鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

大善寺の薬師堂

2011-08-27 23:30:00 | 日記

羽田空港C滑走路の延長線上にある京浜島の緑地で、

飛び去っていくジェット機を1時間ほど子どもと見上げてた。

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やっぱし外国の航空機が増えたな。

なんとなくそのまま中央高速に乗って勝沼へ。

それで思い出して大善寺へ寄ってみた。

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これが国宝の本堂、鎌倉時代の建物。

平安初期の薬師三尊像を安置している。

この写真のまんま、すごい存在感のある建築で驚いた。

ご本尊は残念ながら秘仏で拝めなかったけど、

小柄な十二神像は間近に。

ご本尊の薬師坐像は、なんと左手にぶどうをひと房。

以来、甲州といえばぶどうなんだそうだ。

大善寺

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旧塩山の古い街道沿いにみつけた市場で巨峰を箱買い。

10パックで1,680円!

しかし、

「さわったら絶対に買わせる」

「文句があるなら黙って出て行け」

などなど、

言いたい放題のビラを貼りまくった店だった。

巨峰はおいしかった。




鉄道博物館へ

2011-08-21 01:00:00 | 日記

今日は埼玉の鉄道博物館。

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ここのところ話題に事欠かない鉄道博物館業界。

これまでスクラップにしてた鉄のかたまりに、

産業遺産としての価値が出てきたようだ。

大阪・弁天町の鉄道科学館では、

冷房のよくきいた新幹線のなかでお弁当を食べられたが、

ここでは大切な文化財なので、そういうことはできない。

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しかし、ちょっとまえまで走っていたのに、

なんともなつかしい感じがするデザイン。

外にはL特急というてたのが並んでた。

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いまとなっては、なんの「L」だったのかわからん。

国鉄のころは、電気でもディーゼルでも、

機関車のほうがいろんな種類があったのだが、

いまは電車のほうが多い。

鉄道に興味のない人にはどうでもいいことやね。

あ、横須賀線の車両、新しくして欲しい。

鉄道博物館



帰りに所沢の西武園に寄って花火をみた。

西口の駐車場、一番奥のほうだと真上に見られる。

「にわさきゃ~たま~こ~」と

関西人には意味のわからんかった歌を歌いながら、

まえに来たのは12年前だった。

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信号待ちでフッと横をみて、おやっ?

大和型戦艦の1番艦と2番艦。

先週、会社でなんかそういう話しをしてたから。

もう空母とか古いねとか。




青木繁

2011-08-18 23:30:00 | 日記

出社まえに八重洲口のブリヂストンへ。

猛熱にさらされないように長い地下街を通って行くが、

最後の50メートルほどは地上に出ないと。

この不便さがブリヂストンを遠ざけてる。

青木繁、なぜか伝記のようなものを読んだ記憶がある。

傲慢で女たらしで、だらしがなくて、

若い時の成功体験をずるずるひきずりながら、

けっきょく這いあがれずに消えた人、という印象がある。

一度、近美で代表作「海の幸」を見たけど、

写真のほうが迫力があったような記憶が。

その記憶の確認と、

神話に題材をとった作品群が出てるというので、

行ってみた。

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しかし、よけいな予備知識のせいで、

最後まで「傲慢さ」を払拭することができず、

残された妻子のことがすごく気になったが、

図録も買わずに出てしまった。

同じ久留米出身の画家として、

ブリヂストンの石橋家が青木死後すぐに作品を収集し、

同じく久留米出身の河北倫明が評価した。

いまに名を残して、10年毎に回顧展が開かれるのは、

二者のおかげだろう。

さんざんな言われようだが、

暑いからしようがない。

今年は没後100年だそうだ。

ブリヂストン美術館

「没後100年青木繁展-よみがえる神話と芸術」~94()




明・清陶磁の名品展

2011-08-16 23:30:00 | 日記

お盆中、社内に人は少なし、

電話もかかってこない。

ぶらぶら有楽町へ用事をよそおい、

出光美術館「明・清陶磁の名品」を見に行く。

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よくある区分は「元と明」。

「明と清」は珍しいと解説にもあった。

景徳鎮の官窯と民窯のものが、

交互に展示してある。

おおぶりのものが多く、

図柄も定型化してて破綻がない。

堂々として芸術性が高いが、

暴れがないぶん、絵の迫力に欠けるような気もする。

しかし、美しいという点においてはうなるしかなく、

うなりながら最後まで見通した。

あまりこういうのはない。

充実してます。

出光美術館

「明・清陶磁の名品-官窯の洗練、民窯の創造」94()




