白鵬が３連覇＝朝青龍、復活Ｖ成らず－大相撲初場所

時事通信
　｛大相撲初場所（東京・両国国技館）は２７日、千秋楽結びの一番で東横綱白鵬（２２）＝本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋＝が、西横綱朝青龍との横綱相星決戦に上手投げで勝ち、１４勝１敗で３場所連続６度目の優勝を果たした。白鵬の３連覇は初めてで、年６場所制では７人目。

　サッカー騒動の処分が明け、３場所ぶりに出場した朝青龍の復活優勝はならなかった。

　昨年は時津風部屋の力士急死問題などもあり、不祥事に揺れた角界。多くの問題を抱えたままだが、今年最初の場所は両横綱の優勝争いで注目を集め、この日は今場所５度目の満員札止めとなった。

　海老沢勝二横綱審議委員長は「朝青龍は集中力を１５日間維持した。反省し努力した結果だろう。２人の横綱に若手が闘志を燃やして土俵を充実させてほしい」と話した。｝

朝青龍は３場所ぶりに出場して、千秋楽で１３勝１敗横綱同士の戦いで、白鵬が勝ち、残念ながら復活優勝はならなかった。しかし、今回の初場所は、両横綱が頑張って、久々の相撲人気で、両国国技館は連日満員となった。