ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

MFAインストラクター講習

2012-02-23 | 雑念
MFAとは何ぞや



公式サイトで調べる事がイメージだけだ、という事を思い知る。MFAを少しずつ学ぶうちにその教材の素晴らしさも実感するが、トレーナー(マスター?)の人としての素晴らしさを感じ取れる。



人としての素晴らしさ。



教材の素晴らしさをわかりやすく参加者(今回は私はマンツーマン)に合わせてコーチングする。完全にファシリテーターなのだ。



PAJ(プロジェクトアドベンチャージャパン)の講習を受けても同じ様な感覚を受けた。それはインストラクターのトレーニング熟練度を通り越して「人間性」が滲み出るファシリテーション。そして最終的な研修のゴール「参加者の自立」をフォローする。



そんな教育者としてのスキルと感性みたいなものが、暖かい気持ちにさせてくれる。



良い研修とはそういう感覚になれる、とも言える。



逆に圧倒的なカリスマ性と知識力や話術で押し切る講演会や研修は、その場では充実感や達成感を感じ取れるのだが、本来の自分の行動へつながる糸口は見つからず「あの先生は凄い」とファンになるだけ。



今の安い芸能人のマーケティングと同じ方法だ。 命は短い。



ひょっとすると本当の良き研修は講師の姿はSTARWARSのヨーダやオビワンの様にボンヤリ存在して見守ってくれる位に脳に居てくれれば十分なのだ。



私もこの後、修了後、MFAインストラクターになってどんなことが出来るか?



それは安全講習をただ紹介するのではなく、MFAを受講してくれる人のリスクマネジメントの不安をそっと取り除く事ができる様な講習をしたいと思います。



そして派手なパフォーマンスやインパクトじゃなく、静かに穏やかに心に響く学びや気づきを促していけるファシリテーターになります。



そんな事を感じながら本日の講習に行きたいと思います。

先住民と移住者

2012-02-08 | 雑念
おもしろい人に出会いました。

大体面白い人に出会うときには「何か意味がある」と思うようにしている。

その人は「旅人」。
現代の旅人はこんな感じなのか?と昔の自分と見比べた。

29歳という彼は最近足を怪我して杖をついて足を引きずっている。
その身なりと雰囲気は確かに流浪人にふさわしい。

私は旅人だと自称しながらも
気持ちの上でという感覚でいたのだが、
記憶が薄くなり、「ひょっとしたら自分もこんな雰囲気を持っていたのかな」
と考えたりもした。

先住民(アメリカン)の伝統文化を学んで日本に戻り、山で原始的な修行もしているらしい。
自転車で日本を縦断して鹿児島にたどり着いた話もきいた。
近々山に篭り、罠で動物や山菜で食べ物を乗り切るという若くして仙人の暮らしをして本を書くという。

私はそこまでではない。
と再確認もしましたが、昔の旅人スピリッツも沸々と刺激をうけたりもした。

フェイスブックでもつながったりして、
原始人のような様相を呈しているのに電子的な知識や関心があったりSNSにも精通している本当に現代の「旅人」。

それでいて圧倒的な自己主張があるわけでない、しかしポリシーがある不思議な触感の民族料理を食べたような感覚だった。

そして私に目を向けると、3月までで鹿児島での生活に一旦ピリオドが打たれ職は無くなる。

またフウテンになるんだなぁ。
もう慣れたけど、これが現実です。

確かに一生の仕事にできる職場環境ではなかったが、
生活基盤のベース作りと割り切って、のほほーんと2年間くらい生活してきた結果といえる。

本当は地域で生活していくことは厳しいことなんだよ。と諭すように教えられたような感じ。

それでいて旅人と出会ったり、仕事で自然体験や環境学習に携わる全国の一流の人たちと関わりを持ったりすることもあったのは
やっぱり自分へのメッセージなんだろうと思いつつ行動に移せない意気地なしがいたりもするのが現状。

そろそろ本気で行動に移さなければいけないんだろうね。

せっかくサラリーマンを辞め、色んな職種や地域での経験があって、
好きなことを好きな時期に自由にやってきたんだから、
そのままそれを仕事にして社会に貢献できるような仕組み作りをしたいもの。

先日職場の同僚にも自分の気持ちを、
自分は鹿児島にまだ「思い入れ」がないと話した。

地域のビジネスを立ち上げるのも動機は「地域に貢献したい」という感覚的な衝動が必要である。

ただ自分にはそこまで無いという現状を口にしていた。

風景や雰囲気に感動した移住も「地域を活性化したい」という衝動までには至らず、
この田舎で生活するためにはどうしたらいい?というただ「生きるため」のみの動機で働いていた。

そんな軽い気持ちでは本気になれないということが分かっただけでも十分だが。

だらだらと書いてきたが、結局はどうするのか?

まず鹿児島はまだ住んでみる。
仕事は新たに探す。
地域活性に関わる仕事かどうか?は疑問だが、
今現在住んでいる枕崎から通えるような仕事を選ぶことになるはず。

あとは最近は持続可能な住まいやエネルギーに興味があるから、
アースバックハウスやロケットストーブなんかを研究しようかなと思っている。

どうせ不便な田舎暮らしだから、とことんまで自然に近づいていくのも悪くないかなぁー。

まあ徐々に徐々に・・・。
無理しない程度に楽しむ道を捜し求めて生きたいと思います。

「いちプロ」はやっぱりライフスタイルのひとつ。
自分を表現できる場。

これからも愉快なイベントをやり続けるのだ。

だからみんなよろしくーぅ。