ずっと行ってみたいと思ってたとこ。
さいたま市北区盆栽町。
訪ねてみた。
東北本線、大宮からひとつ土呂駅から徒歩5分。
まずは、さいたま市大宮盆栽美術館へ。
盆栽とは松と真柏が中心で、
ほかは雑木盆栽というらしい。
盆栽のことば自体はさほど古くなくて、
明治以降のようだ。
しかし図像は中世の絵巻からあって、
鉢の上に小宇宙を再現する盆栽は、
江戸時代には大名から庶民にまで普及していた。
宮田珠己さんによると、
東南アジア諸国にもあって、
いずれも源流は中国。
日本の盆栽は、
樹齢数百年にわたって詰めて詰めて、
それが真髄。
東京・千駄木にあったのが、
関東大震災を契機に、
この場所に集住したそうだ。
いまはもう盆栽屋さんは5軒しか残っていないが、
町じゅう、緑いっぱいでした。
楓とか花梨の鉢が欲しいと思った。