喜多院法興寺

住職のひとりごと

フジモリ元ペルー大統領保釈 新政権に影響も、チリ出国できず

2006-05-21 07:58:52 | Weblog
産経新聞
 {【ニューヨーク=長戸雅子】チリで拘束されていたフジモリ元ペルー大統領(67)は十八日午後、同国最高裁の保釈決定を受けて拘束先の刑務官学校から約半年ぶりに保釈された。保釈保証金は百五十万ペソ(約三十二万円)でペルー政府による身柄引き渡し請求の審理が今後も行われるため、チリからの出国は認められていない。四月に行われた大統領選への出馬は果たせなかったが、六月の決選投票で選ばれる新大統領にとって動向が無視できない存在となりそうだ。

 フジモリ氏は十八日午後三時すぎ、拘束されていた刑務官学校の前に姿を現した。「(チリの司法制度を)信頼しており(無実を得る)自信がある。もう少し辛抱する」と笑顔を見せ、家族らが借りたサンティアゴ市内の家に向かった。フジモリ氏の弁護士、ナカサキ氏によると、政治活動はこれまで同様禁止されるが、チリ国内は自由に移動できるという。

 四月の大統領選挙では、当選に必要な過半数の票を得た候補者がいなかったため、六月四日に上位二候補による決選投票が行われる。有力紙ラ・レプブリカのマリオ・ムニベ総編集長は「フジモリ派は十五議席前後を獲得する見通しで、魅力ある数字だ。二候補とも訴追には熱心でなく、フジモリ派と交渉を進めることになるだろう」とフジモリ氏・同派の動向が新政権に影響する可能性を指摘している。}

 フジモリ元ペルー大統領は十八日午後、拘束先のチリの刑務官学校から約半年ぶりに保釈された。百五十万ペソ(約三十二万円)の保釈保証金を払い保釈されたが、チリからの出国は認められていない。政治活動はこれまで同様禁止されるが、六月の決選投票で選ばれる新大統領にとって動向が無視できない存在となりそうだ。