サバイバルギルト

JR西日本の事故車両に乗り合わせ、怪我をして助かった人たちが、亡くなった人たちに罪悪観念を感じ、自分だけ生きていて良いのか、絶望感におちいる現象をサバイバルギルトというそうです。このような事は、事故に遭遇した人でないと、理解出来ないことだと思います。
科学的に言うと、トラウマ(心的外傷)を残す激しいストレスを経験した場合、脳で新しく作られる神経細胞の数が、ストレスを受けてから一定期間後、減少することが金沢薬学部の米田幸雄教授のマウスを使った研究で分かったと新聞に載っていました。
いずれにしても、怪我をされた被害者の精神的ケアーが必要であり、焦らず時間をかけて傷害を克服される事を願っています。