退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#688: お山の大将トランプ崩れる?

2016-05-31 22:46:57 | アメリカ便り
今日のニュースでは、1月にトランプがアイオワ州で開いた退役軍人達のためのファンドレイズ(金集め)で集めたお金の行方について話していました。
テレビで見る限り、トランプが複数のインタービュアーの前でつる仕上げをくらっていた感じがしました。
“ざまー見ろ”です。
日本と中国の違いがわからないやつが大統領候補になること自体が間違っている。

インタービューアーの一人に、トランプがいつもの悪態をついていたので、さすがトランプ。
腐っても鯛ではないけど、窮地にあってもトランプです。
相変わらず、口から出放題。
この人の口から出てくる言葉というのは、思考回路を経由しないで、?玉から口へ、ストレイトで出てくる感じがします。
トランプをあおるサポーターがいるから、トランプの悪態癖、人を見下す人種差別が直らないのです。
といってもトランプサポーターの多くは“類は友を呼ぶ”で悪態癖、人種差別の集まりでしょうが。

トランプが集めた6億円(1億円はトランプが寄付)の多くは、最終的には先週、5月24日に40の団体に払われたそうです。
トランプが公表される前にあわてて、お金を寄付した感じがしましたが。

それからトランプに大敵が現れるようです。
無所属からラムニーとデイヴィッド フレンチ、それからリベタリアンからギャリー ジョンソンが選挙戦に参加するかもしれないとのこと。
お山の大将、トランプ、小尉ぐらいに格下げ!!!

出発前の成田空港





友達の家から撮った新宿御苑













実家から見た満月






ハブグレジュンタのマミー

#687: 親の責任

2016-05-30 22:28:22 | アメリカ便り
北海道で親が子供のしつけのため、山林に7歳児を置き去りにしたことがニュースになっているそうです。

こちらでは、シンシナティー動物園でゴリラの柵の中に落ちた4歳児を救うため、絶滅危惧種のゴリラが撃ち殺されたことが話題となっています。
この子は保育所で働いている母親、兄弟と一緒に来ていてこの事故にあったそうです。
このゴリラの柵でこのような事故が起きたことがなかったそうで、安全性は確かとのこと。
それで、“そのような安全な所に、子供が落ちるなんて、親は何をやっていたのだ”、とゴリラを殺されたことに憤慨した人たちで、ネット上騒動が起きているそうです。
動物園関係者曰く、“トランキライザーには即効作用がなく、薬が効いてくるまでに子供が殺される可能性があるから、撃ち殺すしかなかった”と言っています。

子供が怪我もせず家に帰れたことは喜ばしいことですが、そのために何の関係ない絶滅危惧種のゴリラが、“そこにいた”からというだけで殺されなければいけなかったのは残念なことです。

私はこの親の法的責任は追及されるべきと思います。
と言うのは、たとえば、子供が家の中にあった拳銃をいたずらしていて、死んだとか、友達を殺したとかはアメリカではよく聞く話です。
この場合、拳銃を子供が手にすることができるような場所に放置していた親の責任が問われます。
さらには、殺された友達の親は100%の確立で、拳銃の持ち主を告訴するでしょう。
今回の事故もそれに似ていると思います。
つまり、親の不注意で子供が柵内に落ちたのだから。
もし子供が死んでいたら、親は、“どうしようもなかった”なんて言ってはいられないと思います。

柵内に落ちた子供の親が、“安全管理不十分”ということで、オープン以来このような事故はなかったと言っている動物園を告訴することもありえるでしょう。
だってここは告訴の国アメリカ、そして責任を擦り合う国なんです。
と言うか多分、起こると思います。
そして動物園側も、今それを恐れていると思います。

子供を育てるということは、親にとって“もしも(悪い意味での)”という状況が常に頭にあります。
だから、その“もしも”という状況を生むような環境に子供たちを遭遇させないという義務があります。

子育ては大変だ。
だから私は不眠症になったんです。

おまけ。
こちらで良く耳のすることがあります。
この親も言ってましたが、“神のおかげで助かった”。
神が助けたのではなく、動物園のレンジャーが助けたのです。
神様がいたのなら、まず、子供は作の中に落ちたりしないでしょう。
病気になった人も良く言います。
神のおかげで助かったとか。
サイエンスを馬鹿にしています。


雲があまりにもきれいだったので、キャシーの庭から撮りました。



裏庭がすっかり緑です。



ダニーウッドペッカーの親子。母親が一生懸命子供にえさを与えていました。



インディゴバウンティーもすっかり常連客となりました。



嫌われ者ブルージェイ



なんとかかんとかウッドペッカー



ハブグレジュンタのマミー


#686: 今日、聞いたこと。

2016-05-27 22:23:02 | アメリカ便り
今、チャーリーロウズを見ていますが、このデイヴィッド何とかという人、腹立つことを言いました。
オバマが広島に来たんだから、今度は日本の首相がパールハーバーに行くべきだと。
こういう考えを持った評論家というかアメリカ人がほとんどなんですね。
パールハーバーは軍事基地です。
軍人死者数は約2500人で民間人は約50人。
その数半数は戦艦アリゾナに乗っていたそうです。
死んだ民間人は基地に勤めていた人たちです。
わかるように、大量無差別殺人を行った原爆投下とは意図がまるっきり違うのです。
おまけにパールハーバーはサプライズアタックでもなんでもなく、ルーズベルトもチャーチルもアメリカの大戦参加のために待っていた必要不可欠なことでした。
だから、ルーズベルトもチャーチルもそれが起こることを知りながら日本にさせたのです。
パールハーバー攻撃の責任をアメリカ人が問いているなら(ばかばかしいと思いますが)、ルーズベルトやチャーチルが責任を取るべきと思いますが。
と言ったってトランプみたいのが共和党から選出されるのが(ほぼ)確実というアメリカ、このような複雑な思考力は備えている人は少数でしょう。

