鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

横浜へ写真展を見に行く

2017-03-25 23:30:00 | 日記

横浜ユーラシア文化館というとこで、

建築写真の第一人者増田彰久氏の、

中国の近代建築の写真展。

清末から中華民国時代の建物の現在を

ご本人の解説付きで鑑賞。

横浜ユーラシア文化館

4階だけ横浜都市発展記念館、

もとは横浜市外電話局。

となりの旧横浜商工奨励館とつながってて、

この建物には新聞博物館が入ってる。

大さん橋に飛鳥Ⅱが入ってて17時出港。

海を進むところがみたいなと、

大黒ふ頭の先端にある海釣り公園で待機。


立石まで歩く

2017-03-24 23:30:00 | 日記

両国の江戸東京博物館で「江戸と北京」という、

強引な企画の展覧会をやってて、

ベルリン博物館所蔵の「熈代勝覧」がきてるので観に行く。

だれもいなくて、ガラスケースを独り占め。

ひとりひとりの顔を確認する。

マスキングテープを売ってたので買う。

故宮の「乾隆八旬万寿慶典図巻」とセットで1000円。

それから、そのまま10km先の京成立石駅に向かって歩きだす。

桜開花宣言から寒くなった。

これまででいちばん寒いなあといいながら、

スカイツリーの足もとを抜けて、

荒川の長い鉄橋を渡る。

木根川橋、さだまさしの唄がある。

まもなく立石。京成の駅の南側に、

戦後のドヤがそのまま残った感じの飲み屋街。

ここの「おでん」がおいしい。関西風の出汁。

ほかの料理も丁寧で、味付けも絶妙。

奈良の「どぶ」という濁酒を熱燗でいただく。

玉子が双子。

ナゾのちくわぶ!

いい店みつけた。


うすあじのカール

2017-03-22 23:30:00 | 日記

槇原敬之の曲に

チョコレート工場の匂いがす〜る〜

というのがある。

しかしじっさいはそんないいもんやなくて、

夏の午後、あたりに充満するそれは息苦しいくらいやった。

同じ工場でカールも作ってて、小学校の社会見学でみた。

うにょ〜とベルトコンベアーのうえに生地が出てきて、

そのままオーブンのなかを通ると、クルッとできあがり。

数あるスナック菓子のなかで、

カールだけは油で揚げない=健康に悪くない、

ということで、いつのころからか愛食している。

われわれはカールといえば「うす味」。

それがこっちではなかなか手に入らない。

ようやくみつけた常備店。

これは2年ほどまえに

駅前の東急ストアで売ってた。

抹茶風味ばかりの棚もあり。


高山と白川郷へ行ってみた

2017-03-19 23:30:00 | 日記

3連休の初日、

松本から雪の安房峠を越えて

高山へ行ってみた。

まえに来たときはガラガラだったんだが、

三町だけじゃなくて、あちこち人だらけ。

関西人関東人が入り交じり、外国人もいっぱい。

さるぼぼも、金・銀バージョンに、

手長足長バージョンも。ポケモン化。

 

ラーメンは1番人気店が50人くらい並んでて、

2番人気店が10人くらいだったので、こっちにした。

 

吉島家住宅。こんな感じの家に住みたい。

こっちのほうは観光客は少ないので、おすすめ。

翌朝は朝市へ行って、椎茸と赤蕪漬けと、

ネコと遊ぶためのマタタビの枝を購入。

 

白川郷まで足をのばす。

 

ここも人だらけでした。


アブラボウズ

2017-03-05 23:30:00 | 日記

そんなに食べてないし、吞んでないし、

毎日10km前後歩いているのに体重が増える。

昨日は歩いたので、今日は自転車。

小田原まで45kmを2時間で走る。

それで今日は「おしつけ定食」1880円也。

「おしつけ」とは「アブラボウズ」のこと。

以前、小田原港には専門の漁師がいたそうだが、

いまは数が少ないそうで、この値段。

そもそも、天然クエとしてちょっと安いのは

このアブラボウズだという話しだ。

 

ゆえ、クエほどではないにしろ、

煮付けも刺身もすごくおいしかった。

これで往復90kmで使ったエネルギーは相殺。

帰りに「ういろう」を買う。 

「ういろう」といえば名古屋と思っていたが、

小田原がホンモノだそうだ。

小田原「ういろう」


直木三十五のお墓

2017-03-04 23:30:00 | 日記

鎌倉から朝夷奈峠を越えて金沢文庫、

そこから海岸沿いに15km近くを歩く

いつも気になっていた

富岡にある「直木三十五の墓」という看板。

ちょうど観音さんの縁日で、

「芋観世音菩薩ご開帳」の幟が立っている。

しかし、里芋の煮っころがしが

ふるまわれるのは明日だった。

里芋のようにツルッと皮がむけて、

白くてすべすべの肌が出てくるというので、

女性の信仰を集めているんだそうだ。

そもそもは疱瘡除け。

「観音さん」と「芋」の関係はわからんかった。

芥川・直木賞の発表があったところやけど、 

芥川龍之介を知らない人はいないはずで、

直木三十五を知ってる人は、

どれくらいいるか。

そもそも直木三十五の作品は書店に売ってない。

青空文庫にたくさんあがってた。

青空文庫

この富岡の地で亡くなったそうだ。

新しい墓石に「故直木三十五之墓」とあった。


伊藤熊太郎の博物画

2017-03-02 23:30:00 | 日記

東京海洋大学へ行く。

いずれも国立の東京商船大学と

東京水産大学がくっついてできた大学。

旧商船大学は越中島にあって、

こんかいは旧水産大学のほう。

品川駅港南口からまっすぐ10分。

伊藤熊太郎、

アメリカ・スミソニアン博物館が

フィリピン沖で1900年代に行なった

アルバトロス号での海洋生物調査に同行し、

詳細な図譜を描いたとか。 

なんでも画期的な調査だったそうだが、

そんなことはわからん。

江戸時代、おそらく長崎から持ち込まれた

西洋の石版画をみて、国内でも生物を正確に

写生(ないし写実)することが行なわれた、

すなわち博物画。

 

生没年不詳で、ほとんど史料が残っていないそうだ。

東京海洋大学図書館での小さい展示。

 

「幻の魚類博物画家 伊藤熊太郎」展、3月10日まで。

東京海洋大学附属図書館

ついでに向かいにある

マリンサイエンスミュージアムも

じっくりみてから出社した。

こっちも愉快。

アホウドリがこんなに大きいとは。

今年は南極昭和基地開設60周年。