三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

菊花賞~オルフェーブルとフェイトフルウォー、トーセンラー

2011年10月22日 | 競馬
菊花賞G1です。

金曜日の最終オッズでは、三冠に挑戦するオルフェーブルが単勝1.5倍の1番人気です。春先は地震の影響で活躍できなかったトーセンラーが3.7倍の2番人気、ダービー2着で前走の神戸新聞杯もオルフェーブルに続く2着だったウインバリアシオンが16.7倍と離れた3番人気です。

土曜日の最終オッズでは、オルフェーブルが単勝1.4倍の1番人気、2番人気ウインバリアシオン8.6倍、3番人気フレールジャック15.0倍、4番人気5番人気はトーセンラーフェイトフルウォーのセントライト記念連対組が15.9倍と16.5倍で続いています。その次が21.1倍のサダムパテック

神戸新聞杯組では、休み明けプラス16キロでスローを中段から進んで後続に2馬身半と文句のつけようがない勝ち方をしたオルフェーブルと、プラス18キロで後方からよく追い込んできたウインバリアシオン。買えるのはこの2頭だけだと思います。
きちんと仕上がっていたのに1秒も離されたショウナンマイティは本番では出番はありません。0秒8差のフレールジャックにも上がり目はないと思います。16キロ増を叩いて6着のダノンミルですが、上位2頭も16キロ増、18キロ増だったことを考えると、差は詰まらないでしょう。

神戸新聞杯組以外では、前走条件戦組やセントライト記念でフェイトフルウォーから1秒8も離されたユニバーサルバンクを消すと、残るのは6頭。そのうちベルシャザールは前走でも露呈したジリ脚が、上がり勝負の菊花賞では何とも不利ということで消し。残りは5頭。

◎オルフェーブル
〇フェイトフルウォー
▲トーセンラー
△ウインバリアシオン
△サダムパテック

神戸新聞杯の上位組対セントライト記念の上位組という図式になりましたが、2冠馬オルフェーブルの優位は動きません。
わずかに逆転の可能性があるのはフェイトフルウォー。京成杯を勝ってから一頓挫あっての皐月賞、ダービーは凡走しましたが、セントライト記念では外をついて力強く伸びてきました。オルフェーブルと同じステイゴールド×メジロマックイーンという配合もいい。
トーセンラーは線が細いのでスローの馬群で揉まれたときが心配ですが末脚は確かで、一発の可能性があります。サダムパテックは春くらい走れば2着圏内です。ウインバリアシオンは特に消す理由がありません。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△の3連単36点で勝負。