及川 均 Logbook

フォトグラファー及川によるblogです。

ファイト一発

2008年06月29日 | Gallery H
リポビタンD

・・・のビンに入ってるナカモトくん。
時々ビンの外に出てきてくれるけど、シャッターチャンスは少なくなった・・・




頑丈な家に住むことができたので、長くいついてくれるといいのだが・・・

スミマセン

2008年06月28日 | Gallery H
どうも。
今日は珍しくSD講習。

マンツーマンだったので、自分でデモンストレーションしないとだから度付きマスクで。

それにしても土曜日の真栄田は激混み。
そして、知り合いも多い。

すれ違う人や遠くから挨拶をしてくれる人がいるんだけど、コンタクトが入ってないのでわからない・・・

今日私に挨拶をしてくれた方々、決して無視してるワケではありませんのでお許しください。

ちなみに、こんなマスク。



やっぱり、コンタクト+ブラックシリコンがいいな。

櫻井さんはなんで裸眼でのエントリーができるんだろう・・・

泳いで泳いで・・・

2008年06月27日 | Gallery H
どうも。
今日はケラマ。

ゲストは2ダイブだったので1本遊んできた。
ボートが停まっているところから隣のポイントまで泳いで泳いで-35m。

アザハタの根まで行ったけど、アザハタは撮れずにキンメモドキだけ・・・

しかもヘボい写真しか撮れなかった。

今度はデジイチで撮り直したい。




マクロレンズって?(Lesson 4)

2008年06月26日 | 写真のお勉強
今日はマクロな話をしてみよう。


Lesson 4:マクロレンズについて。



前回はレンズの焦点距離について勉強した。

焦点距離が短いレンズを広角レンズといい、広い範囲を写すことができる。

逆に焦点距離が長いレンズを望遠レンズといい、狭い範囲を写すことができる。
言い換えると、遠くのものを大きく写すことができるのが望遠レンズだ。
「望遠鏡」って言葉もあるしね。

従って、広角(ワイド、W)の反対語は望遠(テレ、T)ってことになる。


んじゃ、水中写真でよく使う「マクロ」ってナニ?

ってことになるけど、マクロとは拡大して撮影できるように近づいてもピントの合う機能のこと。

マクロ写真というと、やっぱりウミウシとかハゼの拡大写真を想像するでしょ。



んで、被写体を大きく撮るには2つの方法がある。


一つは、遠くのものを大きく写すための望遠レンズを使う。

もう一つは、被写体まで近づいて撮る。


だったら、望遠レンズで近づいて撮っちゃえば簡単じゃ~ん。

と思うけど、これがなかなか難しい。


その理由を説明しよう。


まずは20mmの広角レンズのレンズの先っちょを見てちょ。

20mmレンズを装着して、ピントを無限遠(はるか遠く)に合わせた時のレンズの状態。




続いて、同じレンズでピントを25cm先に合わせた時のレンズの状態。
ちなみに、このレンズの最短撮影距離は25cm。



よ~く見ると、ピントを近くに合わせた時にレンズの先っちょが少し飛び出てる。



続いて、105mmのマクロレンズでピントを無限遠に合わせた時。




んで、同じレンズでピントを30cm先に合わせた時。
ちなみに、このレンズの最短撮影距離は30cm。




どう?
今度はかなり長く出てるでしょ?


つまり、望遠レンズ(一般的には望遠鏡のように胴長のレンズの場合が多い)でピントを近くに合わせるには、レンズをズズズィ~っと前に出さなきゃなんねえの。

これって、レンズのピントリング(グリグリ回すヤツ)をグリグリとたくさん回す必要があるってこと。
自分で回すにしても、オートフォーカス(モーター)で回すにしても、労力が必要だし、ピントを合わすまでに時間もかかる。

そして、そもそも望遠レンズというのは遠くの物を大きく写すためのものなので、
近くにピントを合わすってのは、水中でウミウシとかハゼとかエビ・カニとかマニアックな路線の人、もしくは陸上でも昆虫などやっぱりマニアック路線の人しか使わないの。

なので、メーカーもあまり作ってないってワケよ。(たぶん)


それでもやっぱり需要はあるワケで、種類は少ないけど一応各メーカーで数種類のランナップはあるようだ。

上の写真のは、私が最もよく使うニコンの105mmマクロレンズ。
このレンズの最短撮影距離は約30cm。写真の通り近くにピントを合わすためにかなりレンズが飛び出てしまう。
逆に20mmのワイドレンズは最短撮影距離が25cmだけど、これはマクロレンズとは言わない。
なぜなら、ワイドレンズで近づいてもやっぱり拡大写真は撮れないから。(←私の想像だけど・・・)

まあ、そんな訳でマクロレンズとは、近づいてもピントの合う望遠レンズだと思ってもらってよいのではないかと・・・

ちなみに、標準に近い焦点距離の60mmのマクロレンズってものあるけど・・・
でも、300mmとか超望遠のマクロレンズってのは作るのがすんごく大変になると思われるし、価格も高くなり、さらに需要が少ないので存在しないんだと思ってる。


と、一眼レフ用のレンズのことばかり書いているけど、んじゃコンデジはどうなのよ!?

