鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

秩父と下仁田と

2021-07-07 23:00:00 | 日記

池袋から西武の新しい特急で秩父へ。

西武にはほぼ乗ったことがないので、

景色がずっとめずらしい。

よく知らない北関東の旅。

秩父はクルマで通過したことあるだけ。

話しどおり、削られすぎた武甲山のふもと。

秩父といえば銘仙。

まずは秩父駅から10分ほどの「ちちぶ銘仙館」をたずねる。

古い学校みたいな建てものは、元工業試験場。

桑の葉に群がるお蚕さまから、

糸繰り、染め、織りまで、

ふだんからじっさいに作業しているみたい。

今日はお休みなのか。

先染めの微妙なゆらぎが銘仙の味。

化学染料のどぎつい色も、

明治時代には華やかだったろう。

そして武蔵名物のうどん。

ずりだし、とか、ずりあげ、とかいう。

秩父神社へと続く表参道には、

古い建てものが残ってる

夜祭りの秩父神社、

拝殿本殿東側の彫刻の色塗りが終わってた。

秩父鉄道に乗る。

武甲山の石灰石を熊谷にあるセメント工場へ

輸送するために敷かれた鉄道なので、

こういうホッパー車がいっぱい。

牽引する電気機関車もあちこちに。

三峯神社への玄関口まで行って折り返す。

途中、奈良時代に銅が出た

和銅遺跡が近くにある和銅黒谷駅に、

こんな和同開珎が。

高崎から上信電鉄で終点の下仁田へ。

下仁田ネギとか、蒟蒻芋の産地。

駅のそばの崖っぷちからの景色。

クリッペ、という地形だということで、

ジオパークに指定されてる。

下仁田では薄っぺらいカツ丼と、

こんにゃくのおさしみを食べました。