喜多院法興寺

住職のひとりごと

肥満治療への道に?内臓脂肪から食欲抑える信号解明

2006-03-08 07:10:22 | Weblog
内臓脂肪が神経通して食欲調節 東北大などが実験で解明 (朝日新聞) - goo ニュース
読売新聞
 {内臓脂肪から神経を通じて、脳に食欲を抑える信号が出ていることが、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(内分泌代謝学)らの研究でわかった。
 肥満の人はこの信号が弱くなっていると考えられ、回復させる方法が開発されれば、新たな肥満の治療法に道を開くと期待される。7日付の米科学誌「セル・メタボリズム」電子版に掲載される。
 肥満になると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の働きが悪くなることが知られている。研究チームが、肥満状態にしたマウスの内臓脂肪の細胞に、活動を活発化させる遺伝子を組み込んだところ、レプチンの働きが戻り、食事量は10分の1に減少、体重も数日で約1割減った。
 一方、内臓脂肪と脳を結ぶ神経を切断すると、同様に遺伝子を組み込んでもレプチンの働きは回復せず、この信号がレプチンの働きを制御し、食欲を調節していることがわかった。
 片桐教授は「肥満の人に食事・運動療法を指導してもうまくいかないことが多い。神経を刺激する方法を見つけ、新しい治療法を開発したい」と話している。}
 肥満に悩む人にとって、内臓脂肪の細胞を、活動を活発化させる事により食欲を押せることが出来るという、素晴らしい発見である。この薬が発売されれば、製薬メーカーは、株価上昇間違えない。