鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

大井川鐵道の蒸機に乗る

2017-04-30 23:30:00 | 日記

今日は大井川鐵道

新金谷からC11の牽引する旧型客車。 

汽笛のあと、少し遅れてゴンゴンと車輌が揺れる。

これがええのんや、と子どもに伝承する。

 

それほど煤は出ないが、

トンネル入ったら窓は閉める。

窓の外は茶畑と、青い大井川。

ハモニカを吹いたり、おもちゃを通路に走らせたり、

 

車内はサービス満点で、すぐ終点の千頭に到着。 

ホームで駅弁を食べて、一便早い普通列車、

といっても古い近鉄特急の車輌で帰る。

 

千頭駅、まん中が「ヒロ」で右が「パーシー」だそうだ。 

去年から「きかんしゃトーマス」化された蒸機が走ってる。

 

吊り橋のあった途中の塩郷駅降りて、蒸機を通過待ちする。

この吊り橋がコワイ。もちろんわたしは渡らない。

 

やはり蒸気機関車は走ってるのを見ないと。

つぎは古い南海電車。ウトウト居眠り。

 

帰りは蓬莱橋。900メートルあまりの木造橋。

高さもあって、欄干が低いので、これもコワイ。 

箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川。 

橋ができたのは明治になってから。 

9連休さいしょは、静岡1泊2日の旅でした。


静岡県がキライ

2017-04-29 23:30:00 | 日記

さいしょに告白しておくと、静岡県がキライ。

なかったらええのに、とずっと思ってる。 

静岡県がなかったら、新幹線も東名も150kmくらい縮む。

走っても走っても静岡県。いつもウンザリ。

 

のぞみに通過料を課すと云ったり、茶畑を潰して空港を作ったり。

それでも行ってみたいとこが増えてきたので、

こんかいはちょっとがまん。

渋滞せんうちに東名を走って、 

静岡の三保にある東海大学の水族館へ行ってみた。

東海大学海洋学部水族館

小さくて地味やけど、おもしろい魚が

ていねいに観やすく展示してあって、

 

1,500円の入館料は回収できた。空いてるし。

せっかくやから松原を散策してたら、

こんな古くて小さい灯台も発見!

魚を観たあとは魚を食べる。清水港で桜エビとシラス。

 

それから海岸線を西へ進んで、1940年ヴォーリズの設計、

 

旧マッケンジー邸。

ずっと来たかったので、これもよかった。 

それから登呂遺跡。ここへは一度来た。

 

遺物が一括で重文に指定されて施設が一新されたけど、

こんかいは隣にある静岡県立芹沢銈介美術館。これもよかった。 

それから駿府城趾を歩いて、夜はおでん。 

見ためは真っ黒なんだが、味はそれほど濃くない。

 

静岡もそんな悪くない。年配の人がイケズかな。


砂澤ビッキ展

2017-04-23 23:30:00 | 日記

砂澤ビッキ(1931〜89)はアイヌの彫刻家。

ビッキは小さいころの愛称で、

アイヌ語でカエルのことだそうだ。

ちょっと難解で、大きくて近づきがたい作品ばかり。

こないだ音威子府へ行ったときも、

アトリエのあとに寄らなかったんだが、

葉山に来たから観に出かけた。

この入り口に置いてあるのは、わかりやすいかな。

白木やから、本人の作品というのではなく、アイデアなんか。

こんなどうやって持って来たんか、というのもあったが、

現地で朽ち果てつつあるものも、あるんだそうだ。

荒っぽくはつられた木がなんか話し出しそうで、

ええなあと思った。

神奈川県立近代美術館葉山館「砂澤ビッキ展」は6月18日まで


茶碗の中の宇宙

2017-04-14 23:30:00 | 日記

竹橋の国立近代美術館へ、

樂家の茶碗を観に行く。

東京国立博物館の茶道展へ行ってきたとこ。 

東博のほうは、文字どおり茶道を網羅してて、 

これは近年最大規模で、ちょっと震えた。

 

樂家のほうは、長次郎が頭抜けてて、

あとは参考で出てた光悦と、

3代目のノンコウがよかった。

 

平常展示室にあった

このイスが良くて調べてみたら、 

剣持勇のデザインで、

38,800円で買えるようです。