鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

金魚絵師 深堀隆介展

2018-08-25 23:00:00 | 日記

平塚市美術館でやってる「深堀隆介」展に行ってみた。

鎌倉から平塚までは20kmくらいある。

自転車だと1時間強くらいなんで、

まあ自転車で行こうかと思ったんだが暑かった。

 

透明のエポキシを少しずつ層で固めて、

多層の1面1面に金魚をアクリル絵の具で描き重ねていく。

 

落ち葉も描く。

平塚市美がこんなに混んでるのは初めて。

 

画業に行き詰まっていたときに、

ずっと飼いつづけていた金魚を

上からみるととてもきれいだったので、

描きとめたのがさいしょだそうだ。

称して“金魚救い”というのはよくできてる。

 

以来、金魚に囚われてしまい、

これで解放されるだろうか、と書いてあった。

 

金魚でも錦鯉でも上から観るのがほんとうのようだ。

以上、ぜんぶ絵です。

うちの蓮鉢にも先週、2匹の金魚を入れてみた。

翌日には1匹になり、それからは安定してる。

いつか私も救っていただきたい。

金魚養魚場


九州旅行−鹿児島うろうろ

2018-08-08 23:00:00 | 日記

今日帰る予定だったのだが、

関東地方を台風が直撃予報。

善は急げ、

早々に飛行機とお宿の手配を済ませた。

 

かごしま水族館をゆったり見物。

 

さいきんはどこもクラゲの展示が充実してる。

島津が幕末に造成した石積みの築港。

水路に仕切りを入れて、イルカショーをやってる。

水族館のさいごのほう、

ちょっと意味深な展示「沈黙の海」。

日が陰ってきたので尚古集成館と仙厳園。

なお暑くてクラクラしながらも隅々までみる。

雲がきれいになったので、

桜島を見晴らせる場所をさがす。


九州旅行−霧島から桜島へ

2018-08-07 23:00:00 | 日記

霧島連山のうち硫黄山と新燃岳が噴火中。

さほど大きな影響はないようで、

新燃岳の火口から6kmの霧島神宮へ行ってみた。

写真でみたほど派手でなくて、

「西の日光」は言い過ぎ。

台地のうえにある上野原縄文の森へ行ってみる。

最古級とされてる9500年前の集落、

ここでしか見られない復元住居群。

それから姶良カルデラである、

錦江湾の奥をぐるっとまわる。

黒酢を熟成させてる壺畑をみる。

途中の「道の駅たるみず」で足湯。

湯量たっぷりで排水もしっかりしてるので、きれい。

桜島もよくみえる。

子どもらに埋没鳥居をみせる。

前回は北側を走ったので、こんかいは南側を走る。

さかんに白煙をあげてるのは南岳だろうか。

昼間は15分おき、24時間運航してるフェリーだけに、

クルマを降りることもなく料金を払って、

ススっと載って桜島をあとにする。

以前と同じホテルに泊まって、

同じく隣にある屋台村で夕食。


九州旅行−通潤橋を経て霧島へ

2018-08-06 23:00:00 | 日記

目覚めると目の前におそろしい光景。

こんな橋があちこちに架かってる。

知らずに通ってた。

国鉄高千穂線を引き継いだ第3セクターは、

大雨であちこち寸断されて廃線に。

終点の高千穂駅に当時の車両が取り残されたまま。

ここから3kmほどの区間を、

観光トロッコ列車が往復してる。

高千穂橋梁、川面まで105メートル。

見えますか、橋の真んなかで止まってる、

屋根もない車両が。

もちろん私は乗ってない。

たぶん高千穂は鈿女の解釈をまちがっている。

通潤用水小笹円形分水。

ここから通潤橋の中を通る水路に分水されてる。

こういう造作、おもろない?

それでまた通潤橋へ来てみたのだが、

地震の被害を復旧したあと、

5月にあらたに右側のほうが崩れて、

放水してなかった。

もっとも、さいきんは小学校の教科書にも

載っていないので、子どもたちの反応もイマイチ。

霊台橋。この石積みの美がまだわからんか

霊台橋の少し先から人吉のほうへ向かう。

国道445号。これがすごかった。

五木村を通るから選択したのだが、

いわゆる酷道。

小さいレンタカーでよかった。

予想外に時間がかかったので、

人吉には寄らず宿に向かう。

2011年2月に立ち寄って、

つぎは泊まりに来ようと云っていた石原荘。

ようやく天然鮎にありつけた。


九州旅行−阿蘇と高千穂へ行く

2018-08-05 23:00:00 | 日記

ひと昔まえは、暑いといっても

そりゃ沖縄や九州よりマシと思ってた。

ロールスロイス製エンジンが不調と

欠航があいつぐなか、

運良くか悪くか、そのB787で熊本へ。

なにしろ毎日暑い。

せやのに九州か! と熊本空港へ降りると、

高度もあるし、こっちのが少し涼しい。

地震の復興半ばのなかクルマを阿蘇へ走らせる。

外輪山からカルデラへ、

そして中央火口丘へ入り込む。

そう考えながらクルマを走らせると、

ちょっとスリルがある。

南側の白川の源流域。

湧水池が見学できる。

毎秒1tの湧水。

上色見熊野座神社

【かみしきみくまのいますじんじゃ】

熊本の人に聞いてやってきた。

杉林のなか二百数十の階段をのぼると、

正面の山に直径10メートルほどの穴が空いていて、

向こうがわへ行ける。

それだけなんだが、けっこうな人が来てた。

それから高千穂へ。

柱状節理がうねる谷間を五ヶ瀬川が流れる。

ボートが邪魔。

お宿から送迎バスが出てて、

高千穂神社の夜神楽を見学。

「鈿女の舞」というから、

どんなんか心配した。子連れやし。

ちょうど1時間、

退屈しはじめたころ、

イザナギとイザナミが出てきて、

客のあいだを走りまわる。

出刃庖丁は手にしてない