退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#38: 子供の教育、私流つまり自己満足

2013-06-07 20:48:10 | アメリカ便り
めぐみさん、コメントありがとう。うれしいです。絵文字なんか入っていて、きっと若い人なんでしょうね。私の仲間ってお年を召した人が多いので、若い子歓迎いたします。

今日は前の続きです。
親だったら誰もが “自分の子には才能がある” と思っていますが、私もご他聞に漏れずまさにそれでした。
その才能を伸ばそうといろいろやりましたね。

妊娠したと解かるや否や、保育所を探しました。
この辺では、日本ではあまり聞かないモンテソリーシステムが有名で評判も良いということで、そことすぐさま入園手続きをしました。
妊娠中は、食べ物飲み物にも気をつけました。
胎教に良いといわれたモーツアルトも毎日聞いていました。
晩酌もやめました。
妊娠したとわかった時は、主人も晩酌やめると言っておきながら、その気配はまるっきりなかったですね。
こうやって最善を尽くして生まれた子は3歳から、算数塾、サッカー、そして5歳からチェロ(二人ともです)を始めました。
こう書いていると私って、すごい教育ママと言う感じですね。私自身そう思います。
仕事と子供の習い事、今考えると大変だったな~の一言です。
子育ての時期の、年間平均走行距離は3.5万キロでした。もうやりたくないです。前にも言いましたが。

ところで、気付きました?主人が出てこないでしょう。
結局、負担は母親に来るのですね。日本もアメリカも同じです。

子供の教育と言うのは、株みたいなもんです。
将来どうなるかまるっきり予測が立たないからです。

そして結局は親の自己満足なのです。
自分が良かれと思っていることをしているだけのことなので。
それに付き合わされる子供は大変ですが。子供は親を選べないですからね。

子供達に言ったことがあります。
“お母さんが、あなた達にいろいろさせているのは、別にそれで生計を立ててもらおうと思っているからじゃない。
将来、何かを決めなくてはいけなくなった時にベストの判断ができるような認識を育てる為にやっているんだから”

成長した娘曰く
“いろいろやってきたおかげで選択肢が増えすぎて、選べられない” と贅沢なことを言っています。

写真、これが、レッドバード(カージナルス)です。



ハブグレのマミー