って人も多いと思う。


でもね、話は全く同じなワケよ。


前回も書いたように、コンデジのレンズは35mm換算値で35mm~105mmくらいの焦点距離のモデルが多い。
んで、105mm側で近くにピントを合わすには、やっぱりレンズをたくさん動かさなければならず、構造上難しい。
そこで、マクロモードなるものがあり、これを使うとレンズユニットが少し前に出るのではないかと私は思ってる。(携帯電話のカメラレンズを見ながらマクロモードを切り替えると動いてるのがわかるよ)
そうすることで、被写体まで近づいてもピントが合う。
しかし、やっぱり限界があり、一眼レフのマクロレンズほど近づくことはできないモデルが多いようだ。

広角側では20cmくらいまで近づけるのに、望遠側にすると60cmくらいまでしか近づけないものが多い。(このことに腹を立てる人も多いと思うけど、今まで話したように望遠レンズで近くにピントを合わすってのは大変なワケよ)

そこで、外付けのマクロレンズ(クローズアップレンズ)を使う人が登場する。
このレンズを付けると被写体まで近づいてもピントを合わすことができるようになる。
しかし、その機能と引き換えに遠くにさがるとピントが合わなくなるので、マクロレンズは頻繁につけたり外したりと大忙しなダイビングになるのだ。


一眼レフ用のマクロレンズは最短から無限遠までピントが合うので大変便利。

あ、ちなみに一眼レフ用のレンズの最短撮影距離とはレンズと被写体の距離ではなくて、フィルム(CCD)面から被写体までの距離なので、上の写真のような105mmレンズではレンズの先からだと数cmくらいにピントが合うのだ!

ハゼなんかの場合だと、最短まで寄らずに画面いっぱいに撮れる。
ところが、コンデジではクローズアップレンズを付けると近づかないとピントが合わないので近づきたい。
・・・んだけど、ハゼは引っ込んじゃう。
かといって、クローズアップレンズを付けないと60cmくらいまでしか寄れないので、画面に大きく写すことはできないし、やや遠いのでフラッシュもキレイには当たらないのよ。

どう、一眼レフの方が簡単にハゼが撮れる理由がわかったのでは?
でも、逆に言うと引っ込まないハゼやウミウシなんかはコンデジでも充分キレイに撮れるってこと。

ウチのゲストに口をすっぱくして言ってるけど、その道具で撮れるものを撮りましょう。
撮れないもので粘っても腕が悪いんじゃなくて、道具が悪いの。
自分の持ってる道具の特性を知り、できることをやれば結果も良好ってワケよ。


ちなみに、コンデジ界でもさらなる拡大写真が撮れるようにスーパーマクロモードなるものがある。
これは、レンズの前2~3cmくらいにピントが合うようだが、レンズはワイド側固定(今まで書いてきた理由によるものと思われる)、かつフラッシュが使えないことが多い。

水中写真として考えると、そんなに近づいて逃げない生物はほとんどいない(ウミウシですら逃げる)し、フラッシュが使えないので発色が悪いので、私としてはあっても嬉しくない機能だと思ってる。(実際にコンデジの時でも使ったことすらない)




うわ~

気がつけばまた長々と書いてしまった。

嫌われるな。こりゃ。



ちなみに、詳しい方は知ってることだけど、スーパーマクロでもフラッシュが使えるのがあったり、一眼レフ用のマクロレンズでもレンズが飛び出さない仕組み(インナーフォーカス)のレンズがあったりするんだけど、その辺の細かいご指摘はナシでお願いします。
あくまでも一般的なお話でね。


チラシ作り

2008年06月25日 | Gallery H
どうも。
今日はチラシを作ってみた。

と、いっても名刺サイズの小さなもの。




少しでもゲストが増えてくれればいいんだけど。



ひょっとして、ウチはゲストがたくさんきて儲かっている。

と、思っている人もいるかもしれないけど、そんなのは大間違い。

ただでさえ他ショップよりもゲストが少ない上に、車の燃料代高騰や乗り合い料金のアップなどなど。

個人事業の大変さを毎日実感している。


それでも、熱心に通ってくれるゲストがいるのは事実。
そんなゲストを大切にしていきたい。

と、同時に生きるためにはもっと仕事がないとね。

チラシ配ってくれる人がいたら連絡ください。
たくさん作り置きしておきますので。





レンズの画角(Lesson 3)

