喜多院法興寺

住職のひとりごと

危篤ど根性ダイコン、バイオ延命 化学会社に「入院」

2006-02-04 07:25:15 | Weblog
危篤ど根性ダイコン、バイオ延命 化学会社に「入院」 (朝日新聞) - goo ニュース


神戸新聞
 {相生市は“重体”となっている「ど根性大根」の自力再生を断念し、最新技術で複製しようと三日、農医薬研究に関わる「住化テクノサービス」(宝塚市)に向けて大根を搬出した。同社は培養が可能かどうか、大根を刻んで組織を調査。成功すれば、二―四週間で芽が出るという。
 ど根性大根は、歩道のアスファルトを破って育ち、人気が全国的に。「大ちゃん」の愛称で親しまれてきた。昨年十一月、上半分が折られて行方不明となったが、間もなく戻され、市が水耕栽培してきた。
 しかし、一月中旬から“重体”状態になり、今後花を咲かせて種を採るのが難しくなった。
 そこで市はクローン複製の技術を持つ同社に相談。「枯れた後では複製は難しい」とのアドバイスを受け、今回の最終手段に踏み切った。
 大根は同日午前十時すぎ、栽培を担当していた富山恵二・まちづくり推進課長(48)らに見送られ、三カ月近く過ごした市役所を出発。富山課長は「ぜひ再生して元気に相生へ帰ってきて」と話していた。}
 ど根性大根は、歩道のアスファルトを破って育ち、人気が全国的に。「大ちゃん」の愛称で親しまれ、相生市では絵本を作成し、市の活性化と市民交流にに努めていた矢先の「ど根性大根」が枯れかけた。最後の手段としてバイオの力に頼ることになった。殺伐としたニュースの中で心温まる話である。