outdoor life by mizota

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積水ハウスの家の3(基礎編)

2021年03月01日 19時02分18秒 | 積水ハウスの家

今回嘘をつき続けられた営業マンは嘘か本当か知らないけれど阪神淡路や熊本や三陸の地震で一番壊れなかったのは積水ハウスの家だと言いました。

セキスイハイムも同じような事を言ってましたからどちらが本当か両方嘘かはわかりませんが古い日本家屋よりは間違いなく強いと思います。

ただ東南海地震が間もなく来ると言われてるので地震に強いと言うのはセールストークでしょう。

しかし次回の「軽量鉄骨の骨組み」で書くような事を聞かされましたし、基礎工事をこの目で見て現在耐震構造で建てられてる家の中でこの積水ハウスの家がそれほど地震に強い家とは私自身は思えなくなっています。

積水ハウスの基礎は「布基礎」と呼ばれる方式で土の上に家の柱などが来る部分だけを型枠で立ち上げる方法です。

今世間一般で一番信頼できる基礎は「べた基礎」と呼ばれる方式で家の下全体にしっかりした鉄筋が入った土台があり、その土台の上に柱などが来る部分を立ち上げています。

言い換えると「べた基礎」は下の土台が余分で分厚いコンクリートの板の上に布基礎があってそれに家が建ってる状態で実質費用は倍も掛かりますが大変信頼が出来るものです。

そしてこれはシロアリも来にくい作りなっています。

小さな家ですがこれがべた基礎のコンクリートを入れる前の土台になる底面と立ち上がりの鉄筋です。

布基礎も最後に立ち上げた基礎の間に鉄筋も何も入ってないコンクリートを流し込みますが(捨てコンと言う)コンクリートは乾くと縮ますから基礎との境に隙間が出来るし、鉄筋が入ってない捨てコンは将来的にひび割れるのでそこからもシロアリは自由に上がって来ることができます。

そこでそのコンクリートの下にシックハウス症候群(化学物質過敏症)の元になる非常に危険なシロアリを寄せ付けない毒薬を散布します。

当然それはコンクリートの隙間より僅かづつ床下に発散されますから化学物質過敏症の私は毒薬散布はやめてもらいました。

そうしたら「シロアリの被害に対し何も申しません」と言う念書を取られました。

さてその「積水ハウスの布基礎」が驚くような設計で、普通の布基礎と違って考えられない位僅かしか鉄筋が入っていません。

まるで漫画のような細い針金の土台の上に型枠を載せて下の方は塩ビの薄板で囲って土を被せてコンクリートを流し込みます。

これが型枠を載せる漫画のような細い針金で出来た台です

もちろん土台はありませんから掘った土の上に置くだけです

そしてこのように型枠を載せます

このままだと上からコンクリートを入れると外に溢れますから塩ビの薄い田んぼの畔に刺すようなもので下を囲います

そのままでは抑える力がないので土を被せて埋めます

そして上からコンクリートを入れるんです。

コンクリートと言うのは鉄筋で強度持たしてると言うのが常識ですが、僅かしか鉄筋を使ってない積水ハウスの基礎ですが設計上の強度はあるそうです。

しかし特に座の部分に鉄筋が無いから現実の強度は地震が来てみないとわかりませんし、地震には色々な揺れ方があるので想定外もあると思います。

鉄筋が少ないから割れてヒビが入りやすいと思うんですが・・・・ヒビ割れが見えないようにコンクリートにビニールを張り付けて隠します。

我が家の場合で基礎の工事は全部で300万円ほどとなっていますが最も信頼できると言われる「べた基礎」でも半額位が普通ですから鉄筋がわずかしか入ってないこの基礎は三分の一程度で出来るだろうと見ていて驚き、土木工事を仕事としてしてきた私自身鉄筋が少ないのは設計上強度があると言われても信頼はできませんでした。

私の予想では大きな地震が来たら座の部分と立ち上がり部の境が割れると思うんですが、これは地震が来てみないと分かりません。

ただ出来上がると鉄筋が入ってない事は見えませんし、外側の見える部分は凸凹があるデザイン基礎で塗装しますから綺麗に見えます。

しかしこんな基礎なら「べた基礎」のちゃんとした会社に発注してタイルか石板を張った方が安くて綺麗で良かったと思いました。

それから玄関の辺りなんですが、基礎のコンクリートでなく土の上にブロックを積んで基礎にしたのには驚きました。

徳島で安いことで有名なハウス会社が建てる1千万円代の家の玄関でも全て鉄筋が入ったコンクリートで作られてるのに・・・土の上にブロック積の基礎ですから地震で割れると思いませんか??

どこまでも安く仕上げることだけを考えてると思いませんか??

基礎工事を最初から最後まで見ていて私が思った事は「極めて手間がかからない簡単にできるアイデアではあるが、使うものが玩具のようなものでこんな基礎で家を建てる業者は日本にはないだろう」と驚きつつあきれたものです。(積水ハウスでは強度は計算上心配ないと言っています)

やはり誰もが認める今の主流である「べた基礎」で建てる会社を選ぶべきでした。

次回は軽量鉄骨の骨組みについて書きます。

話は変わって・・・

株価の動きが激しくて驚きますね。

週末に1200円下がったと思ったら今日は700円も上がりました。

朝から雨の阿南市で相変わらず釣りの事をしてました。

インチクのヘッドもどきを作ってそれにコーティングしてたのが乾いたのでこのようにタコベイトを取り付けようと考えてるのが分かるような写真を写しました。

ヘッドは目立たないように鉛の色そのまま。

これがダメだったら色を付けてジギングのジグにも使えると思ってます。

午後雨が上がったので美由紀がプール休みだったので一緒に鍛冶が峰に行ってきました。

途中にあるアオモジの大木が花をつけて満開も近いです

天気が悪かったから色が悪いですが、桜の様に葉が後から出るので花が綺麗です。

それにしても天気が悪いですね。

今週浅川の釣り船を上架して船底にペンキを塗る事になってるんですが・・・雨では作業が出来ません。

でも5日に上げる段取りが組まれてしまったので、行くしかありません。

 

 

 

 


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