2008年06月24日 | 写真のお勉強
どうも。
今日は丘なので、久しぶりにカメラのお勉強でも。


Lesson 3:レンズの画角




今日はレンズの画角(焦点距離)について。

よく○○mmのレンズとか言ってるけど、なんのことかわからない人も多いハズ。

この「○○mm」ちゅうのが、焦点距離と言われる数字で、レンズの画角を示していると思ってよい。

んで、この焦点距離とは文字通り焦点が合う距離のこと。
虫眼鏡で太陽光を集めたことがある人はわかると思うけど、焦げる点(焦点)に虫眼鏡を持っていった時の紙とレンズの距離が、その虫眼鏡の焦点距離になる。

カメラのレンズも同じように焦点を集めることができるけど、実はカメラのレンズは何枚ものレンズから構成されていて、レンズの中心を知るのは難しい。

でも、焦点距離が短いってことは、紙との距離が近い時に焦点が集まり、長いってことは紙との距離も長くなるってことはわかるよね。





さて、その焦点距離だけど、古くから普及しているフィルムカメラのフィルムの大きさを基準にしている。
前回のレッスンでやったけど、広く知られているフィルムは1コマの横の長さが35mmあることから35mm版カメラと呼ばれている。

んで、この35mmのフィルムにレンズを通ってきた映像が焼き付けられるってワケ。

で、前回やったけど、デジタルカメラではこのフィルムの代わりにCCDとかCMOSとか呼ばれる光を電気信号に変える部品が入っていて、このCCD(CMOS)で画像を記録する。

ところが、この画像を記録するCCD(CMOS)のサイズが各社マチマチなのだ。
なので、焦点距離の話をする時に混乱が生ずる。
だからわからないのよね。



まず知っていて欲しいのが、フルサイズと呼ばれるデジイチ以外のデジタルカメラのほとんどがフィルムサイズよりも小さなCCD(CMOS)を使用している。

ここで想像してほしいけど、もし、フィルム部分がCCD(CMOS)だったらどうなるか?

CCD(CMOS)の方が小さいんだから、フィルムの中央にポツンとCCD(CMOS)がくるハズ。
なので、フィルムに写っている画像よりもデジタルカメラで撮影した画像の方が映っている範囲が狭くなるってこと。

これ、かなり大切なので、よ~く覚えておくように。

このことがわかればあとは簡単。

では、私の持っているデジイチで画角の比較をしてみよう。
前回書いたけど、私が持っているデジイチ(D200)はAPS-CサイズのCCDを使っている。
これは、当然フィルムよりも小さいよね。
まあ、貧乏なのでフルサイズが買えないと思ってちょうだい。

んで、説明書などによると、どのくらい小さくなるかというと、フィルム(35mm版)の1.5倍といわれている。(キャノンのAPS-Cサイズは1.6倍)

「小さくなるのに1.5倍ってなに言っとんじゃい!」

って言わないで。
これは焦点距離が1.5倍になるってこと。つまり見ている範囲(画角)狭くなるってことなのよ。

じゃ、実際に見てみよう!


これからの写真は全て自分のデスクからカメラを三脚に固定して、レンズだけを変えて撮ってるよ。


まずは、焦点距離18mmのレンズで撮影。

はい、ここでストップ。
焦点距離が18mmのレンズだけど、APS-CのCCDを使っているので1.5倍。
つまり、フィルムカメラ(35mm版)に換算すると27mmのレンズで見ているのと一緒になってるよ。




続いて35mm(フィルム換算だと52.5mmね)




70mm(フィルム換算だと105mm)




200mm(フィルム換算だと300mm)




300mm(フィルム換算だと450mm)




ね。
簡単でしょ?

つまり、焦点距離が短いレンズほど広い範囲が写って、焦点距離が長いレンズほど狭い範囲(遠くのものを大きく)写すことができるってこと。

この焦点距離の短いレンズのことをワイドレンズ(広角レンズ)、中くらいのレンズのことを標準レンズ、長いレンズのことを望遠レンズという。

んじゃ、なにを基準にしたらいいかというと、やっぱりフィルム(35mm版)なのよ。
フィルムカメラで50mmレンズを付けた時の画角が人間の視野に近いらしく、この焦点距離のレンズを標準レンズとして、それよりも短ければ広角、長ければ望遠というのだ。
なので、APS-Cの場合は約35mmくらいの焦点距離がフィルム換算(35mm版)で50mmくらいになるので、一般的なデジイチの標準レンズは35mm前後になるってこと。
ここでややこしいのが、フィルム(35mm版)換算の「35mm」ってのはフィルムサイズのことで、焦点距離の35mmとは区別してね。


