ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

感性を研けよ感性を!

2008-05-30 | 雑念
再び中学1年。3クラス。1班15名。

雨模様。パラパラ。
結局野外スタート。

オープニングセレモニーの重要さを思い知ることとなる。

100人弱が集まり、班長が前で点呼して全員揃ったらこういいます。
「座って黙想して下さい」
確かに便利な!静かになっている。
中学1年生。最初に大分きつく縛って押さえた指導をしているんだなぁ。

そしてアドベンチャープログラムへの切り替え。
みんな生徒は黙想した後だもん。緊張してる。笑わない。拍手もまばら。
反応もイマイチ。

で、アーサーの思いつきで“サンダンス”を全員でしよう!ってことに。
当然動かない。
もう一度。声を出して。
少し動いて恥ずかしそう。
しかし彼らの表情はどうでしょう?
笑顔!

オープニングセレモニーとして最高の内容

そこから活動に入り班毎に分かれてからも晴れ間がのぞくたび「サンダンスが効いたか!?」など話をしている

とても良い雰囲気で出来た。全体として。

グループとしてはまだまだ未熟であったが、オープニングセレモニーのココロの変貌は価値あると感じた。

いじめや無関心、コミュニケーション力の低下、自尊感情の低さは学年全体の指導法にも影響されている。

いや教育者の責任だと仮定して動きましょう。プロなんだから。

保護者や地域の人が全体で教育しましょう。と言いますがやはり専門家ではない。主導は学校がとるべき。

その学校が圧倒的なパワーで押さえ付けてしつけるのみの指導だけでは時代遅れと呼ばざるを得ない。

そう感じている教員を増やしていくことが私たちの急務でしょう。

“感性”ですよ“感性”!

ホタル鑑賞はドタ募集

2008-05-30 | 雑念
たまたまお仕事で一緒だった“でんちゃん”と晩飯を食べに行きました。

ジョイフル。

そして今度の集まりで愉快な遊びは何なのか?を話しているうち

「去年のホタル観たいよね」という話になり、急遽BBQとホタル鑑賞を計画

「2日後の31日にしよう!急に連結した方が集まるよ」と意味不明な論理で一斉メール

今年は少し早いかもしれませんがマイナスイオンをあびに行きます。

急に集まれぃ!

アドベンチャーの神様

2008-05-28 | 雑念
今日は昨日の団体の後半組。

気付いたことは班の活動より全体の集まりの際のフレーム作り

プログラムは終了し6班が集まってきた。

特に小学生はアドベンチャー教育において人生観が変わることは少ない。
だが自然学校の一部としてみんなで協力したことやチャレンジを覚えてはいる。
そんな状態でラスト全員集合したときのまとめはとても大切だ

今日はそのまとめをしていた人が何気なく感想をみんなに言えますか?と問いかけた。(後で本人が話していたので何気ないのは確認済み)
3人が手を挙げ、前に出させる。
一人目が感想を述べたが他の全員は立ったままであり、聞く態度もぐだぐだ。

学校全体もそんな雰囲気だが聞こえるはずが無い。

やっぱり次のような声。

「聞こえへーん」

そしてそのまとめ役の人は発表した内容を子供の代わりに大きな声で言い直したのである。

チャレンジャーのチャレンジを奪った。少なくとも私にはそう見えた。

あとの2人はそれなりに発表したが、ファシリテーターとしてチャレンジチャンスを奪った行為が私は気に掛かった。

フィードバックの時間にそれを直接話をした。

感想を聞くという何気ない行為だったとその人は言う。
上記の内容とホクトマンの気持ちを話して、いかにラストのまとめが重要かを切に説いた。

事実子供たちに聞こえなかった。
どうすればいいか?

ホクトマンのアイデアです。

まず座らせます。
そして最後のチャレンジ、みんなに感想を言ってみたい人は今から聞くから準備して下さい。と、前ふりします。
そして手挙げてくれた勇者たちに拍手で讃えて上げます。
それだけでチャレンジャーなんだと。
素晴らしいことをみんなで誉め讃え合う環境を作る。
そして発表。
声が小さく、「聞こえなかった」というなら、こう声かけします。
「聞こえるよ。チャレンジャーをしっかり見て耳を傾けてみよう。じゃあもう一度だけ発表してもらうからね。」
チャレンジャーには「ごめんね。もう一度大きな声で発表してみようか?」

発表できたら大きな拍手をみんなでする。

決して時間が少なくとも、声が出ない子でも自分自身で話をできたという自信にしなければアドベンチャー教育にならない。

何気なく物事をしてはいけない。
こなれたキャンプリーダーみたいな態度はしてはいけない。

我々は誇れるアドベンチャー教育のファシリテーターですよ!
“アドベンチャー言語”を使わなければいけないと思う。

そしてそれを胸にしまい込むんじゃなく、本人に伝えられた自分に自信がつきました。

ありがとうアドベンチャーの神様

ウォールの役割

2008-05-27 | 雑念
小学5年生10名。

じゃんけんバスケット
サムライ
勇者の印
みんな鬼
ふっかつ鬼
お手玉鬼
バナナ鬼
移動
ウォール
昼食
前後ろ
マルチバイン
移動
たけのこニョッキ
ジップザップ
ワムサムサム

以上

最初のじゃんけんバスケットでグループの動きや言葉、ココロの状態を確認するのですが、、、

彼らは動きは鈍く、すぐ質問をして、注意力散漫
子供っぽさも残るが、いかにも冷めていきそうな気配

私のテンションギアを一段階上げ、リーダーシップをとることを決めた。

細かい“つっこみ”ドコロにすべて拾い上げ“笑い”に慣れさせていく。

笑っていいんだよ!
失敗してもいいんだよ!ってね。

やはり途中からは“素”の彼らが現れた。
「鬼ごっこしたい!」だの「あれしたい!これしたい!」だの我儘言いたい放題。

まずは止め金を外すことには成功。
で、ウォールに行ってグループ活動の難しさや嬉しさ楽しさを体験してもらう。

最後の振り返りもウォールが印象残った様子
全員クリアまでたどりついていないのに…

やはりウォールはいい。
わたしの十八番だ。

安全確保にも自信がある。小学生のグループでも自分達の力で登り切ったと感じさせる声をかけられます。

参加者のココロの動きも促しやすいのもとてもいいです。