及川 均 Logbook

フォトグラファー及川によるblogです。

24才 社会人

2008年06月20日 | まどか
今日、櫻井さんは丘。

ショップで事務仕事をしてもらっていた。


で、ケラマから帰ってくると、ショップの電話に無言の留守電が。



及) え、電話鳴らなかったの?

櫻) 鳴ったけど、こわかったの出ませんでした。


おいおい、その電話が予約の電話だったらどうすんの?




まどか 24才 社会人?






写真は全く関係ないけど、今日ケラマで珍しくコガネヤッコがいたので。
そして、珍しくないナメラヤッコと泳いでいたので。
んで、写真はキレイに撮れてないけど・・・





さようなら・・・

2008年06月19日 | Gallery H
え~、みなさんに残念なお知らせがあります。

昨日まで私たちを楽しませてくれたナカモトくんですが、今日をもって転校することになりました。

思えば、転校初日からみんなの人気者でした。


〔6月13日〕
転校初日、みんなをアッと驚かすような場所で登場してくれましたね。



〔6月14日〕
緑色の目をして、外国のお人形さんのようでかわいかったね。



〔6月15日〕
お家はちょっと汚かったけど・・・



〔6月18日〕
何日か会わなくて、久しぶりにいってもいつも元気を振りまいてくれたよね。




でも、今日会いにいったら・・・

何の挨拶もなしに、いきなり引越ししちゃうんだもの・・・

かなしいけど、さようなら。

たった6日間だったけど、楽しい思い出がいっぱいできたよ。


また会う日まで。


幼魚の季節

2008年06月18日 | Gallery H
梅雨も空け、水温がぐんぐん上昇。

すると、幼魚が増えてくる。

写真を撮るのは大変だけど、小さくてかわいい魚達は見ているだけでも楽しい。

でも、やっぱ見てるだけじゃなく撮りたいか・・・



写真は過去にフィルムで撮ったクロスズメダイの幼魚。
ちなみに、成魚は真っ黒。



今は、このサイズよりさらに小さな子供達がたくさん見られるよ。

動かなくてキレイな・・・

2008年06月17日 | Gallery H
久しぶりのケラマは、透明度が高くて驚いた。

いや、マジで。


今日は特別よかった方だと思うけど。

いつもあんな透明度なら、ワイドは絶対面白いな。



ちなみに、この透明度の中で下を向いている人が・・・
食べ物でも落ちてるのかな?





さて、よくフォト派の方からリクエストをいただくのが・・・




「動かなくてキレイな被写体」




こんなのどう?






ダメ?やっぱり?



よく動いてキレイな被写体は多いけどね。




ハナダイの仲間とか、ハゼの仲間とか・・・





ベラとかね。



でもね、難しい方が面白いよ。



たぶん。

浮遊生活

2008年06月16日 | Gallery H
今日は水面がベタベタ。

ふと見ると、流れ藻が浮いていたので水面下50cmくらいまで上がって見てみると・・・

















やっぱりいた。





ハナオコゼ。



流れ藻と一緒に浮遊生活をしている。
いつこの棲みかを見つけて、この先どういう生涯を送るのだろうか・・・

そんな人生も楽しそう・・・




ゲストとは離れていたので紹介できなかったのが残念。



それにしても、水面下というのは撮りづらいことこの上ない。


脇役にも注目

2008年06月15日 | Gallery H
どうも。


いつもイソギンチャクの脇にいるカニ。

・・・のようでカニじゃない、カニダマシ。


ほとんどが「コホシカニダマシ」だけど、今日はアカホシカニダマシと思われる個体を発見。



あまり見ないけど、意外と珍しいのかね?


たまには脇役にも注目してみよう!



