及川 均 Logbook

フォトグラファー及川によるblogです。

あの感動をもう一度!?

2008年06月09日 | Gallery H
どうも。
今日も調査ダイブ。

んで、思い切って東側にいってみた。


オイランハゼは幼魚もいた。




タカノハハゼも珍しく寄れた。




タカノハハゼで思い出したけど、ミギマキの成魚と思われる魚もいた。
でかくて泳いでいたので撮れなかったけど・・・


んで、んで、午後からは昨年この時期にフィーバーしたあのポイントへ。
南西の風なので、ベッタベタ。
透明度が心配だったけど、10mはあったな。
こりゃ期待も膨らむでしょ。


そして、出ました!
オクヨウジ。
1匹目を見つけると、次から次へ。



他にも、オオウミウマ、タツノハトコ、ワカヨウジとヨウジウオ天国は健在だった!
エビは不発だったけど、これから潜りこめば、いろいろと発見ができそう。


他には、全然引っ込まないカスリハゼ。




ホワイトタルマワシ。




などなど。
昨年のフィーバー振りを彷彿させるダイビングだった。


でもね、見に来てくれるゲストがいない・・・
誰かリクエストを!


2008年06月08日 | Gallery H
ども。

悔しいけど、粟国はキャンセルに。
ホントに週末に呪いでもかかってるのではないかと思うほど。
悔やんでも解決しないので、とにかく前向きに。

と、いう訳で潜ってきた。

ニシキフウライウオは今年も大量発生か!?
でも、デカ過ぎてアップしか撮れない。
スケスケの幼魚求む!




幼魚といえば、タツウミヤッコの幼魚発見。
成魚と違って小さな羽のような皮弁がたくさんあり、まさにかわいい龍って感じ。




最後は「命」。



って、感じでない?TIMの。


さてさて、なかなかいけない粟国だけど、今月末の平日で粟国にステイしようかと思ってるのですが、粟国ステイで潜りたい人っていませんかね?
決定している訳ではないですが、23~26日あたりで。
興味のある方は連絡をお待ちしております。

災い転じて・・・

2008年06月07日 | Gallery H
福となった。

海況の悪化により、粟国遠征が昨日の時点でキャンセル。
数少ない書入れ時の週末に、またしても自然に見放された。




が、しかし!

神は見放さなかった。


昨晩、「インドアカタチが見たい」というゲストから急遽予約。

たった一人だけど、大切なお客様。
万全の体制で臨みましょう。



と、自分の体制は万全だけど、自然がね・・・




強烈な南風に加え、昨晩からの雨。
レッドビーチに行くには絶望的な条件がバッチリだ。
自然はそこまでして、弱い者をいじめるのか・・・






でも、オレには神が付いている!(たぶん)

そう信じて、行ってみた。






到着したら当然絶望的な光景が広がっていたが、腹をくくってエントリー。

こうなったらやるしかない!

先日の試練が頭をよぎるが、そんなの関係ねぇ。

レッドビーチの荒波を乗り越えていざ沖へ!
(注:レッドビーチの荒波<真栄田のさざ波)




やはり神は見捨てなかった!

沖に出るとレッドにしてはむしろ良い方に分類される透明度。



やったぜ!



これだけ見えれば、インドアカタチなんて余裕さ。



と、いう訳で神様の勝ち。

偉いぞ神様!



写真はオマケのハゴロモハゼspと真栄田のタツウミヤッコ。




無駄に・・・

2008年06月06日 | Gallery H
窒素を溜めた一日。

ホントはスジクロユリハゼをバリッっと決めたかったのに・・・

↓これがベスト。



シャッターチャンスは良いけど、実はピントが全然納得できない。
スジクロ1本に絞っていたのに、結果が残せなかった。



次こそは!








って、いつも思ってるんだけどねぇ・・・



ちなみに、浮上前にその近くで気になるハゼを発見。
すぐに引っ込んだので、よく見れなかったけど、ピンクダートゴビーではないかと。


課題が増える一方だ。



一応、ネタとしてピグミーも撮ったけど、普通な感じなのでさらっとね。






週末に荒れるのはナゼだろう・・・

はあぁぁぁぁ・・・・

たまにはいいでしょ

2008年06月05日 | バイクログ
ゲストのいない時に限ってよい天気。
海も穏やかだし・・・


人生なんてそんなもの。


ま、最近かなり疲れ気味だったので、久しぶりに起きるまで寝た。(当たり前か)

そして、これまた久しぶりにバイクでちょっぴり遠出。

いつもよりもちょっと足を伸ばしてお気に入りの休憩場所でのんびりと・・・




平日はほとんど人もこないので、一人でのんびりしたい時にはオススメ。

でも、穏やかな海を見ていると、潜りたくなりますな。

明日もノーゲストだしね・・・


今日は思い切って、OFFモード。
ほとんど仕事にも手をつけないことにしよっと。

試練!?

