喜多院法興寺

住職のひとりごと

「マンガ本の壁」140m、京都に博物館オープン

2006-11-26 09:08:49 | Weblog
「マンガ本の壁」140m、京都に博物館オープン(読売新聞) - goo ニュース
朝日新聞
{ 国内初の総合的な漫画博物館として25日に開館する「京都国際マンガミュージアム」(京都市中京区)の初代館長に、解剖学者で東大名誉教授の養老孟司さん(68)が就任することが決まった。

 対談集「マンガをもっと読みなさい」の共著もある養老さんは「漫画文化の表現要素は平安時代の絵巻物などにあらわれており、京都という伝統文化の息づく町にミュージアムができることは意義がある」とコメントした。

 同ミュージアムは日本人刊行の初の漫画雑誌とされる「絵新聞日本地(にっぽんち)」など約20万点を収集。約4万冊を閲覧できる。}

 25日京都に「総合的なマンガ博物館」がオープンした。 館長に「バカの壁」の作家で東京大名誉教授の養老孟司さんが初代館長に就任した。漫画をバカにする風潮があるが、とんでも無い話で漫画は日本が誇れる文化だと思う。私は行きつけの喫茶店で毎日、漫画を見るのを日課にしている。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
漫画の表現力 (檀家の一人)
2006-11-26 09:33:35
 文学的文章にしても、説明的文章にしても挿絵・図表などの心情・情景描写・データにより説明を納得させるなどその働きは大きいと思います。大事なのは作者の思いや願いをいかに早く正確に伝えるか(読み取るか)だと思います。
 文字だけだと、作者の心の中まで読者に正しく伝わらないことがあります。
 ポスターなどは、絵や濃縮された短い言葉で、伝えたいことを車で走る人にも瞬時に伝えます。漫画は言葉や絵、その配色までが重なってストーリーを豊かに伝える点で優れた伝達手法だと思います。
 ご住職さんのおっしゃることに拍手を送ります。
 それにしてもご住職さんは、お会いするたび、その都度お話を聞かせてくれ、いろいろな知識を幅広く持っていらっしゃることに感心しています。これも漫画・新聞・パソコンによるのでしょうか。
返信する
連日のアクセスに感謝 (法興寺)
2006-11-27 10:48:26
檀家の一人さん連日のアクセスにコメントを頂き、感謝いたします。毎日、ネタ探しに苦労しています。でも内容はともあれ、出来るだけ明るい話題を拾うようにしています。今後も気張らずにマイペースで行きたいと思いますのでよろしく。

返信する
Unknown (京都在住自営業30代男)
2006-12-03 19:01:14
今回、博物館の館長が養老氏になったと言う事で、どういう経緯でこの仕事を氏が受けたのかを調べるのにネット検索したところこのサイトに辿り着きました。自分自身こういった匿名で意見を言う事にとても抵抗があるのですが、ご住職と言うお仕事上経験・知識豊富な方からのご意見も伺いたく投稿させて頂いております。私は、この博物館建築には以前から大反対でした。漫画文化とはよく言ったものです。通勤電車内でいい年をした中年の男性が場所もはばからずマンガを読みふける。以前などは何か前の車の動きがおかしいなと思ったところ、車運転中にマンガを読んでいる輩などもおりました。これが文化でしょうか?私自身子供のころはよくマンガを読みました。檀家の方のコメントにもあるように絵が入った方が解りやすい事は事実です。ただ、小説などの活字だけの世界から想像力を働かせ、どれだけ頭の中で活字を映像化させるか。正直、マンガの良い所取りをして、先述したようなサラリーマンを生み出すだけの文化など、文化と言えるでしょうか?第一、京都にこれは必要ですか?これだけの観光収入がある土地柄、毎年のように財政赤字。この博物館がどこからでたお金で作っているのかは解りませんが、この世の中少子化と言う問題もあります。個人的に近々子供が出来るのですが、通常の通院と病室を最低ランクに押さえても、国からの補助35万では足りないんですよ。このことはご存知なのでしょうか?夕張市のめろん城のように、箱物ありきの考え方には納得行きませんし、こういう新しい物を創るあいだにも、京都の町屋や古い建物ががどんどん壊され、100円パーキングや安易なワンルームマンションになっている現実をみてください。ご住職の年齢なども正直解りかねますが、ご住職のようなお立場・経験豊富な方が率先してなにかをしていかないと今後生まれてくる子供たちに良い国を残す事は出来ないと思われませんか?こういったことを差し置いてまでこの日本の恥をさらすような文化を強調した博物館を建てる理由を教えてください。
返信する

コメントを投稿