甲殻類だった

2008年06月14日 | Gallery H
どうも。
初の2チーム体制で、自分のガイドよりも櫻井さんの方が心配だった。

でも、全て予定通りコトが運んでホッと一息。

まあ2チーム体制ができるように雇っているので、このくらいはさらっとやってもらわにゃね。

さて、今日のゲスト、アケボノハゼを強くリクエストされていて、今日はチャンスとばかりにがっつり攻めてきた。
でも、明日の飛行機なのでリミッター付きで。

んで、ホントは甲殻類好きの方なのに、「Gallery H Logbook」には魚の写真しか載せてないことに気づき・・・









・・・と、ちゃんと見てきたよ。

時間があるので(Lesson 2)

2008年06月13日 | 写真のお勉強
海に行く前にちょっと時間があるのでやっちゃいましょう。



Lesson 2:カメラの分類②


前回はコンデジとフィルムタイプの一眼レフについて勉強した。ハズ。


今日はまずニコノスから。

ニコノスとは、ニコンが発売していた全天候型カメラ。

古くからダイビングをされている方は見たことあるハズ。

↓こんなヤツ。





この写真はニコノスの中でも最新型。といってもすでに生産中止になってるけど。
よく「ニコノスⅤ」と紹介されているヤツ。
この「V」とはファイブと読む。5世代目、という意味。(5型と呼ぶ人もいる)
もちろんⅠ~Ⅳまでも存在はしている。けど、古すぎてほとんど見かけない。

コンデジ世代の人はこのカメラも一眼レフと思っている人もいるようだが、それは間違い。
Lesson 1でも書いたように一眼レフとはレンズからの映像と全く同じ映像を撮影者が見れるような仕組みのカメラのこと。
このニコノスは、前後からよく見るとファインダーが筒抜けになっているのがわかる。
つまり、撮影者はファインダー越しに被写体を見て、レンズはレンズで入ってきた映像をフィルムに焼き付ける。
このような形式のカメラをビューファインダーカメラなどという。
このカメラの特徴は、構造が単純になるのでコンパクト化ができること。
しかも、ニコノスの場合はハウジングなしでそのまま水中に持っていける。
サイズも一眼レフをハウジングに入れるとの比べるとかなり小さいので機動力も抜群!
逆によろしくない点の一つに、撮影者が見ている映像と撮影レンズが見ている映像がズレていること。(構造上当たり前だけど)
このズレを「パララックス」という。(パパラッチじゃないよ)
さて、このニコノスⅤも実はレンズを交換できるタイプ。主にワイドレンズをつけて使うことが多い。

ちなみに、陸上用に作られて、同じような構造でレンズも内蔵されていて、お気軽撮影用のコンパクトなタイプのビューファインダーカメラがある。
コンデジが台頭する前は旅行の時によく持っていった人も多いハズだ。
いわゆる、「バカチョンカメラ」のことね。

さらにちなみに、ニコノスの親玉として水中用に作られたニコノスRSという一眼レフのニコノスも存在する。
V型よりも前に製造が終わり、さらに値段も高いのだが、専用レンズとの組み合わせはデジタル全盛の今でもプロやハイアマチュアのダイバーから支持を受けている。
プレミア価格で取引されているので、私にゃとても買えない代物だけどね。


さて、フィルムタイプの一眼レフカメラもニコノスⅤもニコノスRSもバカチョンカメラもみな同じフィルムを使う。

↓こんなヤツ。




フィルムにもいろんな種類があるけど、フィルムの話はまたあとで。
今は形だけ覚えてほしい。
この形のフィルムを35mm版フィルムという。
コンビニでも売ってるヤツね。

一般的に広く出回っているフィルムカメラがこの35mm版フィルムを使っていることから、デジタルカメラを含めてカメラ(レンズ)の性能を比較するときによくこの「35mm版」という言葉がでてくるけど、このフィルムの大きさを基準にすることで、横並びになり性能の比較ができる、ってことなのでよ~く覚えておくように!


ちなみに、一眼レフがあるんだから、二眼レフカメラってのもあるよ。

↓コレ。




読んで字のごとく。二眼なレフなのだ。
撮影者が見る映像は上のレンズで、撮影は下のレンズで、しかも「レフ」なので、撮影者は反射した映像を上のファインダーから見ることになる。
なんだかすんごいカメラだけど、重いしデカイし扱いが面倒なのであまり使われない。(時代と逆行しているからね)
でも、こいつはさっき書いたフィルムよりもさらにデカイフィルムを使って撮影をすることで、質の面では非常に高いクオリティで記録することができるのだ。
このカメラの場合は中版カメラというけど、さらに大きなのは大判カメラってのもある。

まあ、35mm版以外はあまり見かけないので、読み流しましょう。


さて、最後に「デジイチ」いってみよう。
ここまで読めばわかってると思うけど、デジイチとは「デジタル一眼レフカメラ」の略。

↓コレね。



前から見ると、フィルムタイプの一眼レフカメラと変わらない。

でも、背面は大きく違う。



デジタルなので、液晶があるのと、ボタンがやたらと多い。


んで、前回コンデジの液晶の役割として、

①写真を撮る前に映像を確認する。
②撮った写真を見る。
③カメラの設定などを変えるための情報を見る。(インターフェイス)


ってのがあったんだけど、実は①の写真を撮る前に映像を確認する。
ってのが出来ないんだよね。実は。



なぜか?

