三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~菊花賞

2011年10月23日 | 競馬
菊花賞の結果
1着オルフェーブル
2着ウインバリアシオン
3着トーセンラー
馬券は3連単◎-△-▲で2,190円の配当が的中しました。人気順の入線で、クラシックレースでは珍しく固い馬券でした。
買い方が◎〇▲-◎〇▲△△で、からの3連単を他の倍額にしてはいたものの、配当が低すぎて当たってマイナスでした。マイナスになってしまったのは馬券の買い方として思い切りが足りなかったということです。

レースは順当というほかありません。スタートして間もなくオルフェーブルが外の好位につけた時点で、ほぼ3冠達成は決まったと思いました。後は2着争いがどうなるかだけの興味で、4角を回ってトーセンラーが2着を確保するのかなと思ったところに、道中最後方を進んでいたウインバリアシオンが飛んできた形です。
神戸新聞杯に続いて2着に2馬身半をつけての完勝での3冠達成は見事でした。5月14日の遅生まれで2歳時には10着に負けたこともありましたが、これからは出るレースすべて上位人気は間違いないところです。スタートよく好位から中段につけて確実に末脚を繰り出す安定した競馬ですから、中距離から長距離にかけて幅広く活躍するでしょう。今日は取りガミでしたが、今後はオルフェーブルに稼がせて貰おうと思っています。
2着のウインバリアシオンは出走馬中1番の上がりタイム。直線もよくのびました。オルフェーブルさえいなければ、他馬を圧倒している競馬です。もう少しスタートがうまくて前にいける競馬をすれば、オルフェーブルのライバルになれると思います。
トーセンラーはコースロスなく回っての完敗ですから、パワー不足は否めません。今後マイルくらいなら重賞を勝てるかもしれませんが、こういう力勝負の競馬は向かないと思います。
ハーバーコマンド以下の穴馬が上位に来たのは展開のアヤです。
サダムパテックはいいところを進んで4角では勝ち馬に迫ろうとする勢いでしたが、勢いどまりで5着に終わりました。やはり距離が長かったように思います。しかし一線級の実力があることは分かったので、これからいくつか重賞を勝つでしょう。

さて、今週は天皇賞です。
ブエナビスタアーネストリーローズキングダムエイシンフラッシュのG1馬4頭に新興勢力のダークシャドウ。この5頭が中心でしょう。
一番の実力馬ブエナビスタはこのところ国内G1が2着続きで運がない感じです。
アーネストリーは東京コースで勝ち星がありません。
前走で59キロを克服したローズキングダムですが、宝塚では他の3頭の後塵を拝しています。
エイシンフラッシュはダービー以来勝ち星から遠ざかっています。
ダークシャドウはG1初挑戦がいかにも不利。
ということでそれぞれに一長一短のあるメンバー。どの馬を軸にするか、かなり悩むことになりそうです。