四国の徳島県上勝町は65歳以上の人が45%を占める過疎の町、以前はみかんの栽培が盛んな町でした。10年前にみかんが全滅した時から、町の第三セクターで「株いろどり」を設立、葉っぱビジネスが始まりました。今では会員150人で年間2億5千万円の売り上げを上げています。会員は全て、農家の老人たちで、稼ぐ人で月に100万円も収入を得ているそうです。「毎日楽しみながらお金が稼げ、笑いが止まりません」といっています。葉っぱは生産するのでなく、家の庭や山から取ってくるだけで、お金になると言います。料亭から品質を信用され、常時注文が来るまでには、時間と努力があった事でしょう。朝のファックスで注文が入ると、競争で出荷商品を電話連絡、「先着順で仕事を取るのが刺激的で楽しい」と話していました。