一眼レフだから。


つまり、撮影用のレンズから入った映像は鏡に反射されて撮影者の覗くファインダーに送られているから、画像を記録するためのCCDには映像が届かないの。
なので、コンデジのようにデジイチを顔から離して液晶を確認しながら撮ることは不可能。





でした。今ままでは。



でもね、世の中には賢い人がたくさんいて、出来ないことを可能にしちゃうワケよ。今は。

従いまして、デジイチでも背面の液晶で映像を見ながら撮影することが可能。
これをライブビュー機能という。

もちろんこの機能がないデジイチもたくさん存在する。

なぜかと考えるに、その機能はあまり必要ないからではないか?


一眼レフカメラで撮影する人はピント合わせや構図などにかなり気を使う。ハズ。
特に、ピント合わせは液晶のドット表示的なものよりも直接レンズ→ファインダーを通して見た方(これを「光学的に見る」などという)が格段に見やすいし、両手+おでこでカメラを固定することができるので、ブレにくくもなる。
などの理由で、デジイチでライブビュー機能を使う人は少ないんじゃないかな?
だって、それならコンデジでもいいじゃ~ん、って思ってしまうもの。私はね。


ところで、外見上は全く同じように見えるフィルム一眼とデジイチだけど、決定的に違うところがある。
それは、画像を記録するとこ。

「だから、当たり前のこと言ってんじゃね~」

って思わないでね。
もちろんフィルム一眼はフィルムに、デジイチはCCDやCMOSに記録。
それは当たり前だけど、違うのはそのサイズ。
さっきも書いたけど、フィルムカメラはフィルムのサイズが決まっている。(35mm版ね)
ところが、デジタル製品は各社マチマチなのだ。(もちろんコンデジも含めて)

ただ、あまりにもバラバラだとユーザーも困惑してしまうので、ある程度基準みたいのがある。

ニコンやキャノンの多くが使っているのが、APS-Cサイズという記録サイズ。
またオリンパスが使っているのはフォーサーズというサイズ。
そして、ニコンやキャノンの最上級機種だけに使われているのがフルサイズ。

サイズを比較すると・・・

フィルム(35mm)=フルサイズ>APS-C>フォーサーズ

となる。
もちろん大きい方が高性能&高価になる。
ちなみに、コンデジはさらに小さい上にあまり統一されていないと思う。


う~ん、今回も非常に長く&難しくなってしまった。
できるだけわかりやすくしたいと思っているのだが・・・
もし、わからないことがあればコメントしてね。

では、海に行ってくるか。

カメラのお勉強(Lesson 1)

2008年06月12日 | 写真のお勉強
どうも。
ゲストがなかなか集まらず、苦労している日々が続いている。

そんな中、Gallery H の独自性を出していこうと思って、今後カメラに関する学科の更なる充実を検討中。
といっても、ベテラン向けではなく、ビギナーの方と一緒に基礎から勉強していくという姿勢でね。

いろいろと企画・検討を進めていくつもりではいるが、今出来ることはどんどん行動に出るべし!

と、いう訳で今日から新カテゴリー「カメラのお勉強」を追加。
ホントは学科としてしっかりと資料などを作ってから、とも思ったけどブログの利点を活かして思いついたことを書き留める備忘録的な使い方で、さらに良いものを作っていけるだとうと思って、とりあえず見切り発車。

「今更そんなこと聞けない」的なことから、「へぇ~」や「ほぉ~」なことまで、いろいろと為になる情報を発信していくつもりなので、みなさんにも是非意見をお願いしたい。


では、初回いってみよう!




