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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

ピーク、早っ

2016-10-20 | 雑念
昨日は小学5年生対象のお仕事

15名1グループの1日体験
冒険教育の手法を使ったプログラムである。

ピークはどうやらアイスブレイクにあったようだ。

重要なのはこのピークを参加者から聞き出した様子だ。

学校の意向で1日体験であるのに
時間的に無理をしてハイエレメントを
行った。

その後、十分な時間をとって振り返りを行った。

そして周りがざわざわする中(他のグループはハイエレメントの最中)、落ち着かせる為に

目を閉じさせて
この日のオープニングからハイエレメントまでを
僕の語りで走馬灯のように言葉で思いを馳せてもらった。

淡々と行ったアクティビティを列挙する。

そして静かに目を開けさせて
トーキングスティック方式(グッズを持つ人に注目し聴く)で、「今日の活動で『みんなに伝えておきたい事』は何?」を尋ねた。

当然感じた事(感想)も言う児童もいる。その中でアイスブレイクを挙げていた。

意外に早くにピーク来てるのね。

僕の感想だった。

そしてそのアイスブレイクは僕の得意な「サムライ&勇者の印」

このグループの特質を表していた。

何やらすぐに嫌なことがあると、ドロップアウトする。ネガティヴな感想が多い。失敗を異様に恐れる。他人を責める。

そんな雰囲気を持っていた。

だから僕は圧倒的なリードにより
「面白おじさん」を全力で演じていた。

メンバーは「真ん中を踏んで何があるの?」と訝しげな反応を示しながら、その価値を説明しないで愉快なおじさんに巻き込まれて、結局勇気を示すことになっていた。

そして爆笑の連続
転けるわ笑うわ切られるわ
大混乱のお祭り騒ぎ

結局僕のグループはギリギリ誰もドロップアウトを出さずに愉快に最後まで持ち込んだ。

でも今にも、今にも抜け出しそうなメンバーはいた。

僕の強引で飽きさせない大げさなアクションと持ち味のデカい声により、そこに居続けた。

振り返りの時間をいつもと違う方法
(目を閉じて落ち着かせる)
をとったことで、

少しだけ深く本当の感じたことをシェアできていたように感じた。

それが僕の昨日のチャレンジだった。

確かに他のグループには難しいメンバーが何名かいたという。

僕はそれを察知して、他のファシリテーターと話がしたくて、宿泊する彼らと夕食に同行した。

ファシリテーター談義に花が咲き
僕にとってはとても有意義な時間を過ごせた。

そして本日も同じ学校で、メンバーは変わる。

似たような対象に2回指導ができるという稀有なケース。

また今日は何か自分の中の「閃きとチャレンジ」を放出したい。

あと、嬉しかったのは
ファシリテーター仲間との食事で
僕の絵心を褒められたことでーす。

ありがと〜