これでなんとなくわかったと思うけど、時間のある人は自分のカメラ(もちろんコンデジもで可)の説明書を見てみよう。
必ずレンズの焦点距離が書いてある。
そして、必ず「フィルム換算値」とか「35mm版換算値」ってのが書いてあるけど、重要なのはその数値。
だって、コンデジのレンズはとても小さいので6mmとか8mmくらいの焦点距離だもの。
でも、その小さい数字は広角なレンズってことじゃない!
なぜなら今まで話してきた「焦点距離」は始めに書いたようにフィルムを基準にしているから。
コンデジはデジイチよりもはるかに小さいCCD(CMOS)を使用しているのだ。
なので、ホントの画角を知りたければ35mm版換算値をみなくっちゃ。
で、その数値は35mm版換算なんだから、上の写真たちとも比較することができるようになるってワケ。
自分のカメラの焦点距離が35mm版換算値で28~105mmとかって書いてあれば、上の焦点距離での写真と同じ画角になるのだ!

んで、残念なことにコンデジの多くはワイドに向いてないってことがわかっちゃうのよ。
ワイドって言われているコンデジの焦点距離は短くても(35mm版換算で)28mm。
これはあまりワイドとは言えないね。

だって、雑誌なんかに載せているようなワイド写真は15mmとか16mm(フィッシュアイ)という超ワイドレンズを使っているから。

私が持っているデジイチ用の10.5mmフィッシュアイレンズで撮ったのがコレ。
周囲をゆがめることでほぼ真横まで写ってしまうのだ。
全然違うでしょ?



ちなみに、35mm換算では約16mmの画角になってるよ。





では、最後におさらい。




ワイドレンズとは・・・

焦点距離(35mm版換算値)が短いレンズのことで、概ね28mm以下のレンズ。
短ければ短いほど広い範囲を写しこめる。




標準レンズとは・・・

焦点距離(35mm版換算値)が50mm前後のレンズのこと。




望遠レンズとは・・・

焦点距離(35mm版換算値)が長いレンズのことで、概ね100mm以上のレンズ。
ちなみに、300mm以上のレンズを超望遠レンズとも言ったりする。



そして、便利なのがズームレンズ。
これはわかると思うけど、焦点距離を変えことができるレンズのこと。
たとえば、18-200mmとかね。
実は、上の写真、レンズを変えて撮ったと書いたけど、前半の4カットは同じレンズで焦点距離を変えて撮ってたのだ。





んじゃ、「マクロレンズってナニ?」って思う人、その話はまた今度。


今日も長々と書いてしまった・・・


興味のある人だけついてきてね。
難しいと思う人は無視しちゃってちょうだい。


無視してもいいので、潜りにきてね。


こんにちは

2008年06月23日 | Gallery H
え~っと、今日はみなさんにお知らせしたいことがあります。

この前、転校していったナカモトくんですが、今日からまたみんなと一緒に遊べることになりました。
引越ししたけど、そんなに遠くないのでいつでも会いにいけます。





みんな、いじめないで仲良くしてやってください。

よくがんばった!

2008年06月21日 | まどか
どうも。

今日は粟国遠征と到着ビーチダイビング。

どちらも大切なお客様。

妥協をせずに、どっちも満足させてあげたいところだが・・・


私は粟国遠征、常連4名様担当。
水面は波の影響でバシャバシャ。
とにかく、EN/EXにケガのないようにヒヤヒヤしつつ・・・

特等席でギンガメが見れた。


そして、さらにヒヤヒヤなのが櫻井さん。
以前からピグミーのリクエストをもらっていたけど、なかなか都合がつかずに今まで見れていないゲスト。
こちらも自分で担当したいところだったが、さすがにムリ。(当たり前)
前回のガイドデビューは知っているゲストだったけど、今回は初顔合わせ。
しかも私は粟国行き。
ホントに心配だったが、何事もなくしっかりとピグミーを見せてくれたようだ。


今日はよくやった。

・・・のではなかろうか。

と、思う。


でも、まあ、散々ビーチに連れまわしたから、ウチのスタッフとしてはこのくらいはやってもらわないとな。
ゲストもよろこんでいたのがウレシイじゃないか!


今回で少しは自信がついただろう。


この調子で、2名体制が定着するのが理想。

あとはゲストを待つのみだ。


写真は過去に撮ったピグミーだが、今日櫻井さんがゲストに見せたのと同じ場所なので、コイツをみたのかもしれない。