このデヴィッド何とか、もうひとつ面白いことを言いました。
ご存知のように、トランプは日本や韓国の原爆保有を認めたスピーチをしました。
これはアメリカ国内でも波紋を投げました。
デヴィッド曰く、トランプはその後一度として同じことを言っていないそうです。
トランプは“韓国も日本も駐屯しているアメリカ軍の費用をカヴァーしろ”と言っています。
しかし、それを拒否した場合日本と韓国はアメリカ軍のいない原爆保有国家となります。
その重大性を、この男性ホルモンだけで政治を行おうとしている男はわかったのかしら。

広島に朝鮮人の広島原爆被爆者がやってきて、叫んだそうですね。
“オバマは謝罪しろ、賠償金払えって”。
静かに平和儀式を追行しようとしている日本人とは対照的ですね。
“火病”持ち朝鮮人民、どうしようもないですが、自分の国でやってくれ。

今日は東京組みの学友が案内してくれた目黒天空庭園からの写真です。
東京の一角にこんな庭園があったのです。

















ハブグレジュンタのマミー


#685: 帰ってきた家は荒れ果てていました。

2016-05-26 13:22:04 | アメリカ便り
いつものことながら、家の中はとても汚かったです。
掃除機なんて、1回もかけていなかったのでは。

ジュンちゃんも汚く、ダニがたくさんついていました。
だから、今日はジュンちゃんの床屋とお風呂。
犬もわかるのです、きれいになったことが。
ジュンちゃん喜んで、“家、駆け回り”でした。

スーツケース2個分の中身のかたずけもほぼ終わりました。
今回もすごい荷物。
国内旅行は身軽にできる私ですが、こと日本ーアメリカ旅行は戦後の買出しとなります。
62歳、身軽な旅行が強いやれる年となってきました。

今日はもう眠くなったので、写真盛りだくさんです。

きれいになったジュンちゃん





よりさんと行った動物園

























ハブグレジュンタのマミー

#684: 台風、日本を去りました。

2016-05-25 11:15:45 | アメリカ便り
今、ヒューストンを飛び立ちました。
ジュンちゃんの待つセントルイスまで、1時間30分程の空の旅です。
いつもはシカゴ経由で帰ってくるのですが、今回は初めてのヒューストン経由です。
ここの税関もひどかった。
通過するのに1時間ちょっとかかりました。

トランプが万が一大統領になったら、ますますひどくなるのではないでしょうか。

成田を発つ時、よりさんに電話をしてみるとめちゃくちゃになっていました。
私が1ヶ月間、一緒に暮らしていたことももう忘れていました。
施設の人曰く、私が帰ってくると思って帰り支度をしているとのこと。
かわいそうというか、哀れです。
他の人の親も呆けてくるとこうなのでしょうか。
ぼけた母を相手に昔のことを言ってもしょうがないですが、両親とは余り良い思いではありません。
私がもし両親を思いやる気持ちを持っていなかったら、これだけ日本には帰ってきてはいないと思います。
私の友達に会いたいのは勿論のことですが。
88歳のよりさん、落ち着いたら少しは良くなってくれることを期待します。

話が変わりますが舛添知事、まだ意地汚く知事職にしがみついているみたいですね。
誰かが言ってましたが、“首の皮一枚で”つながっているそうです。
私がわからないのは、知事自身が第3者の弁護士を選んで、検査をしてもらう点です。
これって公平性の点を考えるとありなんですか?
第3者と言うのはどちら側にも関与しない機関でないといけないと思うのですが。
おかしいです。

すべての面で、日本は“どうでもいいじゃん”的考えが横行している感じがします。
日本はいったいこの先どうなるんだ。
正しいことと、悪いことの区別がなくなってきているみたいです。
実に心配です。
“慰安問題、どうだっていいじゃん”、“安保、戦争が始まるからいやだ”、“沖縄基地問題、米軍なんでもいいからでていけ”なんていわず、頭を使って考えてほしいです。
日本に住んでいる日本人なら。

オバマさんの広島訪問。
これまた、2,3日前のニュースで唖然としました。
フィリピンで日本軍の捕虜になり、ひどい目にあった90何歳のおじいさんも同行させたいとか言っているそうですね。
この人を連れてくることによってアメリカは、原爆投下を正当化しようとする魂胆が丸見え。
本当に“舛添的せこさ、ずるがしこさ”です。
でも何回もいっているように、アメリカはそんな国なのです。
常に自分たちのやっていることを正当化しようとする。
そして絶対に誤らない。
ちなみにアメリカで、交通事故を起こしたら、絶対に誤るなと教えられています。
と言うか、誤ると言う習慣があまりない国です。
“Excuse me"はありますが。


セントルイスに着いたらちょうどラッシュアワー。
1時間かかって家に着きました。
家では一人留守番をしているジュンちゃんの熱烈な歓迎を受けました。
さて、明日からまたジュンちゃんとお散歩が始まる。
家の掃除、ジュンちゃんの床屋もしなくてはいけないし。

ハブグレジュンタのマミー