へべれけのまま3日が過ぎた。
しかし、これだけはおさえておきたい。
23日のうちに駅まえの市場で手に入れておいた棒だら。
のこぎりでふたつに切ってもらった半身、3700円!
さらに糸ノコで6つに切って水に浸ける。
日に日に腐乱死体の臭いをただよわせる。
7日間のガマン。
30日深夜からえび芋と煮込みはじめて、
今朝完成!
これで正月を迎えられる。
というわけで、2011年最後の由比が浜の夕暮れ。
へべれけのまま3日が過ぎた。
しかし、これだけはおさえておきたい。
23日のうちに駅まえの市場で手に入れておいた棒だら。
のこぎりでふたつに切ってもらった半身、3700円!
さらに糸ノコで6つに切って水に浸ける。
日に日に腐乱死体の臭いをただよわせる。
7日間のガマン。
30日深夜からえび芋と煮込みはじめて、
今朝完成!
これで正月を迎えられる。
というわけで、2011年最後の由比が浜の夕暮れ。
「国芳」展だけで疲れてしまったので、
翌日あらためて六本木へ行ったら、
火曜日は休館だった。
それで、仕事納めのこの朝にやってきた、
サントリー美術館
「広重 東海道五拾三次」展。
国芳と広重は同年生まれ、
ふたりとも歌川派の絵師ということになる。
「国芳展」には合作もあった。
「広重展」では、
数十種あるという「東海道五拾三次之内」の、
1833年刊行の那珂川町馬頭広重美術館所蔵の保永堂判と、
1849年ころ刊行のサントリー所蔵の隷書判を並べて展示。
デフォルメされすぎてて、
よくわからん画も比較することで、
腑に落ちるものも多い。
より効果的な配色に変えたもの、
たとえば「蒲原」の雪の描写など、
保永堂判の初摺と後摺が出てる。
なんとなく見てたものを、
このさい整理整頓して記憶できる。
おまけ:サントリー美術館の入ってる
六本木ミッドタウンにある安田侃作品ふたつ。
またまた「国芳」
全420点、前期後期で総入れ替え予定。
過去最大級の展示だそうだ。
洒落いっぱいのおとぼけから、
3枚続きの大判の役者絵、武者絵に、美人画まで、
たっぷり国芳の世界を楽しめた。
ご存じの通り、デザイン性が高くて、
さいきんのコンピュータグラフィックかい?
というくらい斬新な構成や、
細密な描写があふれている。
これは今年の集大成。
没後150年がこれで終わる。
あ、後期も行かなければ。
六本木ヒルズ・森アーツギャラリー
前期~2012年1月17日(火)
後期~2012年2月12日(日)
参加者、わずかに2名。
柴漁港内特設の「どんぶりや」で昼食。
金~日と祝日の昼間だけ営業してるそうです。
穴子、セイゴ、サツマイモ、なすびの四色丼、
1,000円也。
ちょっと油っぽいが、
寒いので暖まる。
お燗があれば。
シーサイドラインに沿って金沢八景まで歩く。
入り江があっちこっち、文字どおり六浦。
瀬戸神社を経て、
上行寺東遺跡を探して歩くが、みつからず。
これは六浦道沿いの「鼻欠地蔵」。
坐像にみえる部分でいいんかな。
横横道路の朝比奈I.C.の手まえを左に入り、
山道を歩くこと15分ほど。
峠にかかるところで左に少し行くと、
鎌倉の鬼門除け「熊野神社」がある。
ひっそり無人の境内には立派な銀杏の木が。
両脇が切り立った朝夷奈峠の磨崖仏。
六浦がわから歩いたのは初めて。
意外と早く十二所へ降りてきた。
馬なら15分ほどじゃないだろうか。
もっと難行になるはずだったので、
十二所神社の横っちょから山に入って、
天園ハイキングコースを逆にたどってみた。
鎌倉墓地のなかを歩いたり、
天園の展望台を経て
16時すぎ永福寺跡の裏に出た。
ぜんぶで10kmくらい歩いただろうか。
昼食の天丼がきれいに消化された感じだ。
東京モーターショー
平日でも5万人というから、
がんばって午前中に
東京ビッグサイトへ行ってみた。
新橋から「ゆりかもめ」で行くより、
大崎から「東京臨海高速鉄道」に
乗るのがいいでしょう。
はじめて「モーターショー」を見に来た人間に、
いきなりこれは。
まずは免許をとろう!というところから
さいきんは啓蒙しなくてはいけないらしいが、
来場者は、若者より
圧倒的にお年寄りが多い。
どっち向いて走り出すかわからないような
「未来カー」より、
こういうのがホッとする。
この「ふぐ」なんかは、
来春あたり路上で見かけそう。
神奈川県立近代美術館葉山館
「ベン・シャーン」
へ行ってみた。
のっけからなんですが、
はるばる見に行くカイがあります。
ベン・シャーンは、
なにかと目にする機会が多いですが、
今回は400点くらい並んでます。
眼と指が力強い。
いい顔がたくさん見られた。
「ベン(といっていいのか)」が撮った、
1930年代の写真も多くあって、
米国もいろいろ大変だったのだろうなあ、
と思った。
閉館までの2時間がすぐに来た。
う~ん、「ラッキードラゴン」のシリーズを、
アーサー・ビナードがアレンジした本があるが、
あれはちょっと違うなあ。
いろいろ考えられたから、
やはり直接見たほうが、
まあなんでもそうですが、
とくに、「ベン」はぐだぐだ言わないほうがいいです。
遠いと思えば遠いですが、
気持ちのいいところなので一日仕事で来てください。
その後、名古屋市美、岡山県美、福島県美を巡回。
そういえば、「福島県立美術館所蔵」が多かった。
月並みに、「ベン」なら原発事故をどう言うだろう。