旭川6時3分発の
各駅停車稚内行きに乗る。
名寄までは2両編成で、
高校生が乗って降りて。
名寄からは乗客がほぼ鉄ちゃんだけ。
といっても7人だが。
酪農地帯をのんびり、
天塩川に沿ったり3時間ほど、
音威子府のつぎの筬島〔おさしま〕で降りる。
こんな駅。
駅前に砂澤ビッキが工房にしていた
小学校の廃校舎を、
そのまま展示施設にしたミュージアムがある。
一昨年夏に通り過ぎたのが
気になっていたところに、
葉山の近美の展覧会をみて、
どうしても行かねばと、この機会を利用する。
すごく良くて、
いつまでも滞在したいところだったが、
なにしろ列車が少ないので音威子府まで戻る。
そして真っ黒の蕎麦を食べる。
紅葉が終わりつつある景色のなか、
稚内まで特急で走る。
そして、ウニとイクラのお弁当を買うて、
すぐに引き返す。
ふたたび旭川に戻ったのは夕方。
オシリ割れそう。
思いがけず、秋の北海道を満喫できた。