Lesson 1:カメラの分類①

まずはカメラを分類してみる。
コンデジとか一眼とかデジイチとかニコノスとか・・・
知ってる人には当たり前だけど、知らない人は知らないもんね。(当たり前か)

え~っと、どれから説明していいかわからないけど、とりあえず最も普及しているであろうこのタイプから。




かなりのダイバーが持っている「コンデジ」というヤツですな。
これは「コンパクトなデジタルカメラ」の略。
んじゃ、デジタルカメラって何?
というと、フィルムを使わずに、電子情報として画像を記録するタイプのカメラのことを全てデジタルカメラという。
って、そんなの知ってるか。
コンデジの特徴として、背面に液晶がある。



では、なんの為にあるのか?

「コンデジの場合」は、
①写真を撮る前に映像を確認する。
②撮った写真を見る。
③カメラの設定などを変えるための情報を見る。(インターフェイス)

などなど。
だから全てのデジタルカメラには必ず液晶がついている。と思う。(例外はあるかもしれないけど、細かいことは気にしない)


わかった?


それと、もう一つ。コンパクトなデジカメなので、これ1台で写真が撮れる。
どういうことかというと、レンズも内蔵されているのだ!

な~に当たり前のこと言ってんだ!

と、思っているそこのアナタ。



これから説明するカメラにはレンズが付いていないのよ。



それは「一眼レフカメラ」。

下の写真はフィルムを使用して写真を撮るための一眼レフカメラ。
左の方が大きいのは、自動でフィルムを送ったりするために電池やモーターが使わているから。





一眼レフカメラとは、「一眼」つまり「眼」が一つ。
どういうことかというと、レンズが見ている映像を撮影者がファインダーから見れるように、レンズから入った映像をレフレックスミラー(直訳すると反射鏡ね)という鏡とペンタプリズムという部品で何度か反射・反転させてファインダーの位置で正常に見れるようにしているもの。(鏡に映ると左右反転してしまうので、反射の回数などを調整して上下左右が正常に見れるように工夫されてるってワケ)
多くの一眼レフカメラの一番上の部分が盛り上がっているのはペンタプリズムが入っているからなのだ。


そんなめんどくせぇことしないで、直接みればいいじゃん!
っていうのは、無理な話。
だって、写真を撮るためにはレンズから入った映像を直接フィルムに当てないとムリだから。
なので、一眼レフカメラはシャッターを押した瞬間には、レフレックスミラーが跳ね上がり、レンズからの映像が直接フィルムに当たるため、ファインダーは何も見えなくなるの。


おっと、うっかりレンズという言葉を何度も使ってしまった。
「さっきレンズは付いてないって言ったじゃね~か!」と、言われてしまいそうだ。こりゃ失礼。
確かに一眼レフカメラを買ってもレンズは付いてこない。
なぜなら、使用者が好きなレンズを選べるようになっているから。
でも、最近は初めて買う人のために、最も使用頻度が高いレンズをセットにして、レンズセットとして販売していることが多い。
まあまあ、レンズの話はまたあとで。


ちょっと長くなってきてしまった。

ホントはデジイチやニコノスの話もしたかったけど、文書が長くなりすぎると読んでもらえなくなりそうなので、次回のお楽しみってことで。

んじゃ。


ライダーの挨拶

2008年06月11日 | バイクログ
ってのがある。

ライダーなら知ってると思うけど、ツーリングなどですれ違う時に、主にピースサインを交換するのだ。


私も始めのころはうれしはずかしくて、ピースは出せずにお辞儀をして返していたものだ。



でも、沖縄にきてからはほとんど挨拶を交わしたことはなかった・・・




ところが、今日は追い抜かれ様にペコリとされた。



ナゼか?

それは同じバイクだったから。



私(彼)が乗っているのはビューエルというかなりマイナーなメーカーのXB9R(ファイヤーボルト)というヘンテコなバイク。
沖縄では滅多に見ることはない。
停まっているのを見るだけでも珍しいのに、今日は同じ道を走っていた。


おそらく、彼も「おぉ!」と思ったことだろう。
そして、嬉しかったハズだ。


なんだか、都会の喧騒の中でバッタリ知り合いに会ったような感覚。


彼は通勤途中のようで、カッ飛んでいってしまったけど、今度会ったら話してみたいな。





写真はコーヒータイムに携帯で撮ったもの。


ちなみに、彼は白に乗っていた。

さらにちなみに、北谷に黒に乗っている外人がいるのも知っている。

世の中、物好きというのは意外に多いのかもしれない。