恐竜博2011

2011-08-14 23:30:00 | 日記

去年のお盆の都内は空いてたはずなので、

上野の科学博物館へ行ってみよう。

と思ったら道も博物館も込んでた。

2時間も待てないので、東京国立博物館へ。

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そういえば、通常展示だけを見に入ったのは初めて。

平成館の小部屋でやってる

「東大寺山古墳展」は見るべし、

といわれてたのでちょうどよかった。

あと、真如苑の「大日如来像」も来てた。

「博物館できもだめし」はいまいちかな。

それにしても込んでる。

自宅の電気を節約するためキャンペーンだけで、

こんなに人が集まるものだろうか。

東京国立博物館

特集陳列 平成館企画展示室

「よみがえるヤマトの王墓-東大寺山古墳と謎の鉄刀-」

828()まで



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てきとうに出て、

科学博物館「恐竜博2011」へ

102()まで

上の女の子は、毎年連れてってて4回め。

そんなに恐竜に興味がありそうもないが、おもしろそう。

初めての下の男の子は大興奮してた。

個人的には4年まえの幕張メッセの展示がよかったな。

科博は売らんかなが強すぎる。

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しかし科博は通常展示がおもしろいので、

なんど行っても飽きない。

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「科学くん」という番組、

深夜帯にやってたときはおもしろかったやんね?

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遠くにスカイタワーがみえた。

もうクレーンの影もない。




夏休み-アルテピアッツア美唄へ

2011-08-03 23:30:00 | 日記

最終日は札幌から電車で美唄へ。

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アルテピアッツア美唄。

安田侃さんの作品が点在する、

廃校を利用した野外ミュージアム。

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木造校舎のあちこちにも大理石の作品。

なんと1階は現役の幼稚園だが、いまは夏休み。

アルテピアッツア美唄

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油びきのにおいはしなかったけど、

なつかしい建物。

木造校舎に白い大理石の彫刻が

落ち着いて居ります。

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札幌駅に白いのが、六本木のミッドタウンに黒いのが、

あっ、東京都庭園美術館にも同じテイストのが。

とつながって、ここへ呼び寄せられた。

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白い大理石の小石が敷き詰められた流れで、

子どもたちが遊ぶ。

涼しくて気持ちのいい場所。

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林のなかにも点在する。

クマが出没しているので注意!

鈴を鳴らし、手拍子しながら見学。

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ここのところ事故つづきだったJR北海道、

これは電車特急「スーパーカムイ」。

札幌経由、新千歳空港へ。



久しぶりの北海道を満喫した。

はあ、東京へもどりたくない。




夏休み-富良野へ

2011-08-02 23:30:00 | 日記

十勝牧場の展望台へ行ってみる。

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いわゆる「どさんこ」でない、

競走馬ふうのスマートな馬がたくさんいた。

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まえに来たときは、

もう少し趣きのある小屋があって、

牧場内の購買だった。

今回立ち寄ったら、

跡形なく取り去られてた。

ホームページでも見どころとして紹介してるんだが。

十勝牧場

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十勝平野ぐるっとまわって、

最後に国道38号線の狩勝峠からの眺め。

つぎに来るのはいつになるか。

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富良野に入った途端、こんな風景。

これはそば畑。

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いつも通り抜けるだけなので、

初めてラベンダーを見に行ってみた。

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ファーム富田に置いてあったバイク。

もうちょっと上品な青紫だと思います。

ファーム富田

花だけをにおうとツンときついが、

成分を抽出している釜のまわりは、

なんともいい香りが漂ってた。



夕方、札幌に着いた。



夏休み-昆布刈石へ

2011-08-01 23:30:00 | 日記

十勝川の河口をウロウロする。

厚内から十勝太へ、太平洋岸を走る。


5年ほどまえに偶然通りかかって、

気に入って今回で4回め。

じょじょに開発の手が伸びてきてた。

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オタフンベチャシ跡。

オタは「砂」、フンベは「くじら」。

「くじら」みたいな「砂山」か、

「くじら」をみつけるのに適した「砂山」か。

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海に沿って走る道路にかぶさるような、

浸食された砂岩のキノコ。

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以前は左のほうに小さい厚内トンネルがあった。

高規格の2車線道路が砂岩の山を貫く。

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雄大な太平洋をのぞむ昆布刈石。

幕末、釧路根室に向けて付けられた細道、

それよりまえはアイヌたちが漁のため、

あるいは近隣の別のアイヌとの戦いのため行き来した道。

なにもなくて、なんともいえない場所だったのに、

無駄な国道敷設のため、まもなくこの景色もこわされる。

「昆布刈石きゃんぺーん」?

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海岸の原生花園、

トイトッキ浜野生植物群落のわき、

戦中のトーチカをみつけた。

米軍の上陸に備えたものらしい。

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十勝川河口。

以前、冬にきたとき、

十勝河口橋上にならぶ電灯のうえに、

ズラッとオジロワシが止まっていて驚いた。

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これはひとつ上流の茂岩橋。

橋というものには機能美があると思う。

へんな装飾をしなければ。