2008年06月04日 | Gallery H
どうも。

それにしてもこの2日間の濁りは厳しかった。

透明度50cmなんて時もあり、精神力を試されてる感じ。

濁っていてほとんど何も見えず、頼れるのは自分のコンパスだけ。

決して自分の「勘」を信じてはいけない。(過去の教訓)

フィンキックには細心の注意をはらいながら、迷ってはいけないし、生物も探さないといけないというプレッシャー。
全てを投げ出して発狂して浮上したくなるのをガマン。



まさに「試練」。



でも、ゲストは楽しんでくれているのでOKだ。


ちなみに、今日はホントにお手上げなほどの濁りで、オール浅場。

でも、その気で探すといろいろいるし、そんなダイビングが好きなゲストだったので、ナンダカンダと言いつつもみんなで楽しんだ。


ハゴロモハゼはペアも見つかった。




その半径2m以内で・・・


ササハゼyg。




クロオビハゼ超yg。




クサハゼ。




などなど・・・

動き回らなくても充分に楽しめる。
とはいっても、動き回れないだけだけど。


また、コロダイ激ygも発見。





最後の1本は真栄田岬。
やっと、この2日間のプレッシャーから開放されてアホの顔になった。





研究発表

2008年06月03日 | Gallery H
どうも。

昨日インドアカタチを発見した時、別の環境でも発見できるようにと思って・・・


巣穴の回りの様子を(櫻井さんにも説明しながら)じっくり観察しておいた。



で、及川的な見解は・・・

①巣穴は50cmくらい離れて2つある。

②巣穴の回りには、他のハゼと違って砂が盛ってある。


んで、1本目に昨日見た個体をチェック。



昨日の穴ではなく、隣の穴から出てた。
別個体であるかどうかはこの時点ではわからないかったけど・・・

もしかしたら・・・

③2つの巣穴を1匹で使用

という考えも追加。


んで、んで、2本目に早速成果が表れた!


激濁りのガイド中・・・

まさしく50cm離れて砂が盛ってある穴が2つ!

濁っていてかなり近づいてから気づいたため、生物は確認できず。


しかし、すぐ近くにエビやクマノミなどゲストに紹介できる生物がいたので、そこでしばし写真でも撮りながら、インドアカタチが出てくるのを待ってみることに。


しばらくして、そぅ~っと振り返ると・・・













「櫻井よ、なぜオマエが巣穴の上にいる!?」



昨日の成果が感じられないながらも、どいてもらって待つこと数分・・・



やっぱりいた!


しかし、あまりにも濁っていてこんな写真がやっと。



でも、観察をすることで、さらに新しいことを学んだ。

インドアカタチの様子を遠くから見ていると、2つの巣穴の上を通っていったりきたり。


つまり・・・


④巣穴は中ではつながっていないと考えられる。


と、アカデミックな一日。

ナイフフィッシュ

2008年06月02日 | Gallery H
どうも。

遅ればせながらやっとインドアカタチを撮ったり。



淡水魚好きならわかると思うけど、ナイフフィッシュにそっくり。
この魚は写真で見るよりも、是非水中で見て欲しい。
色とヒラヒラとした動きがスンバラシイ。と、思う。
ちなみに、ナイフフィッシュは下向きで泳いでいるけど、コイツは上向き。
写真は斜めに使ってるけどね。

そして、でかくて寄れるので60mmか2灯がいいかも。
105mm+1灯ではこれが限界。

ちなみに、図鑑によれば「練製品の原料とされるが、塩焼きにも向く」そうな。


さて、その他。

ゴンズイ玉。2ケ。




チビリ。っぽいカエルアンコウ。
たぶんチビリでしょう。
汚いけど。
そして、浅場のうね濁っている所にいたので、写真は全然ダメっす。




そして、前々から撮りたかったアオハチハゼも撮れた。



図鑑によれば、珍しい。

というようなことは書いてないけど、アカハチハゼに比べれば断然少ない。(私が潜っている環境では)


この調子で、次はキハチハゼだ!?


今日の砂辺

2008年06月01日 | Gallery H
どうも。

今日の砂辺は・・・

カクレクマノミ1号が産卵中。




2号はハッチアウト直前。




他にもミジンコみたいな稚魚がたくさんいたり、極小クロスズメダイの幼魚が目立ってきたり・・・

水温も確実に上昇して、海の中は新しい生命であふれかえっている。


って感じ。

これからが益々楽しみだ。