遺跡を探して歩くが、みつからず。

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これは六浦道沿いの「鼻欠地蔵」。

坐像にみえる部分でいいんかな。

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横横道路の朝比奈I.C.の手まえを左に入り、

山道を歩くこと15分ほど。

峠にかかるところで左に少し行くと、

鎌倉の鬼門除け「熊野神社」がある。

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ひっそり無人の境内には立派な銀杏の木が。

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両脇が切り立った朝夷奈峠の磨崖仏。

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六浦がわから歩いたのは初めて。

意外と早く十二所へ降りてきた。

馬なら15分ほどじゃないだろうか。

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もっと難行になるはずだったので、

十二所神社の横っちょから山に入って、

天園ハイキングコースを逆にたどってみた。

鎌倉墓地のなかを歩いたり、

天園の展望台を経て

16時すぎ永福寺跡の裏に出た。

ぜんぶで10kmくらい歩いただろうか。

昼食の天丼がきれいに消化された感じだ。




東京モーターショーへ行ってみた

2011-12-07 23:30:00 | 日記

東京モーターショー

平日でも5万人というから、

がんばって午前中に

東京ビッグサイトへ行ってみた。

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新橋から「ゆりかもめ」で行くより、

大崎から「東京臨海高速鉄道」に

乗るのがいいでしょう。

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はじめて「モーターショー」を見に来た人間に

いきなりこれは

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まずは免許をとろう!というところから

さいきんは啓蒙しなくてはいけないらしいが、

来場者は、若者より

圧倒的にお年寄りが多い。

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どっち向いて走り出すかわからないような

「未来カー」より、

こういうのがホッとする。

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この「ふぐ」なんかは、

来春あたり路上で見かけそう。




ベン・シャーン

2011-12-04 23:30:00 | 日記

神奈川県立近代美術館葉山館

「ベン・シャーン」

へ行ってみた。

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のっけからなんですが、

はるばる見に行くカイがあります。

ベン・シャーンは、

なにかと目にする機会が多いですが、

今回は400点くらい並んでます。

眼と指が力強い。

いい顔がたくさん見られた。

「ベン(といっていいのか)」が撮った、

1930年代の写真も多くあって、

米国もいろいろ大変だったのだろうなあ、

と思った。

閉館までの2時間がすぐに来た。

う~ん、「ラッキードラゴン」のシリーズを、

アーサー・ビナードがアレンジした本があるが、

あれはちょっと違うなあ。

いろいろ考えられたから、

やはり直接見たほうが、

まあなんでもそうですが、

とくに、「ベン」はぐだぐだ言わないほうがいいです。

遠いと思えば遠いですが、

気持ちのいいところなので一日仕事で来てください。

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ベン・シャーン-クロスメディア・アーティスト-

2012129()まで

その後、名古屋市美、岡山県美、福島県美を巡回。

そういえば、「福島県立美術館所蔵」が多かった。

月並みに、「ベン」なら原発事故をどう言うだろう。